ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編

聖書日課 詩編150編

聖書日課 詩編150編(新共同訳 旧約p.989) 〈ハレルヤ詩編〉の最後の詩である第150編は、全ての生きとし生けるものに向かって、「神を賛美せよ」「主を賛美せよ」と何度も繰り返し呼びかける詩である。それは150編に及ぶ詩編を締め括る詩として相応しいもので…

聖書日課 詩編149編

聖書日課 詩編149編(新共同訳 旧約p.989) 第149編は、主への「賛美」を呼びかけるハレルヤ詩編の第4弾である。ここでは主なる神への「賛美」が「喜び」だけでなく「踊り」によって表されているところに特徴がある。 「ハレルヤ。新しい歌を主に向かって歌え…

聖書日課 詩編148編

聖書日課 詩編148編(新共同訳 旧約pp.988-989) 第148編は、天上のものも、地上のものも、動物も、人間も、「地上の王」も、民も、皆「主を賛美せよ」と繰り返し呼びかける詩である。 「ハレルヤ。天において主を賛美せよ。高い天で主を賛美せよ。御使いらよ…

聖書日課 詩編147編

聖書日課 詩編147編(新共同訳 旧約pp.987-988) 第147編は、主をほめたたえることの喜びを歌っている詩である。そして、主がどのような方であり、いかに「賛美」に相応しい方であるかが描かれ、示されている。全体をじっくり読み味わいつつ、主なる神のイメー…

聖書日課 詩編146編

聖書日課 詩編146編(新共同訳 旧約pp.986-987) 詩編の最後の5編(146~150篇)は、「ハレルヤ」で始まって「ハレルヤ」で終わる。そのため〈ハレルヤ詩編〉と呼ばれている。「ハレルヤ」は「主を賛美せよ」という意味だが、150編にもわたる詩編が、主なる神へ…

聖書日課 詩編145編

聖書日課 詩編145編(新共同訳 旧約pp.985-986) 第145編は、私が下手な説明を加えるよりも、心に染み入るまで、何度も読み、味わい、覚えていただいた方が良いだろう。御言葉をどんどん読み進めるのも良いが、一節一節をじっくりと、聖霊の導きと教示をいただ…

聖書日課 詩編144編

聖書日課 詩編144編(新共同訳 旧約pp.984-985) 第144編は、「異邦人」に取り囲まれ、「欺き」と中傷の言葉を浴びせられて苦しむ詩人が、「逃れ場」である主なる神に向かって祈る詩である。 「【ダビデの詩。】主をたたえよ、わたしの岩を/わたしの手に闘う…

聖書日課 詩編143編

聖書日課 詩編143編(新共同訳 旧約pp.983-984) 第143編は、悔い改めの詩編の1つで、パウロ的な詩編であると言われている。それは、次のように記されているからだろう。 「【賛歌。ダビデの詩。】主よ、わたしの祈りをお聞きください。嘆き祈る声に耳を傾けて…

聖書日課 詩編142編

聖書日課 詩編142編(新共同訳 旧約pp.982-983) 表題によると、第142編は、「ダビデ」がサウル王の手を逃れて「洞穴」の中に隠れていた時の祈りである。 「【マスキール。ダビデの詩。ダビデが洞穴にいたとき。祈り。】声をあげ、主に向かって叫び/声をあげ…

聖書日課 詩編141編

聖書日課 詩編141編(新共同訳 旧約pp.981-982) この時詩人は、「悪を行う者」に囲まれて、悪の道へと誘惑されていた。その誘いは余りにも強烈で、今にも罪に陥ってしまいそうなくらい激しいものだった。 「【賛歌。ダビデの詩。】主よ、わたしはあなたを呼び…

聖書日課 詩編140編

聖書日課 詩編140編(新共同訳 旧約pp.980-981) 第140編は、悪者の存在に苦しめられる信仰者の嘆きの詩である。 「【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。】主よ、さいなむ者からわたしを助け出し/不法の者から救い出してください。彼らは心に悪事を謀り/絶…

聖書日課 詩編139編

聖書日課 詩編139編(新共同訳 旧約pp.979-980) 第139編は、主なる神の遍在、全知・全能、そして創造の御業をテーマにした素晴らしい詩である。主なる神の偏在や全知・全能といった神学的なテーマが、詩人の実体験に基づく地に着いた言葉で言い表されている。…

聖書日課 詩編138編

聖書日課 詩編138編(新共同訳 旧約pp.978-979) 第138編は、祈りを聞き届けられた者の「感謝」の歌であり、一説には、バビロン捕囚からの解放がその背景にあると言われている。 「【ダビデの詩。】わたしは心を尽くして感謝し/神の御前でほめ歌をうたいます…

聖書日課 詩編137編

聖書日課 詩編137編(新共同訳 旧約pp.977-978) 第137編は、罪のために国が滅ぼされ、「捕囚」として「バビロン」に連れ去られて行った人々が、異教の地で歌った悲しみの詩である。 「バビロンの流れのほとりに座り/シオンを思って、わたしたちは泣いた。竪…

聖書日課 詩編136編

聖書日課 詩編136編(新共同訳 旧約pp.976-977) 第136編は、主なる神に「感謝せよ」と呼びかけ、「慈しみはとこしえに」と応える形が繰り返される詩で、〈大ハレル〉と呼ばれている。 「恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。神の中の神に感謝せよ。慈…

聖書日課 詩編135編

聖書日課 詩編135編(新共同訳 旧約pp.975-976) 第135編は、イスラエルを世界の祝福の基とするために選ばれた主なる神をほめたたえ、その偉大な力を賛美する詩である。 「主はヤコブを御自分のために選び/イスラエルを御自分の宝とされた。わたしは確かに知…

聖書日課 詩編134編

聖書日課 詩編134編(新共同訳 旧約p.975) 第134編は「都に上る歌」の最後の詩である。一説によると、エルサレムに詣でた巡礼団が帰途につく際、主への礼拝と賛美を呼びかけ、それに答えて、祭司がその人々に祝福の応答をしている詩であると言われている。 「…

聖書日課 詩編133編

聖書日課 詩編133編(新共同訳 旧約p.975) 第133編は人々の一致を詠った美しい詩である。 「【都に上る歌。ダビデの詩。】見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。かぐわしい油が頭に注がれ、ひげに滴り/衣の襟に垂れるアロンのひげに…

聖書日課 詩編132編

聖書日課 詩編132編(新共同訳 旧約pp.973-974) 第132編は、ダビデが主なる神の住まいである神殿を建てたいと願い求めたことが背景となっている。 「【都に上る歌。】主よ、御心に留めてください/ダビデがいかに謙虚にふるまったかを。彼は主に誓い/ヤコブ…

聖書日課 詩編131編

聖書日課 詩編131編(新共同訳 旧約p.973) 驕り高ぶりは、いつの時代も人の人生を狂わせる大きな原因である。それは自分の力を過大評価するところから生まれる過ちであり罪である。一方、人間には未来に向かっての志や夢が大切で、それがなければ、目先の楽し…

聖書日課 詩編130編

聖書日課 詩編130編(新共同訳 旧約p.973) 詩人はこの時、罪の故に裁かれ、「深い淵の底」に陥っていた(1節)。そして、そこから主の「赦し」と「贖い」を待ち望んでいた。 「【都に上る歌。】深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。主よ、この声を聞き取っ…

聖書日課 詩編129編

聖書日課 詩編129編(新共同訳 旧約p.972) 第129編は、バビロン捕囚期後の作品であろうと言われている。 「【都に上る歌。】イスラエルは言うがよい。『わたしが若いときから/彼らはわたしを苦しめ続けたが/わたしが若いときから/彼らはわたしを苦しめ続け…

聖書日課 詩編128編

聖書日課 詩編128編(新共同訳 旧約p.972) 正当な労働の報酬を得、幸福な家庭に暮らす。人間の幸福は、突き詰めれば、こういう平凡なところにあるのではないか。聖書はこれを、「主を畏れる者」に与えられる主なる神の「祝福」であると言っている。 「【都に…

聖書日課 詩編127編

聖書日課 詩編127編(新共同訳 旧約pp.971-972) 或る神学者は、第127編はバビロン捕囚を背景として詠われた詩ではないかと言っている。 「【都に上る歌。ソロモンの詩。】主御自身が建ててくださるのでなければ/家を建てる人の労苦はむなしい。主御自身が守…

聖書日課 詩編126編

聖書日課 詩編126編(新共同訳 旧約p.971) バビロンから、イスラエルの人々が再びエルサレムに帰って来る! …それは、殆ど夢を見るかのような出来事であったに違いない。 「【都に上る歌。】主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて/わたしたちは夢を見て…

聖書日課 詩編125編

聖書日課 詩編125編(新共同訳 旧約pp.970-971) 主なる神への信仰は、私達を雄大な「山々」のように「揺らぐこと」のない者とさせる。それは、「エルサレム」が「山々」に囲まれた堅固な都であるように、主が「御自分の民を囲んでいてくださる」からである。 …

聖書日課 詩編124編

聖書日課 詩編124編(新共同訳 旧約p.970) かつて詩人は、敵が「仕掛け」た罠にはまり、危うく「敵の餌食」にされるような目に遭った。しかし、危機一髪のところで、「網は破られ」、「逃れ出」ることが出来た。それは主が彼の「味方」となって下さったからで…

聖書日課 詩編123編

聖書日課 詩編123編(新共同訳 旧約pp.969-970) 「都に上る歌」の4番目となる第123編は、短いながらも、緊迫した状況における信仰者の姿を見事に描き出している。 「わたしたちを憐れんでください。主よ、わたしたちを憐れんでください。わたしたちはあまりに…

聖書日課 詩編122編

聖書日課 詩編122編(新共同訳 旧約p.969) 3番目の「都に上る歌」である122編には、遂に巡礼の旅の目的地である都「エルサレム」に到着した詩人の喜びが歌われている。 「【都に上る歌。ダビデの詩。】主の家に行こう、と人々が言ったとき/わたしはうれしか…

聖書日課 詩編121編

聖書日課 詩編121編(新共同訳 旧約pp.968-969) 或る神学者が、この第121編について、聖書の中には解説しない方がいい箇所があるが、この詩はその一つであると書いていた。この詩は、本文そのものが全てを語り尽くしているというのである。だから、今日は、こ…