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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編136編

聖書日課 詩編136編(新共同訳 旧約pp.976-977)

 第136編は、主なる神に「感謝せよ」と呼びかけ、「慈しみはとこしえに」と応える形が繰り返される詩で、〈大ハレル〉と呼ばれている。

「恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。神の中の神に感謝せよ。慈しみはとこしえに。主の中の主に感謝せよ。慈しみはとこしえに」(1~3節)。

 主なる神の御性質と、歴史の中で行われた主なる神の御業の一つ一つを取り上げながら、「感謝」を積み重ねていく…。このように、主なる神が私達にして下さった恵みの御業の一つ一つを覚えて「感謝」を献げることは、私達の信仰がいつも新鮮さと活気に満ちたものとして保たれるためにとても大切である。

 私達の祈りが、主なる神へのお願いのリストのようになっていることはないだろうか。勿論、主に願うことは悪いことではない。私達は、大いに、大胆に、主なる神に願い求めてよい。

 しかし、祈りは主なる神への単なるリクエストタイムではない。それは主なる神との交わりである。主の御声を聞いて慰められ、励まされ、戒められ、清められ、強められ、新しい知恵と導きをいただく。そして、私達は主をほめたたえ、「感謝」と賛美を献げる。祈りとは、そういう主なる神との深く親しいコミュニケーションである。

「慈しみはとこしえに」と繰り返されている。別の訳では「その恵みはとこしえまで」と記されている。更に「その愛は永遠に」と訳すことも出来る。「慈しみ」「恵み」「愛」「とこしえに」与えられるということは、取りも直さず、今、ここで、既に主なる神の「慈しみ」「恵み」「愛」が注がれているということでもある。

 そして、主なる神への「感謝」は、今ここで注がれている主なる神の「慈しみ」「恵み」「愛」を覚えさせ、私達の心に、新たな喜びと賛美を湧き上がらせてくれる。

「天にいます神に感謝せよ。慈しみはとこしえに」(26節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日も大きなあなたの愛に包まれ、御前にあること、祈りを献げられることを心から感謝致します。

 主よ、私達は、誰も卑しめられること、苦しむことを望みはしません。しかし、卑しめられることも苦しむことも知らなかった時、私は何と高慢で、あなたを尊ぶこともせず、自分の思いを第一とした生き方をしていたことでしょう。

 確かに苦しみは、自分という閉じた世界を打ち破る力でした。そして、そこからあなたは私に命を注ぎ、生かし、満たして下さいました。あなたは私を握って下さいました。

 主よ、どうか私達の目を開き、あなたの「慈しみ」「恵み」「愛」を覚え、あなたに「感謝」と賛美を献げる者として下さい。私達が自己憐憫に陥りそうになる時、私達の罪のために十字架の苦しみと辱めを受けて、陰府にまで落ちられたあなたの御子イエス・キリスト、死を打ち破って復活なさった御子イエス・キリストを見上げることが出来ますよう助けて下さい。

 痛みと苦しみの中にあるお一人お一人を支え、命を注いで生かして下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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