聖書日課 ルツ記
聖書日課 ルツ記4章(新共同訳 旧約pp.426-427) ボアズは、ルツとの結婚を決意すると、その日のうちに、結婚を公に認めてもらうために「町の門」に上って行った。実は、エリメレク一家の「家を絶やさぬ責任のある人間」には、ボアズ以上により近い親類がいた(…
聖書日課 ルツ記3章(新共同訳 旧約pp.424-426) ナオミは、ずっとルツが「幸せになる」ことを願っていた。そして、ルツとボアズの出会いが、ナオミに幸せな未来のヴィジョンを思い描かせるきっかけを与えた。そのヴィジョンとは、ルツとボアズの結婚である。 …
聖書日課 ルツ記2章(新共同訳 旧約pp.422-424) 『落ち穂拾い』というミレーの有名な絵画がある。これは律法の教えに基づくイスラエルの慣行で、収穫の際に落ちた穂や畑に置き忘れた束は、やもめや身寄りのない子供や外国人など、貧しい人々のためのものとし…
聖書日課 ルツ記1章(新共同訳 旧約pp.421-422) 「ルツ記が好き」というキリスト者は多い。それもそのはず、ルツ記は、ハッピー・エンドの物語であり、しかも、純粋で、謙遜で、確かな信仰者の物語でもある。だから、読み終わると清々しい気分になれる。 前書…