正当な労働の報酬を得、幸福な家庭に暮らす。人間の幸福は、突き詰めれば、こういう平凡なところにあるのではないか。聖書はこれを、「主を畏れる者」に与えられる主なる神の「祝福」であると言っている。
「【都に上る歌。】いかに幸いなことか/主を畏れ、主の道に歩む人よ。あなたの手が労して得たものはすべて/あなたの食べ物となる。あなたはいかに幸いなことか/いかに恵まれていることか。妻は家の奥にいて、豊かな房をつけるぶどうの木。食卓を囲む子らは、オリーブの若木。見よ、主を畏れる人はこのように祝福される。シオンから/主があなたを祝福してくださるように。命のある限りエルサレムの繁栄を見/多くの子や孫を見るように。イスラエルに平和」(1~6節)。
しかし、私達の社会では、額に汗して働くことよりも楽をして儲けることがもてはやされ、平凡な家庭生活よりも刺激と興奮に満ちた生活が幸せであるかのように言われることが、何と多いことだろう。その結果、私達の社会は、堕落と退廃、失望と狂気が蔓延する社会となってしまったように思う。
どんなに科学が進歩しても、どんなに経済が繁栄しても、そのような問題を解決する糸口すら見出すことは出来ない。それは、聖書が何千年も前から教えているように、私達が「主を畏れ、主の道に歩む」ことから外れてしまったことに原因がある。
真の幸福と祝福への道はただ一つ、「主を畏れる」ことにある。
「見よ、主を畏れる人はこのように祝福される」。
西原新生バプテスト教会
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