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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編121編

聖書日課 詩編121編(新共同訳 旧約pp.968-969)

 或る神学者が、この第121編について、聖書の中には解説しない方がいい箇所があるが、この詩はその一つであると書いていた。この詩は、本文そのものが全てを語り尽くしているというのである。だから、今日は、この詩そのものを、じっくりと、繰り返し、読み味わっていただきたいと思う。

「【都に上る歌。】目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。どうか、主があなたを助けて/足がよろめかないようにし/まどろむことなく見守ってくださるように。見よ、イスラエルを見守る方は/まどろむことなく、眠ることもない。主はあなたを見守る方/あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。昼、太陽はあなたを撃つことがなく/夜、月もあなたを撃つことがない。主がすべての災いを遠ざけて/あなたを見守り/あなたの魂を見守ってくださるように。あなたの出で立つのも帰るのも/主が見守ってくださるように。今も、そしてとこしえに」(1~8節)。

「私の助けはどこから来るのか」という問いかけに、詩人は自ら答えて言った。

「わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから」

 これは、是非心に刻みたい大事な信仰告白である。そして、3節以降では、傍でこの告白を聞いていたもう一人の人物が、主の守りを祈り、信仰による励ましの言葉をかけている。

「どうか、主があなたを助けて/足がよろめかないようにし/まどろむことなく見守ってくださるように」

 こうして、互いに信仰を告白し、励まし合いながら、信仰者は主の御住まいのある都に向かってまっすぐに上って行った。このように、第121編には、主を信じる者が、共に励まし支え合いながら生きる姿が描かれている。

 私達は決して独りではない。主にある仲間があなたにも与えられている。そして、誰よりも何よりも、主があなたと共にいて下さる。

「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタイによる福音書28章20節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの憐れみと慈しみの中、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、あなたこそ私の「助け」、あなたは「天地を造られた」方です。「天地を造られた」あなたが私の「助け」、私を「見守る方」であるというこの事実を、私はどのように受けとめたら良いのでしょう。

 あなたのスケールの大きさと、その愛の細やかさに、私は言葉を失い、あなたの御前にひれ伏します。

 主よ、どうか憐れんで下さい。憐れみ続けて下さい。

 主よ、今日も尊いあなたの子供達を慈しみ、守って下さい。人生の痛みと苦しみの只中にある方々の傍にいて、助けて下さい。支えて下さい。癒して下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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