ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書

聖書日課 エレミヤ書52章

聖書日課 エレミヤ書52章(新共同訳 旧約pp.1280-1282) エレミヤ書の最終章には、まず「エルサレムの陥落と捕囚」の出来事が記されている(1~30節)。その中で、ユダ王国最後の王となったゼデキヤについて、「彼は…、主の目に悪とされることをことごとく行った…

聖書日課 エレミヤ書51章

聖書日課 エレミヤ書51章(新共同訳 旧約pp.1275-1280) 前章に続いて、51章にも「バビロン」滅亡に関する預言が記されている。 「主はこう言われる。『わたしはバビロンに対し/レブ・カマイ(カルデア)の住民に向かって/滅びの風を巻き起こす。わたしはバビ…

聖書日課 エレミヤ書50章

聖書日課 エレミヤ書50章(新共同訳 旧約pp.1270-1275) 46章から続いていた諸国民に対する審判の預言の最後は、諸国民を滅ぼす器として用いられた「バビロン」自身に対する審判の預言となっている(50~51章)。 「バビロンに向かって。カルデア人の国に向かっ…

聖書日課 エレミヤ書49章

聖書日課 エレミヤ書49章(新共同訳 旧約pp.1266-1270) 本章では、「アンモン」、「エドム」、「ダマスコ」、「ケダル」、「ハツォル」、そして「エラム」に対する審判が預言されている。彼らは皆、イスラエルの周辺に位置する民族だったが、イスラエルと共に…

聖書日課 エレミヤ書48章

聖書日課 エレミヤ書48章(新共同訳 旧約pp.1263-1266) 本章には、「モアブ」に対する審判の預言が記されている。かなり長い章となっているが、それは、モアブが古くからイスラエルと関わりがあり、イスラエルの隣国であったからかも知れない。 「モアブに向…

聖書日課 エレミヤ書47章

聖書日課 エレミヤ書47章(新共同訳 旧約pp.1262-1263) 46章はエジプトの滅亡についての預言だったが、本章はそれに続いて「ペリシテ人」の滅亡が語られている。 「預言者エレミヤに臨んだ主の言葉。ファラオがガザを撃つ前にペリシテ人に向かって。主はこう…

聖書日課 エレミヤ書43章

聖書日課 エレミヤ書43章(新共同訳 旧約pp.1256-1257) 先に、「カレアの子ヨハナン」とその仲間は、エレミヤにこう願った。 「どうか、我々のため、またこの残った人々のために、あなたの神である主に祈ってください。あなたの神である主に求めて、我々に歩…

聖書日課 エレミヤ書42章

聖書日課 エレミヤ書42章(新共同訳 旧約pp.1255-1256) ユダの総督ゲダルヤを暗殺したイシュマエルは、国外に逃亡した。残された人々は、バビロンの王が立てた総督が殺されてしまったことで、バビロンの報復を恐れ、エジプトに向おうとしていた。その時、エレ…

聖書日課 エレミヤ書41章

聖書日課 エレミヤ書41章(新共同訳 旧約pp.1253-1255) 本章には、エルサレム陥落後の混乱の中で起こった出来事が記されている。 「ところが七月に、王族の一人で、王の高官でもあった、エリシャマの孫でネタンヤの子であるイシュマエルが、十人の部下を率い…

聖書日課 エレミヤ書40章

聖書日課 エレミヤ書40章(新共同訳 旧約pp.1252-1253) 本章には、エルサレムを滅ぼした敵国バビロンの「親衛隊の長」の驚くべき言葉が記されている。 「親衛隊の長はエレミヤを連れて来させて言った。『主なるあなたの神は、この場所にこの災いをくだすと告…

聖書日課 エレミヤ書39章

聖書日課 エレミヤ書39章(新共同訳 旧約pp.1251-1252) 遂にこの日がやって来た。神の民として立てられていたユダ王国の都「エルサレム」が、バビロン軍によって占領される日が来た。 「カルデア人は、王宮と民家に火を放って焼き払い、エルサレムの城壁を取…

聖書日課 エレミヤ書38章

聖書日課 エレミヤ書38章(新共同訳 旧約pp.1249-1251) 本章でゼデキヤ王は、これが一国の王の言葉なのかと疑ってしまうほど弱気の発言をしている。しかし、ここにゼデキヤ王という人物の本質が現れているように思う。 「ゼデキヤ王はエレミヤに言った。『わ…

聖書日課 エレミヤ書46章

聖書日課 エレミヤ書46章(新共同訳 旧約pp.1260-1262) 46章以降は、諸国民に対する主なる神の預言が記されている。本章では、特に「エジプト」に対する預言と、エジプトに望みをかけていたユダの人々への預言が記されている。 「預言者エレミヤに臨んだ諸国…

聖書日課 エレミヤ書37章

聖書日課 エレミヤ書37章(新共同訳 旧約pp.1247-1248) ユダの王ゼデキヤは、預言者エレミヤに使者を送り、「どうか、我々のために、我々の神、主に祈ってほしい」と願い出た。 「ゼデキヤ王は、シェレムヤの子ユカルと祭司であるマアセヤの子ツェファンヤと…

聖書日課 エレミヤ書36章

聖書日課 エレミヤ書36章(新共同訳 旧約pp.1245-1247) 「ユダの王」ヨヤキムは、「赤々と燃え」る「暖炉の火」の中に、主の御言葉が書かれた「巻物」を「切り裂いて」は「燃やし」た。 「王は宮殿の冬の家にいた。時は九月で暖炉の火は王の前で赤々と燃えて…

聖書日課 エレミヤ書44章

聖書日課 エレミヤ書44章(新共同訳 旧約pp.1257-1259) エルサレム崩壊後、都に留まらずに「エジプト」に下って行ったユダの人々に向けて、預言者エレミヤが主の言葉を語った。 「そこで今、イスラエルの神、万軍の神である主はこう言われる。なぜ、お前たち…

聖書日課 エレミヤ書45章

聖書日課 エレミヤ書45章(新共同訳 旧約pp.1259-1260) 「バルク」は、「預言者エレミヤ」の弟子で、エレミヤの語る預言の筆記者だった。しかし、彼は単に筆記者である以上に、師であるエレミヤの「苦しみ」を共に担って歩んだエレミヤの愛弟子だった。エレミ…

聖書日課 エレミヤ書35章

聖書日課 エレミヤ書35章(新共同訳 旧約pp.1244-1245) 或る時、エレミヤは、主なる神の命令によって、「レカブ人」を「神殿の一室」に呼び出して「ぶどう酒を飲」むよう勧めた(5節)。それは、レカブ人が「父祖」の命令に忠実に従って、決してぶどう酒を飲ま…

聖書日課 エレミヤ書34章

聖書日課 エレミヤ書34章(新共同訳 旧約pp.1242-1243) エルサレムがバビロン軍によって包囲された時、「ユダの王ゼデキヤ」は、自分達が主なる神の教えに聞き従わないでいたことを認め、「奴隷の解放を宣言した」(8節)。それは、「だれでも、同胞であるヘブ…

聖書日課 エレミヤ書33章

聖書日課 エレミヤ書33章(新共同訳 旧約pp.1240-1242) 獄舎での長期に渡る拘留。いつ解放されるのか、生きて外に出られるのかも分からない日々。エレミヤの心は大きく揺れ動いていた。 その時、主なる神の言葉が再びエレミヤに臨んだ。 「主の言葉が再びエレ…

聖書日課 エレミヤ書32章

聖書日課 エレミヤ書32章(新共同訳 旧約pp.1237-1240) 「バビロンの王の軍隊がエルサレムを包囲し」た時、エレミヤは「ユダの王の宮殿にある獄舎に拘留されていた」(2節)。そこにエレミヤの従兄弟がやって来て、「アナトトにあるわたしの畑を買い取ってくだ…

聖書日課 エレミヤ書31章

聖書日課 エレミヤ書31章(新共同訳 旧約pp.1234-1237) 本章は「新しい契約」というタイトルの長い章であるが、その中にキリスト者にとってはよく聞き慣れた御言葉がある。 「主はこう言われる。ラマで声が聞こえる/苦悩に満ちて嘆き、泣く声が。ラケルが息…

聖書日課 エレミヤ書30章

聖書日課 エレミヤ書30章(新共同訳 旧約pp.1232-1234) 以前にも書いたように、エレミヤの預言には二つの面がある。一つは、ユダ王国の滅びであり、もう一つは、神の民「イスラエル」の「回復」である。その預言の通り、ユダとその都エルサレムは、紀元前586…

聖書日課 エレミヤ書29章

聖書日課 エレミヤ書29章(新共同訳 旧約pp.1229-1232) バビロンに捕囚されて行った人々に、預言者エレミヤが手紙を送った。その中に主なる神からのメッセージが記されていた。 「主はこう言われる。バビロンに七十年の時が満ちたなら、わたしはあなたたちを…

聖書日課 エレミヤ書28章

聖書日課 エレミヤ書28章(新共同訳 旧約pp.1228-1229) ハナンヤという預言者が現れて言った。 「イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。わたしはバビロンの王の軛を打ち砕く。二年のうちに、わたしはバビロンの王ネブカドネツァルがこの場所から奪って行…

聖書日課 エレミヤ書26章

聖書日課 エレミヤ書26章(新共同訳 旧約pp.1225-1227) 預言者は、主なる神から言葉を預かり、それを人々に伝える使命を授かった人である。イスラエルの歴史の中には多くの預言者が登場するが、エレミヤの時代にも沢山の預言者がいたようである。尤も、その中…

聖書日課 エレミヤ書25章

聖書日課 エレミヤ書25章(新共同訳 旧約pp.1223-1225) 本章には、バビロンの王ネブカドレツァルによるユダ王国滅亡の預言が記されている。「お前たちがわたしの声に聞き従わなかったので…ことごとく滅ぼし尽くさせる」と、滅亡の理由はユダの人々の罪であっ…

聖書日課 エレミヤ書24章

聖書日課 エレミヤ書24章(新共同訳 旧約pp.1222-1223) 24章には不思議なことが記されている。主なる神は、バビロンに捕え移されていった人々に「目を留めて恵みを与え」、彼らをエルサレムに連れ戻すと言われる一方で、エルサレムに残った人々は、この「土地…

聖書日課 エレミヤ書23章

聖書日課 エレミヤ書23章(新共同訳 旧約pp.1218-1222) エレミヤの預言には、明らかに二つの面がある。一つは神の民ユダの滅びである。彼らは、長い間の罪のために、滅亡の日が近づいていた。 そのような時代には、多くの偽「預言者」が登場した。彼らは、神…

聖書日課 エレミヤ書22章

聖書日課 エレミヤ書22章(新共同訳 旧約pp.1216-1218) エレミヤ書22章は、「ユダの王」に対する主なる神の言葉である。そこでは、一国の王であるというのに、誰一人その「死」を「悼む者はな」く、都「エルサレム」から「引きずり出されて投げ捨てられ」、「…