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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編138編

聖書日課 詩編138編(新共同訳 旧約pp.978-979)

 第138編は、祈りを聞き届けられた者の「感謝」の歌であり、一説には、バビロン捕囚からの解放がその背景にあると言われている。

「【ダビデの詩。】わたしは心を尽くして感謝し/神の御前でほめ歌をうたいます。聖なる神殿に向かってひれ伏し/あなたの慈しみとまことのゆえに/御名に感謝をささげます。その御名のすべてにまさって/あなたは仰せを大いなるものとされました。呼び求めるわたしに答え/あなたは魂に力を与え/解き放ってくださいました。地上の王は皆、あなたに感謝をささげます。あなたの口から出る仰せを彼らは聞きました。主の道について彼らは歌うでしょう/主の大いなる栄光を。主は高くいましても/低くされている者を見ておられます。遠くにいましても/傲慢な者を知っておられます。わたしが苦難の中を歩いているときにも/敵の怒りに遭っているときにも/わたしに命を得させてください。御手を遣わし、右の御手でお救いください。主はわたしのために/すべてを成し遂げてくださいます。主よ、あなたの慈しみが/とこしえにありますように。御手の業をどうか放さないでください」(1~8節)。

 詩人は、主なる神に「わたしは心を尽くして感謝し/神の御前でほめ歌をうたいます」と宣言する。何のために「感謝し」、何のために「ほめ歌をうた」うのだろうか?

 それは、何かを手に得るためとか、自分の願いを聞き入れてもらうためではない。既に主の御業は成し遂げられ、主はその約束通り彼らをバビロン捕囚から解放して、約束の地に帰らせて下さったからである。

 まさに、「主はわたしのために/すべてを成し遂げてくださいます」と言われている通りである。

 私達が献げる「感謝」と賛美は、主なる神を動かすためとか、主なる神に何とか願い聞き届けてもらうためにするのではない。主なる神がして下さったことへの応答として献げるものである。

 そのためには、主なる神が私達に何をして下さったのかが分かるようになる必要がある。御言葉と祈りと礼拝によって、主なる神の御業を知り、主なる神の愛を知り、主なる神の臨在を知ること、それが「感謝」と賛美が湧き上がる源である。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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