聖書日課 詩編148編(新共同訳 旧約pp.988-989)
第148編は、天上のものも、地上のものも、動物も、人間も、「地上の王」も、民も、皆「主を賛美せよ」と繰り返し呼びかける詩である。
「ハレルヤ。天において主を賛美せよ。高い天で主を賛美せよ。御使いらよ、こぞって主を賛美せよ。主の万軍よ、こぞって主を賛美せよ。日よ、月よ主を賛美せよ。輝く星よ主を賛美せよ。天の天よ/天の上にある水よ主を賛美せよ。主の御名を賛美せよ。主は命じられ、すべてのものは創造された。主はそれらを世々限りなく立て/越ええない掟を与えられた」(1~6節)。
1~6節は、天上のものへの呼びかけ、7~13節は、地上の者への呼びかけである。そして、最後の14節には、賛美の理由が述べられている。
「主は御自分の民の角を高く上げてくださる。それは主の慈しみに生きるすべての人の栄誉。主に近くある民、イスラエルの子らよ。ハレルヤ」(14節)。
主なる神は、罪によって滅んだイスラエルの民への約束を覚えておられ、彼らを再びシオンへと呼び集めて、国を再興して下さった。それは主なる神以外の誰一人として為すことの出来なかった奇蹟である。主なる神は約束を忠実に果たされる偉大な力と誠実さに満ちた方であることが明らかに示された。
それが主なる神への賛美の理由である。即ち、主なる神が人間の歴史に介入され、ご自分の偉大な力とその素晴らしいご性質を現される時、賛美が生まれる。
13節では「主の御名はひとり高く/威光は天地に満ちている」と言われているが、あなたの人生、あなたの心にも、主の「威光」が「満ちて」、主への賛美で溢れますように!
「地において主を賛美せよ。海に住む竜よ、深淵よ/火よ、雹よ、雪よ、霧よ/御言葉を成し遂げる嵐よ/山々よ、すべての丘よ/実を結ぶ木よ、杉の林よ/野の獣よ、すべての家畜よ/地を這うものよ、翼ある鳥よ/地上の王よ、諸国の民よ/君主よ、地上の支配者よ/若者よ、おとめよ/老人よ、幼子よ。主の御名を賛美せよ。主の御名はひとり高く/威光は天地に満ちている」(7~13節)。
西原新生バプテスト教会
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