ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 歴代誌下

聖書日課 歴代誌下36章

聖書日課 歴代誌下36章(新共同訳 旧約pp.721-722) いよいよ歴代誌の最後の章となった。前章までの2章には、ユダ王国末期の信仰の王ヨシヤについて記されていた。しかし、ヨシヤ王の悲劇の死の後、ユダ王国は一気に滅亡に向かって転げ落ちて行った。 「先祖の…

聖書日課 歴代誌下35章

聖書日課 歴代誌下35章(新共同訳 旧約pp.719-720) ヨシヤ王による宗教改革が進められる中、「ヨシヤ王の治世第十八年」の「第一の月の十四日」(1節、19節)、即ちヨシヤ王が26歳の時に、ユダとイスラエルの国を挙げての過越祭が挙行された。それは実に盛大な…

聖書日課 歴代誌下34章

聖書日課 歴代誌下34章(新共同訳 旧約pp.717-719) ユダ王国末期の名君ヨシヤ王は、「八歳」で王位を引き継いだ。「八歳」と言えば、右も左も分からないような子供である。しかし、ヨシヤは、「主の目にかなう正しいことを行い、父祖ダビデの道を歩み、右にも…

聖書日課 歴代誌下33章

聖書日課 歴代誌下33章(新共同訳 旧約pp.715-717) 「主の目に悪とされることを行った」マナセ王が名君ヒゼキヤの子であるとは、俄かには信じられない。しかも、マナセは何と「五十五年間」もユダを治めたのである! これは歴代の王の中でも最長である。 「マ…

聖書日課 歴代誌下32章

聖書日課 歴代誌下32章(新共同訳 旧約pp.713-715) 32章には、ヒゼキヤ王の治世半ばに訪れた3つの試練が記されている。 その一つが、アッシリアの攻撃である。 「ヒゼキヤがこれらの真実な事を行った後、アッシリアの王センナケリブが攻めて来た。彼はユダに…

聖書日課 歴代誌下31章

聖書日課 歴代誌下31章(新共同訳 旧約pp.712-713) ヒゼキヤ王による迅速かつ徹底した改革は、忽ち神の民の心を振るわせ、行動へと駆り立てた。彼らは、イスラエル中の「町々に出かけて」行って、偶像を「切り倒し」、「聖なる高台と祭壇を破壊し」、これらを…

聖書日課 歴代誌下30章

聖書日課 歴代誌下30章(新共同訳 旧約pp.710-711) ヒゼキヤ王の次の改革は、「イスラエルの神、主のために過越祭を行う」ことであった。それも神殿の修復と聖別を実行して間もない「第二の月」のことであった。しかも、3節の記述から察すると、本当は律法の…

聖書日課 歴代誌下29章

聖書日課 歴代誌下29章(新共同訳 旧約pp.708-710) ユダ王国の名君と言えば、ヒゼキヤ王、そしてヨシヤ王だろうか。歴代誌は、ヒゼキヤ王について29章から32章までの4章にわたって記している。 「ヒゼキヤは二十五歳で王となり、二十九年間エルサレムで王位に…

聖書日課 歴代誌下28章

聖書日課 歴代誌下28章(新共同訳 旧約pp.706-707) 信仰深いヨタム王の子であるアハズが、「主の目にかなう正しいことを行わ」ず、偶像礼拝の道を歩むようになってしまった(1~4節)。信仰は、親の影響も大事だが、最後はやはり一人一人の決断による。 アハズ…

聖書日課 歴代誌下27章

聖書日課 歴代誌下27章(新共同訳 旧約pp.705-706) ウジヤに代わって、その子ヨタムが王となった(26章23節)。「ヨタム」という名前は〈主は完全〉を意味する。彼は、その名に相応しく、「主の目にかなう正しいことをことごとく行った」。 「ヨタムは二十五歳…

聖書日課 歴代誌下26章

聖書日課 歴代誌下26章(新共同訳 旧約pp.704-705) 最初は良かったのに…。このところ、ユダの王は、〈前半の信仰〉と〈後半の堕落〉というパターンが続いている。 王という地位がそうさせてしまうのだろうか。人間は物事が順調に運ぶ中で、いかに高ぶり易い者…

聖書日課 歴代誌下25章

聖書日課 歴代誌下25章(新共同訳 旧約pp.702-704) 一応、形式だけは整って見えるけれども、心は伴っていない。嫌々ながら、仕方なくやっている。そういう信仰の状態というものがある。 「アマツヤは二十五歳で王となり、二十九年間エルサレムで王位にあった…

聖書日課 歴代誌下24章

聖書日課 歴代誌下24章(新共同訳 旧約pp.700-702) アタルヤによる恐怖政治が終わり、ユダ王国では、祭司ヨヤダの後見のもと、ダビデの子孫ヨアシュによる統治が始まった。 「ヨアシュは七歳で王となり、四十年間エルサレムで王位にあった。その母は名をツィ…

聖書日課 歴代誌下23章

聖書日課 歴代誌下23章(新共同訳 旧約pp.699-700) ユダ王国の暗黒時代が、ようやく終わろうとしていた。この「六年の間」、ユダ王国は「アハズヤの母アタルヤ」によって「支配」され、ダビデ王家は滅亡の危機に瀕していた(22章12節)。 しかし、主なる神は、…

聖書日課 歴代誌下22章

聖書日課 歴代誌下22章(新共同訳 旧約pp.698-699) ヨラムの息子たちは、「アラブ人と共に陣営に攻め込んできた部隊によって」「殺され」、「最年少の子アハズヤ」だけが残った(1節)。彼は王位を継ぐが、母アタルヤが「悪い勧めを与えたので」(3節)、彼も「ア…

聖書日課 歴代誌下21章

聖書日課 歴代誌下21章(新共同訳 旧約pp.697-698) ヨシャファトが死に、「その子ヨラムがヨシャファトに代わって王となった」(1節)。しかし、このヨラムの妻となったのが、北イスラエル王国の偶像礼拝者「アハブ」と「イゼベル」の娘「アタルヤ」だった(6節…

聖書日課 歴代誌下20章

聖書日課 歴代誌下20章(新共同訳 旧約pp.695-697) 死海の対岸を支配していた「モアブ人とアンモン人が、メウニム人の一部と共にヨシャファトに戦いを挑」むため(1節)、連合軍を結成して「攻めて来」た(2節)。「ヨシャファトは恐れ」た(3節)。 彼は、アハブ家…

聖書日課 歴代誌下19章

聖書日課 歴代誌下19章(新共同訳 旧約p.694) 「ユダの王ヨシャファト」は、「イスラエルの王」アハブの援軍に駆けつけたが(18章28節)、九死に一生を得て、「エルサレムの宮殿に」戻って来た(1節)。 ギリギリのところで主に「助けを求めて叫んだ」のは良かっ…

聖書日課 歴代誌下18章

聖書日課 歴代誌下18章(新共同訳 旧約pp.691-694) 南北分裂以後、両者には絶えず緊張関係が続いてきた。しかし、ヨシャファトの治世になって南北融和へと転換した。「アハブとも姻戚関係を結んだ」というのは(1節)、ヨシャファトの息子ヨラムと北イスラエル…

聖書日課 歴代誌下17章

聖書日課 歴代誌下17章(新共同訳 旧約p.691) 「アサに代わってその子ヨシャファトが王とな」ると(1節)、父アサが着手した宗教改革を更に推し進めていった。 先代のアサ王は、自らが先頭に立って改革を進めた。王の権威のもとに大鉈を振るうような改革であっ…

聖書日課 歴代誌下16章

聖書日課 歴代誌下16章(新共同訳 旧約p.690) 「ユダの王アサ」は信仰に篤い王だったが、晩年は少し様子が違っていた。 第一に、「イスラエルの王バシャ」が「ユダに攻め上って来」た時、イスラエルの北に位置する「アラムの王ベン・ハダド」と「同盟」を結ぶ…

聖書日課 歴代誌下12章

聖書日課 歴代誌下12章(新共同訳 旧約pp.685-686) 南ユダの「レハブアム王の治世第五年」に、「エジプトの王シシャク」が大軍を率いて「エルサレムに攻め上って来た」(2節)。ユダは苦戦を強いられ、次々と前線は破られていった(4節)。 その時、主なる神は預…

聖書日課 歴代誌下11章

聖書日課 歴代誌下11章(新共同訳 旧約pp.684-685) ヤロブアム率いる北王国が分離独立をするや、南王国の王レハブアムは「王国を奪還して自分のものにしよう」と戦うべく「えり抜きの戦士十八万を召集し」た(1節)。しかし、「主の言葉」が預言者シェマヤによ…

聖書日課 歴代誌下10章

聖書日課 歴代誌下10章(新共同訳 旧約pp.683-684) ソロモン王の死後、その子レハブアムが王位に就いた。そのことを機会に、ソロモン時代の重税路線に苦しんできた人々から「苛酷な労働、重い軛を軽くしてください」という声が上がった(4節)。 彼らはイスラエ…

聖書日課 歴代誌下9章

聖書日課 歴代誌下9章(新共同訳 旧約pp.681-683) ソロモン王の知恵と「名声」は当時の世界に知れ渡っていた。その繁栄を一目見ようと、多くの来訪者があった。その中に「シェバの女王」の訪問も記録されている(1~9節)。 ソロモン時代の繁栄はイスラエルの歴…

聖書日課 歴代誌下8章

聖書日課 歴代誌下8章(新共同訳 旧約pp.680-681) 歴代誌は、先の列王記のように王の働きについて詳しく述べていない。王ではなく、神殿が中心に描かれているからである。ソロモンの場合も例外ではなく、彼の業績については僅かな紙面を割いているだけである…

聖書日課 歴代誌下7章

聖書日課 歴代誌下7章(新共同訳 旧約pp.679-680) 神殿奉献にあたりソロモンは祈りを献げた。その祈りに応答するかのように、「天から火が降って焼き尽くす献げ物といけにえをひとなめにし」た。 「ソロモンが祈り終えると、天から火が降って焼き尽くす献げ物…

聖書日課 歴代誌下5章

聖書日課 歴代誌下5章(新共同訳 旧約pp.675-676) 建築物としての神殿は完成した。最高の資材と技術を用いて仕上げられた。しかし、それで神殿が完成したわけではない。次のように記されている。 「ソロモン王は、彼のもとに集まったイスラエルの全共同体と共…

聖書日課 歴代誌下4章

聖書日課 歴代誌下4章(新共同訳 旧約pp.674-675) 3章と4章には、神殿の様々な「器物」について記されている。その中で神殿の至る所に「金」が使用されていることに注目したい。最高の物を献げるのは、主なる神への礼拝に相応しいことである。 「こうしてソロ…

聖書日課 歴代誌下3章

聖書日課 歴代誌下3章(新共同訳 旧約pp.673-674) ソロモンが「主の神殿の建築を始めた」のは、「エルサレムのモリヤ山」であった。そこにはかつて「エブス人オルナンの麦打ち場」があった。「オルナンの麦打ち場」は、主なる神が疫病をもって「イスラエルを…