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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編133編

聖書日課 詩編133編(新共同訳 旧約p.975)

 第133編は人々の一致を詠った美しい詩である。

「【都に上る歌。ダビデの詩。】見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。かぐわしい油が頭に注がれ、ひげに滴り/衣の襟に垂れるアロンのひげに滴り/ヘルモンにおく露のように/シオンの山々に滴り落ちる。シオンで、主は布告された/祝福と、とこしえの命を」(1~3節)。

 この「兄弟」は、血を分けた兄弟に留まらず、肉親、同族の者、信仰の仲間も含む広い意味で使われている。そのような多くの人々が、神の宮で「共に座」り、共に主を礼拝する喜びが歌われている。

 興味深いのは、詩人が、そのような平和を「恵み」と受けとめていることである。私達の間に真の平和をもたらすのは、主なる神の「恵み」以外の何物でもない。単に争いがないという表面的な平和ではなく、心から赦し合い、愛し合う喜びに満ちた真の意味での「平和」は、人々が主なる神の御許に来て、謙る時に初めて実現する。

 最初の人アダムが罪に陥って以来、人は互いに争い、傷つけ合う者となった。人間の問題の根源は〈罪〉にあると聖書は言う。その罪を解決しない限り、私達に真の意味での平和が訪れることはない。

 主イエス・キリストは、その罪を解決し永遠に葬り去るために来て下さった。そして、十字架の上に御自分の命をかけて永遠の「平和」を実現して下さった。

「実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました」(エフェソの信徒への手紙2章14~16節)。

 真の「平和」が、イエス・キリスト「十字架によって」実現された。イエス・キリストを信じて心に迎え入れるなら、私達の中に永遠の「平和」が訪れる。この「平和」の中に生き、この「平和」を世界に現すために、私達は救われている。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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