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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編132編

聖書日課 詩編132編(新共同訳 旧約pp.973-974)

 第132編は、ダビデが主なる神の住まいである神殿を建てたいと願い求めたことが背景となっている。

「【都に上る歌。】主よ、御心に留めてください/ダビデがいかに謙虚にふるまったかを。彼は主に誓い/ヤコブの勇者である神に願をかけました。『わたしは決してわたしの家に、天幕に入らず/わたしの寝室に、寝床に上らず/わたしの目に眠りを与えず/まぶたにまどろむことを許すまい/主のために一つの場所を見いだし/ヤコブの勇者である神のために/神のいますところを定めるまでは』」(1~5節)。

 当時、神の箱は、都エルサレムから離れた「ヤアルの野」「エフラタ」に置かれていた(6節)。主なる神の臨在の象徴である神の箱は、イスラエルの信仰の中心であった。それが野に置かれていたというのは、当時のイスラエルが、未だ信仰の中心が定まらない中途半端な状態にあったことを物語っている。

 ダビデは、そのような状況を何とか変えたいと願っていた。イスラエルの民の心を、主なる神にまっすぐに向けるために、信仰の中心を定めたいという思いに駆られていた。そして、それが定められるまでは、「わたしの目に眠りを与えず/まぶたにまどろむことを許すまい」と誓っている。

 その誓い通り、ダビデは、多くの年月と莫大な私産を投じて、神殿建築のための準備を整えていった。実際に神殿を建てたのはダビデの子のソロモン王だが、そのための備えをしたのは、ダビデ自身だった。このような主なる神に対するダビデの熱心が、そして主なる神を求める強烈な願いが、イスラエルの国を一つにまとめて、大きく繁栄させる原動力となっていたに違いない。

 今、あなたの信仰の中心、あなたの神のいますところは定まっているだろうか。主なる神は、信じる者の内に住んで下さる。その内住のキリストが、あなたの心の中心、心の王座におられますように。

「主はシオンを選び/そこに住むことを定められました。『これは永遠にわたしの憩いの地。ここに住むことをわたしは定める。シオンの食糧を豊かに祝福し/乏しい者に飽きるほどのパンを与えよう』」(13~15節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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