2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
Rousas John Rushdoony, “Do We Make Too Much of Our Presidents?”, in Our Threatened Freedom: A Christian View on the Menace of American Statism, Vallecito, CA: Chalcedon/Ross House Books, 2014, pp.57-58 "When Thomas Jefferson was inaugurate…
聖書日課 ミカ書7章(新共同訳 旧約pp.1457-1458) 預言者ミカは、罪と悪に陥ったイスラエルの姿を見て、深い悲しみを覚えていた(1節)。人々は悪事に走り、家族でさえも最早互いに信じ合うことが出来なくなっていた(2~6節)。 しかし、ミカは悲しみの中に沈み…
聖書日課 ナホム書1章(新共同訳 旧約pp.1459-1460) ナホム書は、アッシリアの都ニネベの陥落(紀元前612年)を、主なる神の審判として宣告する書であり、同時に、敵の破壊を宣告することでユダを慰めるための書である。 アッシリアは、ユダの人々、いや当時の…
聖書日課 ナホム書3章(新共同訳 旧約pp.1461-1463) 一体誰がこのようなことを想像しただろうか? あれほど強く、恐ろしく、豊かで繁栄を誇っていたニネベの町に、数え切れないほどのしかばねの山が築かれるなどということを! (3節) しかし、それは上辺しか見…
聖書日課 ナホム書2章(新共同訳 旧約pp.1460-1461) 2章はニネベの陥落がテーマである。特に4節以降には、ニネベが滅びゆく様子が詩的表現によって描かれている。 赤い盾と軍服をまとった敵が、火のように輝く戦車に乗ってニネベに襲いかかると、ニネベの将軍…
2020年12月27日(日) 降誕節第1主日 ○礼拝プログラム招詞 エレミヤ書29章11節讃美 7(主のみいつとみさかえとを)交読 詩編23編1~6節主の祈り聖書拝読 マタイによる福音書20章1~16節(新共同訳 新約p.38)祈り 司式者讃美 244(ゆけどもゆけども)宣教 「この最後…
Rousas John Rushdoony, ''Post-Christian Era?," in The Roots of Reconstruction, Vallecito, CA: Ross House Books, 1991, p.827 "Men who are at war with themselves, and resentful of life and its requirements, are not able to command the future…
Rousas John Rushdoony, Systematic Theology, Volume II, Vallecito: Ross House Books, 1994, p.1024 "Our task as Christians is to move ourselves and our society from the realm of curses to the realm of blessings."
R. J. Rushdoony, "The Power of His Resurrection", in A Word In Season: Daily Messages on the Faith for All of Life, Volume 4, Vallecito, CA: Chalcedon/Ross House Books, 2012, pp.21-22 "The fact that Jesus Christ rose again from the dead te…
聖書日課 ミカ書1章1~7節(新共同訳 旧約p.1449) (1) 主なる神の臨在の宣言(1~4節) 預言者ミカによって語られた主の言葉は、とても生々しいものであった。預言者ミカは啓示に圧倒されて「見よ、主はその住まいを出て、降り、地の聖なる高台を踏まれる」と叫…
聖書日課 ヨナ書4章(新共同訳 旧約pp.1447-1448) 「ヨナにとって、このことは大いに不満であり、彼は怒った。彼は、主に訴えた。『ああ、主よ、わたしがまだ国にいましたとき、言ったとおりではありませんか。だから、わたしは先にタルシシュに向かって逃げ…
2020年12月20日(日) 待降節第4主日(クリスマス礼拝) ○礼拝プログラムアドベント・キャンドル点火招詞 イザヤ書42章1節讃美 111(神の御子は今宵しも)交読 イザヤ書11章1~5節(新共同訳 旧約p.1078)主の祈り聖書拝読 マタイによる福音書2章1~12節(新共同訳 新…
聖書日課 ヨナ書2章2~11節(新共同訳 旧約p.1446) (1) 祈るヨナ(2~10節) ヨナは大きな「魚の腹の中から」「主に祈りをささげ」た。死ぬか生きるかの瀬戸際で、これまでになく切なる心で主に叫んだ。それにもかかわらず、ヨナは主に「わたしの声を聞いてくだ…
聖書日課 ヨナ書1章11節~2章1節(新共同訳 旧約pp.1445-1446) (1) ヨナの告白と決断(11~12節) 私達が信仰生活において葛藤するのは、自分の願いと主なる神の願いが異なるからである。イエス・キリストも「父よ、御心なら、この杯をわたしから取りのけてくだ…
聖書日課 ヨナ書1章1~10節(新共同訳 旧約p.1445) (1) ニネベも愛される主なる神(1~2節) ヨナ書は、憐れみ深い主なる神について語っている感動的な書である。主なる神はどんなに悪い人にも憐れみを忘れない方である。主なる神は良い人も悪い人も、ユダヤ人…
近藤 勝彦『啓示と三位一体――組織神学の根本問題』東京: 教文館, 2007年, pp.252-253 「ところで既述したカルヴァンは、『祈りを正しく適切に整える』ために『四つの法則』を語った。第一の法則は、『乱れた感情』を払い落として祈りに没頭することだという…
聖書日課 アモス書9章(新共同訳 旧約pp.1440-1442) アモスは、イスラエルに主なる神の裁きが下ることを語り続けた預言者だった。本書の最終章である9章にも、アモスの見た第五の幻(1~4節)が記されているが、その内容は、主なる神がイスラエルの神殿を打ち砕…
聖書日課 アモス書8章(新共同訳 旧約pp.1439-1440) 第四の幻は夏の果物の幻である(1~3節)。この「一籠の夏の果物(カイツ)」はよく熟していた。それはイスラエルの罪が熟して、彼らの最後が近づいていることを示していた。 主なる神は、はっきりと「わが民イ…
聖書日課 アモス書7章(新共同訳 旧約pp.1437-1439) アモス書の最後の3つの章(7~9章)には、アモスが見た5つの幻が記されている。そのうち、7章には最初の3つの幻が書かれているが、第一の幻と第二の幻においては、預言者の執り成しによって、主なる神は審判…
2020年12月13日(日) 待降節第3主日 ○礼拝プログラムアドベント・キャンドル点火招詞 詩編24編9~10節讃美 68(父なる御神に み栄えあれかし)交読 ミカ書5章1~3節(新共同訳 旧約p.1454)主の祈り聖書拝読 マタイによる福音書2章1~3節(新共同訳 新約p.2)祈り …
聖書日課 アモス書5章(新共同訳 旧約pp.1434-1436) アモス書の預言は、イスラエルの罪に対する主なる神の厳しい裁きの宣告に満ちている。その一方で、主なる神はイスラエルに「わたしを求めよ、そして生きよ」(4節)と呼びかけている。 主なる神を求めるとは…
聖書日課 アモス書6章(新共同訳 旧約pp.1436-1437) 新共同訳における本章の見出しは「驕れる人々への審判」である。前章までの内容に続いて、ここでもイスラエルの罪に対する主の裁きの預言が語られている。 その中で、2節のカルネは、北アラムの首都で、紀…
聖書日課 アモス書3章1~15節(新共同訳 旧約pp.1431-1432) (1) 主なる神が預言せよと言われる故に(1~8節) 主なる神は「地上の全部族の中から」イスラエルを選び、イスラエルにとても期待された。しかしイスラエルは特権に責任が伴うということを忘れたまま…
聖書日課 アモス書2章6~16節(新共同訳 旧約p.1430) (1) 不正に富を増やした罪(6~8節) アモスはユダを含む7つの国に対する裁きのメッセージを伝えた。似たような形式と内容が繰り返されているが、これはメッセージを徐々に、より強調して伝える効果を持って…
聖書日課 アモス書1章13節~2章5節(新共同訳 旧約pp.1429-1430) (1) 人を虐待する罪(1章13節~2章3節) 残忍な行為は残忍な心から出ている。これまでアモスの預言に出てきた異邦の国々は、残忍な心を持っていた。そこに「アンモン」と「モアブ」が加わった。…
聖書日課 アモス書1章1~12節(新共同訳 旧約pp.1428-1429) (1) アモスに臨んだ御言葉(1~2節) 歴史の真の主権者は主なる神である。アモスは南ユダ出身で、南「ユダの王ウジヤ」と北「イスラエルの王」ヤロブアムの時代(BC 760~740年頃)に、北イスラエルに向…
Timothy Keller, Counterfeit Gods: The Empty Promises of Money, Sex, and Power, and the Only Hope that Matters, New York: Dutton, 2009, p.xviii(廣橋 麻子訳『偽りの神々――かなわない夢と唯一の希望』東京: いのちのことば社, 2013年, pp.17-18) “A …
2020年12月6日(日) 待降節第2主日 ○礼拝プログラムアドベント・キャンドル点火招詞 テトスへの手紙2章11節讃美 67(よろずのもの とわにしらす)交読 イザヤ書7章13~17節(新共同訳 旧約p.1071)主の祈り聖書拝読 マタイによる福音書1章22~25節(新共同訳 新約p…
近藤 勝彦『教会と伝道のために』東京: 教文館, 1992年, p.111 「礼拝と伝道をあえて区別の相において表現すれば、次のように言うこともできるであろう。教会は、『礼拝の共同体』である。教会は礼拝によって神の国がすでに開始していることに対応している。…
山中 良知「カルヴァンの『キリスト教綱要』における神認識と自己認識について――有神的認識論序説」橋本 龍三, 春名 純人編『カルヴァンを継ぐもの』日本カルヴィニスト協会二十周年記念論文集; 1, 東京: すぐ書房, 1978年, pp.108-109 「さて、カルヴァンは…