ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

2023-01-01から1年間の記事一覧

聖書日課 エレミヤ書35章

聖書日課 エレミヤ書35章(新共同訳 旧約pp.1244-1245) 或る時、エレミヤは、主なる神の命令によって、「レカブ人」を「神殿の一室」に呼び出して「ぶどう酒を飲」むよう勧めた(5節)。それは、レカブ人が「父祖」の命令に忠実に従って、決してぶどう酒を飲ま…

聖書日課 エレミヤ書34章

聖書日課 エレミヤ書34章(新共同訳 旧約pp.1242-1243) エルサレムがバビロン軍によって包囲された時、「ユダの王ゼデキヤ」は、自分達が主なる神の教えに聞き従わないでいたことを認め、「奴隷の解放を宣言した」(8節)。それは、「だれでも、同胞であるヘブ…

聖書日課 エレミヤ書33章

聖書日課 エレミヤ書33章(新共同訳 旧約pp.1240-1242) 獄舎での長期に渡る拘留。いつ解放されるのか、生きて外に出られるのかも分からない日々。エレミヤの心は大きく揺れ動いていた。 その時、主なる神の言葉が再びエレミヤに臨んだ。 「主の言葉が再びエレ…

聖書日課 エレミヤ書32章

聖書日課 エレミヤ書32章(新共同訳 旧約pp.1237-1240) 「バビロンの王の軍隊がエルサレムを包囲し」た時、エレミヤは「ユダの王の宮殿にある獄舎に拘留されていた」(2節)。そこにエレミヤの従兄弟がやって来て、「アナトトにあるわたしの畑を買い取ってくだ…

聖書日課 エレミヤ書31章

聖書日課 エレミヤ書31章(新共同訳 旧約pp.1234-1237) 本章は「新しい契約」というタイトルの長い章であるが、その中にキリスト者にとってはよく聞き慣れた御言葉がある。 「主はこう言われる。ラマで声が聞こえる/苦悩に満ちて嘆き、泣く声が。ラケルが息…

聖書日課 エレミヤ書30章

聖書日課 エレミヤ書30章(新共同訳 旧約pp.1232-1234) 以前にも書いたように、エレミヤの預言には二つの面がある。一つは、ユダ王国の滅びであり、もう一つは、神の民「イスラエル」の「回復」である。その預言の通り、ユダとその都エルサレムは、紀元前586…

聖書日課 エレミヤ書29章

聖書日課 エレミヤ書29章(新共同訳 旧約pp.1229-1232) バビロンに捕囚されて行った人々に、預言者エレミヤが手紙を送った。その中に主なる神からのメッセージが記されていた。 「主はこう言われる。バビロンに七十年の時が満ちたなら、わたしはあなたたちを…

聖書日課 エレミヤ書28章

聖書日課 エレミヤ書28章(新共同訳 旧約pp.1228-1229) ハナンヤという預言者が現れて言った。 「イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。わたしはバビロンの王の軛を打ち砕く。二年のうちに、わたしはバビロンの王ネブカドネツァルがこの場所から奪って行…

聖書日課 エレミヤ書26章

聖書日課 エレミヤ書26章(新共同訳 旧約pp.1225-1227) 預言者は、主なる神から言葉を預かり、それを人々に伝える使命を授かった人である。イスラエルの歴史の中には多くの預言者が登場するが、エレミヤの時代にも沢山の預言者がいたようである。尤も、その中…

聖書日課 エレミヤ書25章

聖書日課 エレミヤ書25章(新共同訳 旧約pp.1223-1225) 本章には、バビロンの王ネブカドレツァルによるユダ王国滅亡の預言が記されている。「お前たちがわたしの声に聞き従わなかったので…ことごとく滅ぼし尽くさせる」と、滅亡の理由はユダの人々の罪であっ…

聖書日課 エレミヤ書24章

聖書日課 エレミヤ書24章(新共同訳 旧約pp.1222-1223) 24章には不思議なことが記されている。主なる神は、バビロンに捕え移されていった人々に「目を留めて恵みを与え」、彼らをエルサレムに連れ戻すと言われる一方で、エルサレムに残った人々は、この「土地…

聖書日課 エレミヤ書23章

聖書日課 エレミヤ書23章(新共同訳 旧約pp.1218-1222) エレミヤの預言には、明らかに二つの面がある。一つは神の民ユダの滅びである。彼らは、長い間の罪のために、滅亡の日が近づいていた。 そのような時代には、多くの偽「預言者」が登場した。彼らは、神…

聖書日課 エレミヤ書22章

聖書日課 エレミヤ書22章(新共同訳 旧約pp.1216-1218) エレミヤ書22章は、「ユダの王」に対する主なる神の言葉である。そこでは、一国の王であるというのに、誰一人その「死」を「悼む者はな」く、都「エルサレム」から「引きずり出されて投げ捨てられ」、「…

聖書日課 エレミヤ書21章

聖書日課 エレミヤ書21章(新共同訳 旧約pp.1215-1216) 「バビロンの王ネブカドレツァル」が、エルサレムに攻め上ろうとしていた。その時、ユダ王国の最後の王となった「ゼデキヤ」は、預言者エレミヤに使者を遣わして言った。 「どうか、わたしたちのために…

聖書日課 エレミヤ書20章

聖書日課 エレミヤ書20章(新共同訳 旧約pp.1213-1215) エレミヤは主なる神の言葉をユダの民に告げた。「わたしはこの民とこの都を砕く」と(19章11節)。 「主の神殿の最高監督者である祭司」パシュフルは、この言葉を聞くと、エレミヤを捕らえて打ち、神殿の…

聖書日課 エレミヤ書19章

聖書日課 エレミヤ書19章(新共同訳 旧約pp.1212-1213) 「ベン・ヒノムの谷」に、突如「壺」が砕け散る音が響き、預言者エレミヤの呼ばわる声が響き渡った。 「あなたは、共に行く人々の見ているところで、その壺を砕き、彼らに言うがよい。万軍の主はこう言…

聖書日課 エレミヤ書18章

聖書日課 エレミヤ書18章(新共同訳 旧約pp.1210-1212) 或る日、エレミヤは「陶工の家」に行って、その「仕事」を見た。「陶工」は「ろくろを使って」「粘土」をこね、「一つの器を作っ」た。ところが、「気に入らな」いので、それを「自分の手で壊し」、再び…

聖書日課 エレミヤ書17章

聖書日課 エレミヤ書17章(新共同訳 旧約pp.1208-1210) 心は目には見えない。それ故、人が何に「信頼し」、何を「頼みとし」ているかは、他人には見えにくいものである。しかし、人の心を御覧になる主なる神は、その人が何に依り頼んで生きているかをご存知で…

聖書日課 エレミヤ書16章

聖書日課 エレミヤ書16章(新共同訳 旧約pp.1206-1208) エレミヤは、主なる神から、結婚して家族と共に生きることを禁じられた。それは、やがて家族が「剣と飢饉によって」国家もろとも滅ぼされてしまうからだと言われている。 「主の言葉がわたしに臨んだ。…

聖書日課 エレミヤ書15章

聖書日課 エレミヤ書15章(新共同訳 旧約pp.1204-1206) エレミヤは多くの迫害を受けた。彼が祖国ユダ王国の滅亡を預言したからである。見せかけだけの信仰に安穏と暮らしていたユダの人々にとって、エレミヤの告げる言葉はうるさいトゲであり、彼らはエレミヤ…

聖書日課 エレミヤ書14章

聖書日課 エレミヤ書14章(新共同訳 旧約pp.1202-1204) ユダ王国が旱魃に見舞われた時、エレミヤは次のような祈りを献げた。 「我々の罪が我々自身を告発しています。主よ、御名にふさわしく行ってください。我々の背信は大きく/あなたに対して罪を犯しまし…

聖書日課 エレミヤ書13章

聖書日課 エレミヤ書13章(新共同訳 旧約pp.1200-1202) 或る日主なる神は、エレミヤが締めていた「麻の帯」を「ユーフラテス」の「岩の裂け目に隠」させ、「多くの月日」の後、再び「帯を取り出」すよう命じられた。すると、「帯は腐り」果て、「全く役に立た…

聖書日課 エレミヤ書12章

聖書日課 エレミヤ書12章(新共同訳 旧約pp.1199-1200) 「神に逆らう者」が「栄え」、主なる神に従って善良に生きている人が苦しむ…そのようなこの世の現実を見て、「神様なんか信じたってしょうがない、何の役にも立たないし、却って損ばかりだ」などと思っ…

聖書日課 エレミヤ書11章

聖書日課 エレミヤ書11章(新共同訳 旧約pp.1197-1199) 主なる神はイスラエルの民と「契約」を結ばれた。「契約」と言うと、何となく堅苦しくて形式的な響きがすると感じる人がいるかも知れない。しかし、決してそうではない。主なる神との「契約」は、人格を…

聖書日課 エレミヤ書10章

聖書日課 エレミヤ書10章(新共同訳 旧約pp.1194-1197) 10章には、「偶像」を拝む愚かさと真の神の偉大さが対照的に述べられている。 「イスラエルの家よ、主があなたたちに語られた言葉を聞け。主はこう言われる。異国の民の道に倣うな。天に現れるしるしを…

聖書日課 エレミヤ書9章

聖書日課 エレミヤ書9章(新共同訳 旧約pp.1192-1194) 私達はどこかで、「知恵を誇」り、「力を誇」り、「富を誇」って生きているということはないだろうか。勿論、「知恵」も「力」も「富」も、それ自体は決して悪いものではない。問題は、それを「誇る」心…

聖書日課 エレミヤ書8章

聖書日課 エレミヤ書8章(新共同訳 旧約pp.1190-1192) 聖書の御言葉は、イスラエルの人々にとって誇りであった。自分達は主なる神に選ばれた民族であり、私達は「主の律法を持っている」、都には神殿がある、という自負心さえ持っていた。 しかし、彼らは、御…

聖書日課 エレミヤ書7章

聖書日課 エレミヤ書7章(新共同訳 旧約pp.1188-1190) 7章には、エレミヤが、主なる神の導きによって「神殿の門に立ち」、民に向かって語った警告の言葉が記されている。 「主からエレミヤに臨んだ言葉。主の神殿の門に立ち、この言葉をもって呼びかけよ。そ…

聖書日課 エレミヤ書6章

聖書日課 エレミヤ書6章(新共同訳 旧約pp.1185-1188) 「ベニヤミンの人々よ。エルサレムの中から非難せよ」と、エレミヤは人々に警告した。もうじき「災いと大いなる破壊が北から迫っている」からである(1節)。 しかし、人々は、エレミヤの警告を受け入れな…

聖書日課 エレミヤ書5章

聖書日課 エレミヤ書5章(新共同訳 旧約pp.1182-1185) 5章には衝撃的な言葉が記されている。 「エルサレムの通りを巡り/よく見て、悟るがよい。広場で尋ねてみよ、ひとりでもいるか/正義を行い、真実を求める者が。いれば、わたしはエルサレムを赦そう。『…