ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

2024-01-01から1年間の記事一覧

聖書日課 ペトロの手紙一4章

聖書日課 ペトロの手紙一4章(新共同訳 新約pp.432-434) ペトロの手紙一は、苦難の中にあるキリスト者に向けて書かれた励ましの手紙である。3章まででも様々な観点から励ましが語られてきたが、4章では、また別の観点から、苦難を力強く生き抜くための奨励が…

聖書日課 ペトロの手紙一3章

聖書日課 ペトロの手紙一3章(新共同訳 新約pp.431-432) 2章の後半で、ペトロは「神の僕として行動しなさい」と勧めている(2章16節)。そして、その具体的な内容として、2章では、召し使いと主人の関わりについて、そしてこの3章の初めでは、妻と夫の関わりに…

聖書日課 ヤコブの手紙3章

聖書日課 ヤコブの手紙3章(新共同訳 新約pp.424-425) 私達にとって最も難しいことは、自分の「舌を制御」することではないだろうか(8節)。「父である主を賛美し」、祈る言葉と、「神にかたどって造られた人間を呪」う敵意(9節)、或いは不平不満、自己正当化…

聖書日課 ヤコブの手紙2章

聖書日課 ヤコブの手紙2章(新共同訳 新約pp.422-424) ヤコブは手紙の中で主なる神の御言葉を行うことを強調している。それは救いのためではない。イエス・キリストを主と信じて救われた後、「完全で申し分なく、何一つ欠けたところのない」者へと成長するた…

聖書日課 ヤコブの手紙1章

聖書日課 ヤコブの手紙1章(新共同訳 新約pp.421-422) 新約聖書で「試練」と訳されている言葉は、多くの場合「誘惑」と訳される。「試練」と「誘惑」は、日本語としてはかなり意味合いが異なるが、原文では同じ言葉である。 ここで言われている「試練」とは、…

聖書日課 ヘブライ人への手紙10章

聖書日課 ヘブライ人への手紙10章(新共同訳 新約pp.412-414) 私は、若い頃、全き信仰を手に入れるためには、何時間も続けて祈れるような祈りの集中力を付けたり、修行をしたり、頑張ることが必要だと思っていた。全き信仰は、自分の努力で手に入れなければな…

聖書日課 ヘブライ人への手紙9章

聖書日課 ヘブライ人への手紙9章(新共同訳 新約pp.410-412) 私達は、自分の罪や過ちについて、自分の行い――善行を積む、修行をする、或いは慈善団体や宗教団体に多額の寄付をするなど――によって帳消しに出来ると考える傾向がある。もし自分でコントロール出…

聖書日課 ヘブライ人への手紙8章

聖書日課 ヘブライ人への手紙8章(新共同訳 新約pp.409-410) (1) 遥かに優れた務め(1~6節) キリスト者が誇るべきものは、ただイエス・キリストだけである。私達には優れた「大祭司が与えられてい」る。大祭司イエス・キリストが「仕えておられる」所は、「天…

聖書日課 ヘブライ人への手紙7章

聖書日課 ヘブライ人への手紙7章(新共同訳 新約pp.407-409) 私達は孤独を感じる時がある。周りに人はいるけれども、誰も自分の味方となり、庇ってくれない。特に、弱さの中で立ち上がれない時、過ちを犯してしまった時、人が遠くに感じられる。 そのような私…

聖書日課 ヘブライ人への手紙4章

聖書日課 ヘブライ人への手紙4章(新共同訳 新約pp.404-405) 前章に続いて、エジプトを脱出したイスラエルの民が、不信仰の故に40年の間約束の地に入ることが出来なかった出来事が述べられている。これは、試練の中にあったユダヤ人キリスト者が、不信仰に陥…

聖書日課 ヘブライ人への手紙3章

聖書日課 ヘブライ人への手紙3章(新共同訳 新約pp.403-404) 人は支配欲のために人の上に立とうとする。そして不満を最小限に抑えるために利害の調整をするが、最終的には自分に従わせるために強権を発動することもある。 しかし、イエス・キリストが私達を治…

聖書日課 ヘブライ人への手紙2章

聖書日課 ヘブライ人への手紙2章(新共同訳 新約pp.402-403) 人間にとっての最大の敵は、他の人でも自然災害でもない。人が決して勝つことが出来ず、いつも恐れているもの、それは死である。いかなる権力者も、いかなる学者もこれに勝つことは出来ない。私自…

聖書日課 ヘブライ人への手紙1章

聖書日課 ヘブライ人への手紙1章(新共同訳 新約pp.401-402) ヘブライ人への手紙は、イエス・キリストと主と信じるユダヤ人に向けて書かれた手紙である。この手紙は、旧約と新約を比較しながら、イエス・キリストによる救いの確かさを論証する構成になってい…

聖書日課 フィレモンへの手紙

聖書日課 フィレモンへの手紙(新共同訳 新約pp.399-400) フィレモンはコロサイ教会の中心的な人物で、家族を挙げて福音のために仕えていた。2節の「姉妹アフィア」はフィレモンの妻、「戦友アルキポ」はフィレモンの息子である。 そのフィレモンの家にオネシ…

聖書日課 テモテへの手紙二4章

聖書日課 テモテへの手紙二4章(新共同訳 新約pp.394-395) テモテへの手紙には随所に「命じます」とか「命じなさい」と記されている。そして、テモテへの手紙二の最後も「命じます」で終わっている。 「神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くため…

聖書日課 テモテへの手紙二3章

聖書日課 テモテへの手紙二3章(新共同訳 新約pp.393-394) 「終わりの時」には「キリスト・イエスに結ばれて信心深く生きようとする人は皆、迫害を受け」るとパウロは言う(1節、12節)。何故世の人々は「キリスト・イエスに結ばれて信心深く生きようとする人」…

聖書日課 テモテへの手紙二2章

聖書日課 テモテへの手紙二2章(新共同訳 新約pp.392-393) 「キリスト・イエスにおける恵みによって強くな」るとは(1節)、イエス・キリストに全幅の信頼を置き、全てを委ねて生きることである。自分の力や計画によって生きるのではなく、いつも主なる神の御心…

聖書日課 テモテへの手紙二1章

聖書日課 テモテへの手紙二1章(新共同訳 新約pp.391-392) パウロは、本章の中で「命」という言葉を2度使っている(1節、10節)。それは、パウロが死を覚悟していたことの現れではないかと思われる。この時、パウロは再び捕われ、「囚人の身」となっていた(8節…

聖書日課 テモテへの手紙一4章

聖書日課 テモテへの手紙一4章(新共同訳 新約p.387) 3章で、パウロは「信心の秘められた真理」について語ったが(3章16節)、4章では、「信心のために自分を鍛えなさい」とテモテに勧めている(7節)。 「俗悪で愚にもつかない作り話は退けなさい。信心のために…

聖書日課 テモテへの手紙一2章

聖書日課 テモテへの手紙一2章(新共同訳 新約pp.385-386) 今日の日本では、政治や行政に対する不信感が増大し、政府や政治家を批判する言葉がマスメディアでもインターネットでも溢れかえっている。確かに、私達は政治や行政に関わる人達のやることをきちん…

聖書日課 テモテへの手紙一1章

聖書日課 テモテへの手紙一1章(新共同訳 新約pp.384-385) パウロはテモテに、自分がいかにして主なる神から福音宣教の務めを委ねられたかを語っている。 「わたしを強くしてくださった、わたしたちの主キリスト・イエスに感謝しています。この方が、わたしを…

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙二3章

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙二3章(新共同訳 新約pp.382-383) 牧師や伝道者は、収入を得るために選択する職業の一つではない。それによって収入が得られようと得られまいと、聖書を通して主なる神が語っておられることを伝えずにいられないから語るの…

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙二1章

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙二1章(新共同訳 新約p.380) 「パウロ、シルワノ、テモテ」は、「わたしたちの父である神と主イエス・キリストに結ばれているテサロニケの教会」に手紙を書いた(1節)。テサロニケは、パウロの伝道地の中でも、最も滞在期間…

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一5章

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一5章(新共同訳 新約pp.378-379) 「盗人が夜やって来るように、主の日は来る」とパウロは言う(2節)。しかし、主イエス・キリストを信頼し、主の再臨を待ち望んで生きるキリスト者は、「夜にも暗闇にも属して」おらず(5節)…

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一4章

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一4章(新共同訳 新約pp.377-378) パウロは、3章まで、テサロニケの教会の聖徒達がどのように救われたかを思い起こしながら記している。続いてパウロは、4章から、彼らが「主イエスに結ばれた者として」、「神に喜ばれるた…

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一3章

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一3章(新共同訳 新約pp.376-377) パウロは、テサロニケの教会の聖徒達を「励まして、信仰を強め」るため(3節)、「キリストの福音のために働く神の協力者テモテ」を派遣した(2節)。 そして、テモテが戻って来て、パウロにテ…

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一2章

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一2章(新共同訳 新約pp.374-376) ユダヤにある教会は「ユダヤ人たちから苦しめられ」、テサロニケの教会はテサロニケの「同胞から苦しめられた」(14節)。ユダヤ人は、「主イエスと預言者たちを殺したばかりでなく」、使徒…

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一1章

聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一1章(新共同訳 新約p.374) 福音には人を変える力がある。テサロニケの教会の聖徒達は、イエス・キリストの福音を受け入れた時、「偶像から離れて神に立ち帰り」、愛をもって「生けるまことの神に仕えるようになった」。そ…

聖書日課 コロサイの信徒への手紙2章

聖書日課 コロサイの信徒への手紙2章(新共同訳 新約pp.369-371) 人間は、主なる神が定められた正しい道を無視し、或いは知ろうともせず、自分の感じ方、考え方を第一に歩いてきた。これを「罪」と言う。パウロは次のように述べている。 「人間の言い伝えにす…

聖書日課 コロサイの信徒への手紙1章

聖書日課 コロサイの信徒への手紙1章(新共同訳 新約pp.368-369) 福音には環境や条件を乗り越えさせる力がある。パウロは牢獄にいながら、イエス・キリストにあって自分を使徒として下さった「神の御心」を悟り(1節)、福音伝道に邁進した。コロサイの教会は、…