ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書日課 マタイによる福音書6章

聖書日課 マタイによる福音書6章(新共同訳 新約pp.9-11) 6章の前半では、信仰の行為として、施し(1~4節)、祈り(5~15節)、断食(16~18節)について教えられている。これらに共通して教えられているのは、人に見てもらおうとして行うのか、それとも主なる神に…

聖書日課 マタイによる福音書5章

聖書日課 マタイによる福音書5章(新共同訳 新約pp.6-9) マタイによる福音書の特徴の一つは、イエス・キリストの宣教が沢山記されていることである。その中でも最も有名なのが、〈山上の説教〉と呼ばれる5~7章にわたる教えである。そして、この宣教の最初に…

2021年1月31日(日) 週報

2021年1月31日(日) 降誕節第6主日 ○礼拝プログラム招詞 ヨシュア記1章5節讃美 68(父なる御神に み栄えあれかし)交読 エレミヤ書1章4~10節(新共同訳 旧約p.1172)主の祈り子ども聖書 マタイによる福音書10章10節子どもメッセージ 「私達に必要なものを知って…

聖書日課 マタイによる福音書5章1~16節

聖書日課 マタイによる福音書5章1~16節(新共同訳 新約pp.6-7) 要約 イエス・キリストは山に登り、座って、「心の貧しい人々」をはじめとする八福について語られる。イエス・キリストは「義のために迫害される人々」は「天」において「大きな報いがある」と…

聖書日課 マタイによる福音書2章1~12節

聖書日課 マタイによる福音書2章1~12節(新共同訳 新約p.2) (1) 東方の占星術の学者たちの訪問(1~6節) ユダヤ人は自分たちの王を待ち望んだが、イエス・キリストはそれよりも遥かに偉大な全世界の王である。イエス・キリストを拝むために東方から「占星術の…

聖書日課 マタイによる福音書1章18~25節

聖書日課 マタイによる福音書1章18~25節(新共同訳 新約pp.1-2) 要約 イエス・キリストは「おとめ」であったマリアに「聖霊によって」宿った。「正しい人」ヨセフは、マリアと「ひそかに縁を切ろうと決心した」が、「主の天使が夢に現れ」、マリアが「聖霊に…

聖書日課 マタイによる福音書1章1~17節

聖書日課 マタイによる福音書1章1~17節(新共同訳 新約p.1) (1) イエスは誰か(1~11節) 疑い深い人は、イエス・キリストに関する聖書の記述が歴史的な事実ではなく、イエス・キリストを美化するための創作であると主張する。しかし、マタイによる福音書は、…

【BOOK】倉松 功, 赤木 善光『ルターとカルヴァンの神学』pp.106-107

赤木 善光「カルヴァンの神学」倉松 功, 赤木 善光『ルターとカルヴァンの神学』現代と教会新書, 東京: 日本基督教団出版部, 1964年, pp.106-107 「ところでカルヴァンのこのような秩序についての考え方は、1において述べた神認識にもあてはまります。彼は神…

2021年1月24日(日) 週報

2021年1月24日(日) 降誕節第5主日 ○礼拝プログラム招詞 詩編124編8節讃美 7(主のみいつとみさかえとを)交読 イザヤ書53章1~12節(新共同訳 旧約pp.1149-1150)主の祈り聖書拝読 マタイによる福音書8章1〜17節(新共同訳 新約pp.13-14)祈り 司式者讃美 154(地よ…

【BOOK】W. バークレー『コリント』p.256

William Barclay, The Letters to the Corinthians, The Daily Study Bible, Edinburgh: Saint Andrew Press, 1956, 2nd ed.(柳生 直行訳『コリント』聖書註解シリーズ; 9, 東京: ヨルダン社, 1970年, p.256) 「(一) 一生の間に人の肉体的な力は必然的にだん…

【BOOK】芳賀 力編『まことの聖餐を求めて』pp.62-63

中野 実「『聖餐』の歴史的三つのルーツを探る――個性的であるがゆえに魅力的な共同体形成を目指しつつ」芳賀 力編『まことの聖餐を求めて』東京: 教文館, 2008年, pp.62-63 「また教会は神の国ではない、という点にも注意を向けなければならないでしょう。確…

【BOOK】日本福音主義神学会編『福音主義神学』第36号, pp.148-149

渡辺 聡「ポストモダン社会に対するキリスト教の応答――米国における現状分析と日本の教会の課題」日本福音主義神学会編『福音主義神学』第36号, 神戸: 日本福音主義神学会, 2005年, pp.148-149 「第4に教会員間の小さなネットワークを作る事である。しかも聖…

【BOOK】大西 晴樹『イギリス革命のセクト運動』p.13

大西 晴樹『イギリス革命のセクト運動』東京: 御茶の水書房, 1995年, p.13 「他方、カルヴァンは、キリストは万人のために死んだけれども、『万人がキリストを受け入れた訳ではない』ということを知っていた。このことを説明するために用いられたのが、有名…

【BOOK】近藤 勝彦『日本伝道の展望』p.50

近藤 勝彦『日本伝道の展望』東神大パンフレット; 39, 三鷹: 東京神学大学出版委員会, 2013年, p.50 「不安な時代であればあるほど、生ける神とその福音を、その驚くべき恵みを信じる信仰を与えられた喜びを経験します。そしてそれを伝えることができるので…

【BOOK】高野 進『近代バプテスト派研究』p.203

高野 進『近代バプテスト派研究』東京: ヨルダン社, 1989年, p.203 「キリスト教会と為政者との関係は、簡単に片づけられない。新約聖書の中でさえ、キリスト者が国家に対してどのような態度をとるべきかについて、一貫しているとは言えないのである。よく指…

【BOOK】上田 光正『信徒のための教会論入門』p.58

上田 光正『信徒のための教会論入門』東京: 日本伝道出版株式会社, 1998年, p.58 「以上のことから、わたしたちは正統的信仰を高く掲げる正統的な教会を形成することを少しも恥じる必要がないことを知ることができる。正統的信仰とは、代々の教会と共に神を…

2021年1月17日(日) 週報

2021年1月17日(日) 降誕節第4主日 ○礼拝プログラム招詞 コリントの信徒への手紙二5章17節讃美 19(みこえきくとて)交読 申命記4章1~9節(新共同訳 旧約pp.285-286)主の祈り聖書拝読 マタイによる福音書5章17〜20節(新共同訳 新約p.7)祈り 司式者讃美 501(生命…

【BOOK】渡辺 信夫『カルヴァンの教会論』p.209

渡辺 信夫『カルヴァンの教会論』東京: 改革社, 1976年, p.209 「交わり(コイノーニア)には、昔から『施し』の意味があった(IIコリント九・一三参照)。交わりが最も深い意味で支えられる聖晩餐は、また同時に、乏しい者たちのために、持つ物を施す愛を養わず…

【BOOK】フレッド・H・クルースター『カルヴァンの予定論』pp.82-83

Fred H. Klooster, Calvin’s Doctrine of Predestination, Grand Rapids, Michigan: Baker Book House, 1977, 2nd ed.(金田 幸男訳『カルヴァンの予定論』竹原: 聖恵授産所出版部, 1984年, pp.82-83) 「神の遺棄の聖定は、明白に、個人を対象とするが、カル…

【BOOK】A. M. ウォルタース『キリスト者の世界観』pp.116-117

Albert M. Wolters, Creation Regained: Biblical Basics for a Reformational Worldview, Grand Rapids, Mich.: William B. Eerdmans Pub., 2005, 2nd ed.(宮崎 彌男訳『キリスト者の世界観――創造の回復』東京: 教文館, 2018年, 増補改訂版, pp.116-117) 「…

【BOOK】ティモシー・ケラー『偽りの神々』p.17

Timothy Keller, Counterfeit Gods: The Empty Promises of Money, Sex, and Power, and the Only Hope that Matters, New York: Dutton, 2009, p.xvii(廣橋 麻子訳『偽りの神々――かなわない夢と唯一の希望』東京: いのちのことば社, 2013年, p.17) "What is…

【BOOK】芳賀 力『歴史と伝承』p.81

芳賀 力『歴史と伝承――続・物語る教会の神学』東京: 教文館, 2008年, p.81 「教会の教理の成立もこの啓示の歴史という視点から捉え直す必要がある。起源としてのイエスに始まり、しかもそれで終息するのではなく、復活者の顕現と聖霊の注ぎまで含めて考えな…

【BOOK】E. H. ピーターソン『詩編とともに祈る365日』p.168

Eugene H. Peterson, Praying with the Psalms: A Year of Daily Prayer and Reflection on the Words of David, San Francisco: Harper San Francisco, 1993(船本 弘毅, 比企 敦子訳『詩編とともに祈る365日』東京: 日本キリスト教団出版局, 2005年, p.168)…

【BOOK】佐藤 敏夫『プロテスタンティズムになぜ聖餐は必要か』pp.3-4

佐藤 敏夫『プロテスタンティズムになぜ聖餐は必要か』福音の原点; 1, 東京: 新教出版社, 1996年, pp.3-4 「プロテスタンティズムとローマ・カトリシズムとの相違はいろいろな点に求めることができるが、その一つとして礼拝に目を向けてみるのは有益である。…

2021年1月10日(日) 週報

2021年1月10日(日) 降誕節第3主日 ○礼拝プログラム招詞 ヘブライ人への手紙4章14~16節讃美 67(よろずのもの とわにしらす)交読 申命記8章1~10節(新共同訳 旧約p.294)主の祈り聖書拝読 マタイによる福音書4章1~11節(新共同訳 新約pp.4-5)祈り 司式者讃美 1…

【BOOK】吉田 隆『カルヴァンの終末論』p.109

吉田 隆『カルヴァンの終末論』東京: 教文館, 2017年, p.109 「聖書は我々の生活を神へと導くのみならず、我々が模倣すべき生活の模範をも示す。その模範とはすなわち、我らの救い主であり神への道であるキリストに他ならない。この生活は三位一体的性格を持…

【BOOK】松永 希久夫『新約聖書における教会形成』p.246

松永 希久夫『新約聖書における教会形成』東京: 教文館, 2007年, p.246 「それから審判と救済、信仰義認と新生・聖化と終末待望の三つのバランスが取れているかどうかです。審判ばかりを言って救済を言わない。これは駄目ですね。信仰義認ばかり言ってキリス…

【BOOK】比嘉 盛久『沖繩の民族宗教とキリスト教』p.160

比嘉 盛久『沖繩の民族宗教とキリスト教』東京: いのちのことば社, 1972年, p.160 「天にいます全知全能の霊の父は、人間世界の行き詰まりとは違って、信じ従う者のために摂理の御手を動かし給う。私達人間は、神の御栄光のために、地上では自分の聖なる希望…

【BOOK】金子 晴勇『「愛の秩序」の思想史的研究』p.148

金子 晴勇『「愛の秩序」の思想史的研究』岡山大学文学部研究叢書; 5, 岡山: 岡山大学文学部, 1990年, p.148 「ルターが諸身分が神により創始されたのは『神と世界に奉仕するため』(WA. 30 II, 598, 33)とみていることから、また兵士の身分について『それは…

【BOOK】関川 泰寛『聖霊と教会』pp.152-153

関川 泰寛『聖霊と教会――実践的教会形成論』東京: 教文館, 2001年, pp.152-153 「このようなカルヴァンの聖餐理解は、わたしたちの礼拝を頌栄的なものとする。さらに説教そのものをサクラメンタルなものにしていく。『スルスム・コルダ(心を高く上げよ)』と…