ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書日課 イザヤ書18章

聖書日課 イザヤ書18章(新共同訳 旧約pp.1087-1088) 18章には、「クシュとの陰謀」という見出しが付けられている。 「クシュ」とは、現在のエチオピアのことであると言われている。紀元前8世紀の終わり頃、「クシュ」はエジプトをも支配する力を誇っていた。…

聖書日課 イザヤ書17章

聖書日課 イザヤ書17章(新共同訳 旧約pp.1086-1087) 本章では、まず「ダマスコ」への審判(1~3節)と「イスラエル」王国への裁きが語られ(4~11節)、続いて「どよめき」「騒ぐ」諸国民が主の「叱咤」によって「遠くへ逃げ」て行ってしまうことが預言されてい…

聖書日課 イザヤ書16章

聖書日課 イザヤ書16章(新共同訳 旧約pp.1085-1086) 15章に続いて、イスラエルの隣国「モアブ」についての預言が記されている。 当時、世界はアッシリアによって征服されようとしていた。モアブをはじめとする周辺諸国は、反アッシリア同盟を結んでこれに対…

聖書日課 イザヤ書15章

聖書日課 イザヤ書15章(新共同訳 旧約pp.1084-1085) バビロン、アッシリア、ペリシテへの裁きの預言に続いて、15~16章では、イスラエルの隣国「モアブ」の滅びの預言が記されている。 モアブは、イスラエルと血縁関係にある民族で、アブラハムの甥ロトの子…

聖書日課 イザヤ書14章

聖書日課 イザヤ書14章(新共同訳 旧約pp.1081-1084) 14章は、前章に続いて「バビロン」に対する裁きと滅亡がテーマとなっているが、バビロンだけでなく、「アッシリア」への裁き、反アッシリア同盟を組んでユダを苦しめた「ペリシテ」に対する警告も同時に述…

聖書日課 イザヤ書13章

聖書日課 イザヤ書13章(新共同訳 旧約pp.1080-1081) 13章には、イザヤの活動から約200年後に起きたバビロン滅亡の預言が記されている。 「見よ、主の日が来る/残忍な、怒りと憤りの日が。大地を荒廃させ/そこから罪人を絶つために。天のもろもろの星とその…

聖書日課 イザヤ書12章

聖書日課 イザヤ書12章(新共同訳 旧約p.1079) 12章には、「その日には」(1節、4節)という言葉によって始まる2つの感謝の歌が記されている。「その日」とは、メシアによって救われる日、罪を赦され、裁きから解放される日のことである。私達にとっては、イエ…

聖書日課 イザヤ書11章

聖書日課 イザヤ書11章(新共同訳 旧約pp.1078-1079) 11章には、有名なメシア預言の一つが記されている。「エッサイ」とはダビデ王の父の名で、その根から育つ「若枝」こそ主イエス・キリストである。この預言は、イエス・キリストがユダヤのベツレヘムにお生…

聖書日課 イザヤ書10章

聖書日課 イザヤ書10章(新共同訳 旧約pp.1075-1078) 10章には、紀元前721年にイスラエル王国を滅ぼしたアッシリアへの預言の言葉が記されている。「斧」と「のこぎり」はアッシリアを、「それを振るう者」と「使う者」は主なる神を指している。 「斧がそれを…

聖書日課 イザヤ書9章

聖書日課 イザヤ書9章(新共同訳 旧約pp.1073-1075) イスラエル王国の滅亡が近づいていた。神の民は、北王国も南王国も、主なる神への不信仰と反逆故の「闇」の中にあった。「ゼブルン」も「ナフタリ」も「異邦人のガリラヤ」も、アッシリアの手に下り、いよ…

聖書日課 イザヤ書8章

聖書日課 イザヤ書8章(新共同訳 旧約pp.1072-1073) イスラエル王国と周辺の国々による対アッシリア「同盟」からの攻撃を恐れたユダ王国の人々は、イザヤの警告にもかかわらず、アッシリアに頼ろうとしていた。目に見える敵の脅威に対し、目に見える力に頼ろ…

聖書日課 イザヤ書7章

聖書日課 イザヤ書7章(新共同訳 旧約pp.1070-1072) 「ユダの王」アハズの時代、北に「アッシリア」という強大国が勃興し、「イスラエル」周辺の国々は対アッシリア「同盟」を結んで対抗した。しかし、アハズ王はこれに与しなかった。そのため、同盟国が「エ…

主日礼拝祈祷 2023年9月17日

主日礼拝祈祷 2023年9月17日 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛、溢れる慈しみの中に包まれ、御前にあることを心から感謝致します。 主よ、過ぎた一週間、あなたに守られ、あなたから多くの恵みをいただき…

聖書日課 イザヤ書6章

聖書日課 イザヤ書6章(新共同訳 旧約pp.1069-1070) 6章には、主なる神の臨在を仰ぎ見たイザヤが、主なる神から召命を受けた出来事が記されている。 「わたしは言った。『災いだ。わたしは滅ぼされる。わたしは汚れた唇の者。汚れた唇の民の中に住む者。しか…

聖書日課 イザヤ書5章

聖書日課 イザヤ書5章(新共同訳 旧約pp.1067-1069) 5章には「ぶどう畑の歌」と呼ばれる、イザヤ書特有の歌がある(1~7節)。「愛する者」というのは主なる神を指しており、「ぶどう畑」というのはイスラエルのことである。一説によると、実際のぶどうの収穫の…

聖書日課 イザヤ書4章

聖書日課 イザヤ書4章(新共同訳 旧約p.1066) 新共同訳で4章は「エルサレムの将来の栄光」という見出しが付けられている。 「エルサレム」の将来の「栄光」…しかし、そこに至るまでにエルサレムは、実に何度も何度も罪と「汚れ」による恥辱の日々を通らなけれ…

聖書日課 イザヤ書3章

聖書日課 イザヤ書3章(新共同訳 旧約pp.1065-1066) 3章には、エルサレムとユダに主なる神の審判が下され、彼らの「支えとなり、頼みとなる者」が「取り去られる」という預言が記されている。 「見よ、主なる万軍の神は/支えとなり、頼みとなる者を/また、…

聖書日課 イザヤ書2章

聖書日課 イザヤ書2章(新共同訳 旧約pp.1063-1064) 2章には、まず終末においてエルサレムを中心に平和が訪れるという預言が記され(1~5節)、6節からは高ぶる者に対する裁きの預言が記されている。 「終わりの日に/主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち/…

聖書日課 イザヤ書1章

聖書日課 イザヤ書1章(新共同訳 旧約pp.1061-1063) 今日から預言書を読んでいく。最初の書はイザヤ書である。本書は紀元前8世紀の後半に記されたと言われている。イザヤが預言者として召命を受けたのは、南ユダ王国の中興の祖と呼ばれるウジヤ王が死んだ年で…

聖書日課 雅歌8章

聖書日課 雅歌8章(新共同訳 旧約pp.1057-1059) 最終章である本章には、「歌の中の歌」と呼ばれた雅歌の真骨頂とも言うべき言葉が記されている。 恋するおとめは若者に言った。 「りんごの木の下で/わたしはあなたを呼びさましましょう。あなたの母もここで…

聖書日課 雅歌7章

聖書日課 雅歌7章(新共同訳 旧約pp.1056-1057) 7章は、前半(2節~10節前半)が「おとめ」に対する若者の愛と賛美の歌、後半(10節後半~14節)がそれに答えての若者に対する「おとめ」の愛の告白の歌となっている。 「それはわたしの恋しい人へ滑らかに流れ/眠…

聖書日課 雅歌6章

聖書日課 雅歌6章(新共同訳 旧約pp.1055-1056) 4章には、若者からおとめに向けての愛の告白の言葉が記されていたが、6章には、それと少し違った表現が見られる。 「恋人よ、あなたはティルツァのように美しく/エルサレムのように麗しく/旗を掲げた軍勢のよ…

聖書日課 雅歌5章

聖書日課 雅歌5章(新共同訳 旧約pp.1054-1055) 夜、おとめの家に若者が訪れ、「戸をたたいて」「開けておくれ」と呼びかけた。ところが、おとめは既に床の中におり、若者の来訪に胸が「高鳴り」つつも(4節)、戸を開けるのを躊躇っていた。そして、ようやくお…

聖書日課 雅歌4章

聖書日課 雅歌4章(新共同訳 旧約pp.1052-1054) 2章から3章にかけては、「おとめの歌」が詠われていたが、4章では「若者の歌」として、男性から女性に向けての愛の賛歌が詠われている。 「恋人よ、あなたは美しい。あなたは美しく、その目は鳩のよう/ベール…

聖書日課 雅歌3章

聖書日課 雅歌3章(新共同訳 旧約pp.1051-1052) 「恋い慕う人」のことを想うと、すぐにでも会いたい気持ちで一杯になり、尚更眠れなくなってしまう…恋するおとめの熱い思いが伝わってきて、読んでいるだけで気恥ずかしくなってくる。そのような熱い思いに駆ら…

聖書日課 雅歌2章

聖書日課 雅歌2章(新共同訳 旧約pp.1050-1051) 7節の言葉は、3章5節、8章4節にも繰り返されており、雅歌を読み解くキーワードの一つである。 「ぶどうのお菓子でわたしを養い/りんごで力づけてください。わたしは恋に病んでいますから。あの人が左の腕をわ…

聖書日課 雅歌1章

聖書日課 雅歌1章(新共同訳 旧約pp.1049-1050) 今日から雅歌を読んでいく。雅歌は「歌の中の歌」と言われる書であるが、内容は読めばすぐに分かるように、男女の恋愛を歌ったものである。「そのような書がどうして聖書の中に入れられたのか?」と不思議に思わ…

2023年9月3日(日) 週報

2023年9月3日(日) 聖霊降臨節第14主日 ○礼拝プログラム招詞 ローマの信徒への手紙12章1節讃美 68(父なる御神に み栄えあれかし)交読 マタイによる福音書7章24~27節(新共同訳 新約p.12)主の祈り聖書拝読 創世記8章1~22節(新共同訳 旧約pp.10-11)祈り 柏本隆…

聖書日課 コヘレトの言葉12章

聖書日課 コヘレトの言葉12章(新共同訳 旧約pp.1047-1048) 「『神を畏れ、その戒めを守れ。』これこそ、人間のすべて」。これが人生の幸福と意味はどこにあるかを知るためにあらゆる事を調べ尽くしたというコヘレトの結論である。 「すべてに耳を傾けて得た…

聖書日課 コヘレトの言葉11章

聖書日課 コヘレトの言葉11章(新共同訳 旧約p.1047) 私達は、日々主の御前に様々な祈りを献げる。しかし、なかなか祈りが聞かれないというジレンマを感じることがある。信じてもなかなか御業が起こらないと、信仰が足りないのだろうかと落胆したり、主なる神…