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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編141編

聖書日課 詩編141編(新共同訳 旧約pp.981-982)

 この時詩人は、「悪を行う者」に囲まれて、悪の道へと誘惑されていた。その誘いは余りにも強烈で、今にも罪に陥ってしまいそうなくらい激しいものだった。

「【賛歌。ダビデの詩。】主よ、わたしはあなたを呼びます。速やかにわたしに向かい/あなたを呼ぶ声に耳を傾けてください。わたしの祈りを御前に立ち昇る香りとし/高く上げた手を/夕べの供え物としてお受けください。主よ、わたしの口に見張りを置き/唇の戸を守ってください。わたしの心が悪に傾くのを許さないでください。悪を行う者らと共にあなたに逆らって/悪事を重ねることのありませんように。彼らの与える好餌にいざなわれませんように。主に従う人がわたしを打ち/慈しみをもって戒めてくれますように。わたしは油で頭を整えることもしません/彼らの悪のゆえに祈りをささげている間は」(1~5節)。

 第141編は、そのような誘惑の中で、主なる神に守りと助けを求める「祈り」の歌である。悪の誘惑に勝利するために、私達は何よりもまず祈ることが大切である。では、詩人はどのような「祈り」を献げたのだろうか。

 まず、詩人は、「主よ、わたしの口に見張りを置き/唇の戸を守ってください」と祈った。自分の語る言葉に注意することは、人との関わりにおいて問題に巻き込まれないためにも、とても重要なことである。

 次に、詩人は、「わたしの心が悪に傾くのを許さないでください」と祈った。主なる神に「心と考え」を守っていただくことは、誘惑への最大の守りと言える(フィリピの信徒への手紙4章6~7節)。

 第3に、詩人は、「主に従う人がわたしを打ち/慈しみをもって戒めてくれますように」と祈った。誘惑に打ち勝つには、信仰の仲間の存在も大きな力となる。私達は皆、仲間からの励ましや戒めによって力づけられる。

 最後に、詩人は「主よ、わたしの神よ、わたしの目をあなたに向け/あなたを避けどころとします」と祈っている(8節)。このように、いつも主なる神に「目」「向け」続けることが、主なる神に守られるための最善の道である。

「わたしたちもまた、…すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら」(ヘブライ人への手紙12章1~2節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と慈しみに包まれ、御前にあること、祈りを献げられることを心から感謝致します。

 主よ、私の内側から湧いてくる様々な悪い思いや否定的な思いを赦して下さい。これらをあなたの十字架の血潮で洗い清めて下さい。そして、「わたしの口」にあなたの「見張りを置き」、私の口から悪い言葉が一切出ないように、あなたが治めて下さい。

 今日一日、自分の思いと言葉を監視しながら、いつもあなたの思いに満たされることを求めますよう、私を助けて下さい。

 今日も尊いあなたの子供達を祝福し、支え、あなたの良いもので満たして下さい。その心の中に否定的な思い、汚れた思い、悪意が湧きあがる時、あなたご自身がそれを赦し、取り去って下さいますよう、そして、あなたの清さと恵みに満たされますよう、お導き下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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