ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書日課 ヨブ記9章

聖書日課 ヨブ記9章(新共同訳 旧約pp.785-787) ヨブは、主なる神の正しさと主なる神の権威を認めていた。人が主なる神の正しさの前に立ち得ないことも知っていた。 「ヨブは答えた。それは確かにわたしも知っている。神より正しいと主張できる人間があろうか…

地上における人生で大切なこと

「地上における人生で大切なこと」 地上における人生は永遠の人生における影である。地上での人生がほんの僅かであるのに対し、永遠の人生は永遠に続く。実際、聖書では、地上での人生は「影」と言われている。 「わたしたちはほんの昨日からの存在で/何も…

聖書日課 ヨブ記4章

聖書日課 ヨブ記4章(新共同訳 旧約pp.778-779) 「テマン人エリファズ」は(1節)、ヨブがこれまで「多くの人を諭し」、助け、励ましてきた功績を認めた(3~4節)。しかし、今そのヨブは、自ら苦しみを受け、嘆き、怯え、死にたいと口にするほど弱り果てていた。…

聖書日課 ヨブ記5章

聖書日課 ヨブ記5章(新共同訳 旧約pp.780-781) ヨブに対するエリファズの言葉が続く。特に次の言葉は、エリファズがヨブのことをどのように受けとめていたかをはっきりと示している。 「呼んでみよ/あなたに答える者がいるかどうか。聖なるものをおいて、誰…

聖書日課 ヨブ記6章

聖書日課 ヨブ記6章(新共同訳 旧約pp.781-783) 6~7章は、エリファズの言葉に対するヨブの答えである。 エリファズは、因果応報の考えから、ヨブが受けている苦難はヨブの罪の報いであるとして、ヨブに悔い改めを勧めた。しかし、それは却ってヨブを苦しめる…

聖書日課 ヨブ記7章

聖書日課 ヨブ記7章(新共同訳 旧約pp.783-784) 理由の分からない激しい苦しみの中で、ヨブは主なる神に向かって訴え叫んだ。友人エリファズの言葉に対して答えている筈なのに、ヨブの意識は、目の前の友人を越えて主なる神へと向かっていた。彼は心の奥底か…

聖書日課 ヨブ記8章

聖書日課 ヨブ記8章(新共同訳 旧約pp.784-785) 2人目の友人「シュア人ビルダド」が「話し始めた」(1節)。ところが、彼もまたヨブの激しい嘆きの言葉に苛立ちを覚え、4~5章で見た友人エリファズと同じように、因果応報の教理からヨブの罪を指摘した。 「いつ…

聖書日課 ヨブ記3章

聖書日課 ヨブ記3章(新共同訳 旧約pp.777-778) ヨプは、財産を失い、子供達を失い、健康を失った。それでも主なる神を呪うことはなかった。だからと言って、彼に嘆きや悩みがなかったわけではない。しかし、これまでヨブは嘆きや悲しみをあらわにすることは…

聖書日課 ヨブ記2章

聖書日課 ヨブ記2章(新共同訳 旧約pp.776-777) ヨプは、1日にして全財産と10人の息子、娘を失った。それでも「神を非難すること」はなかったヨブに対し(1章22節)、主なる神は再び信頼と賞賛の言葉を述べた。 「主はサタンに言われた。『お前はわたしの僕ヨブ…

聖書日課 ヨブ記1章

聖書日課 ヨブ記1章(新共同訳 旧約pp.775-776) ヨブは、「無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生き」る信仰者であった(1節)。「ある日」(6節)、主なる神はサタンに対して、ヨブを「わたしの僕」と呼んで賞賛した(8節)。しかし、サタンは、ヨブが「神を敬…

聖書日課 エステル記10章

聖書日課 エステル記10章(新共同訳 旧約p.774) エステル記の最終章は、僅か3節から成り、エピローグとなっている。ここには、エステルの名は記されておらず、モルデカイと彼に与えられた「栄誉」について記されているだけである。 「クセルクセス王は全国と…

聖書日課 エステル記9章

聖書日課 エステル記9章(新共同訳 旧約pp.772-774) 遂に「アダルの月の十三日」がやって来た。それは、ハマンの布告とモルデカイの布告が同時に決行される日であった。しかし、勝利の軍配は、既にユダヤ人の側に上がっていた。モルデカイの名声はペルシア全…

聖書日課 エステル記8章

聖書日課 エステル記8章(新共同訳 旧約pp.771-772) 「ユダヤ人の敵ハマン」が失脚した後、クセルクセス王は、「ハマンの家」と財産を全てエステルに与えた(1節)。また、「ハマンから取り返した王の指輪をモルデカイに与え」た。そして、エステルはモルデカイ…

聖書日課 エステル記7章

聖書日課 エステル記7章(新共同訳 旧約pp.770-771) 遂に神の民の敵ハマン失脚の時がやって来た。それは、王妃エステルが、昨夜に続いて再び「王とハマン」の2人を招いて開いた「酒宴」の席で起こった(1節)。 「ぶどう酒を飲み」、上機嫌になった王は、昨日と…

聖書日課 エステル記6章

聖書日課 エステル記6章(新共同訳 旧約pp.769-770) クセルクセス王は眠ることが出来なかったため、「宮廷日誌を持って来させ、読み上げさせた」(1節)。ところが、その中に、かつて王に対する謀反を未然に防いだモルデカイの「記録があった」(2節)。彼が「栄…

聖書日課 エステル記5章

聖書日課 エステル記5章(新共同訳 旧約pp.768-769) 「このために死ななければならないのでしたら、死ぬ覚悟でおります」と同胞の救いのために命をかけることを決心したエステルは(4章16節)、「三日三晩」の「断食」と祈りによる備えの後、遂にクセルクセス王…

聖書日課 エステル記4章

聖書日課 エステル記4章(新共同訳 旧約pp.767-768) ユダヤ人滅亡の法令が発布されると、ペルシアの「どの州でもユダヤ人の間に大きな嘆きが起こった」(3節)。首都スサにいたモルデカイも、「事の一部始終を知ると、衣服を裂き、粗布をまとって灰をかぶり」、…

聖書日課 エステル記3章

聖書日課 エステル記3章(新共同訳 旧約pp.766-767) 「クセルクセス王」が「引き立て」、重用した人物に「アガグ人」「ハマン」という人がいた(1節)。彼は王権を代行する権力を与えられていた。しかし、王に仕える「役人」に彼が来たら「ひざまずいて敬礼」さ…

聖書日課 エステル記2章

聖書日課 エステル記2章(新共同訳 旧約pp.764-766) 王妃ワシュティの失脚後、4年の月日が流れた。ペルシア王クセルクセスは、「侍従たち」の進言を受け、新しい王妃を迎えるために、国中から「美しいおとめを探させ」た(2~4節)。そして、いよいよ新しい王妃…

聖書日課 エステル記1章

聖書日課 エステル記1章(新共同訳 旧約pp.763-764) エステル記は、イスラエルがペルシア帝国の支配の下に置かれていた紀元前5世紀前半の出来事を記した書である。同書は、ペルシア帝国の各地で暮らしていたユダヤ人に襲い掛かった危機とそこからの救出劇を記…

聖書日課 ネヘミヤ記13章

聖書日課 ネヘミヤ記13章(新共同訳 旧約pp.760-762) 城壁再建、主なる神への誓約、喜び溢れる奉献式(12章)…小説や映画なら、ここでめでたし、めでたしのハッピーエンドになるだろう。しかし、現実はそれほど単純ではなかった。ネヘミヤ記の最終章には、城壁…

聖書日課 ネヘミヤ記12章

聖書日課 ネヘミヤ記12章(新共同訳 旧約pp.758-760) 〈喜び〉…本章を一言で表すなら、これが最もぴったりくる言葉であるに違いない。 それは、70年にわたるバビロン捕囚から解放された民が約束の地に帰還して以来、実に80年以上にもわたって希求されてきたエ…

聖書日課 ネヘミヤ記11章

聖書日課 ネヘミヤ記11章(新共同訳 旧約pp.756-758) 11章には〈エルサレムおよび他の町や村に住んだ人々〉の名が記されている。 エルサレムは、イスラエルの都であり、神殿と再建されたばかりの城壁で囲まれる美しい都市であった。しかし、それは同時に、敵…

聖書日課 ネヘミヤ記10章

聖書日課 ネヘミヤ記10章(新共同訳 旧約pp.755-756) 城壁を再建し、主の律法を学び、罪の告白をしたイスラエルの人々は、次に、「神の律法に従って歩み」、「主の戒めと法と掟をすべて守って、実行することを誓」って誓約書をしたため(30節)、「捺印を添え」…

聖書日課 ネヘミヤ記9章

聖書日課 ネヘミヤ記9章(新共同訳 旧約pp.751-755) 主の律法を熱心に学び、全国民を挙げて仮庵祭を執り行ったイスラエルの人々は、「その月の二十四日」に再び「集まって断食し、粗布をまとい、土をその身に降りかけた」(1節)。彼らは、主なる神の御前に「自…

聖書日課 ネヘミヤ記8章

聖書日課 ネヘミヤ記8章(新共同訳 旧約pp.749-751) 城壁が完成して数日後、「第七の月の一日」に、民は「広場に集まって」、「書記官エズラ」に「律法の書を持って来るように求めた」。この日は、「角笛を吹き鳴らして」、「聖なる集会」を持つべき日と定め…

聖書日課 ネヘミヤ記7章

聖書日課 ネヘミヤ記7章(新共同訳 旧約pp.747-749) 敵対者の妨害と策略にもかかわらず、主の守りの中で、エルサレムの「城壁が築かれた」。敵対者は、「神の助けによってこの工事がなされた」ことを悟り、「皆恐れを抱き」、「大いに面目を失った」と記され…

聖書日課 ネヘミヤ記6章

聖書日課 ネヘミヤ記6章(新共同訳 旧約pp.745-747) ネヘミヤ記6章は、新共同訳では〈敵の脅迫〉という見出しが付けられている。しかし、この箇所に記されている内容は、〈敵の罠〉とした方がぴったりくるように思われる。ネヘミヤの陣頭指揮によって、エルサ…

聖書日課 ネヘミヤ記5章

聖書日課 ネヘミヤ記5章(新共同訳 旧約pp.744-745) ネヘミヤの戦いは、外の敵との戦いだけではなかった。同胞の民の貧富の差が大きく、「息子や娘を手放して奴隷にしなければ」生きることが出来ないほど貧しい人々がいる一方で、彼らに物や金を貸して私腹を…

聖書日課 ネヘミヤ記4章

聖書日課 ネヘミヤ記4章(新共同訳 旧約pp.743-744) 主なる神の御業が行われる時、多くの場合、反対者たちによる妨害が起こる。「エルサレムの城壁の再建」工事においても、周辺に住む異邦人による妨害と攻撃があった。彼らはイスラエルの復興に恐れと怒りを…