ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書日課 イザヤ書49章

聖書日課 イザヤ書49章(新共同訳 旧約pp.1142-1144) 1~9節には、「主の僕の使命」という見出しが付けられている。主の僕とは、神の民イスラエルであると共に、その中からお生まれになる主イエス・キリストを指していると思われる。 「島々よ、わたしに聞け…

聖書日課 イザヤ書48章

聖書日課 イザヤ書48章(新共同訳 旧約pp.1140-1142) 本章には「バビロン」捕囚からの解放の預言が記されている。 「バビロンを出よ、カルデアを逃げ去るがよい。喜びの声をもって告げ知らせ/地の果てまで響かせ、届かせよ。主は僕ヤコブを贖われた、と言え…

聖書日課 イザヤ書47章

聖書日課 イザヤ書47章(新共同訳 旧約pp.1138-1140) 47章は「バビロン」滅亡の預言である。 「身を低くして塵の中に座れ/おとめである、娘バビロンよ。王座を離れ、地に座れ、娘カルデアよ。柔らかでぜいたくな娘と呼ばれることは/二度とない。石臼を取っ…

聖書日課 イザヤ書46章

聖書日課 イザヤ書46章(新共同訳 旧約pp.1137-1138) 46~47章はバビロンに関する預言である。本章ではバビロンの偶像について述べられている。 「ベルはかがみ込み、ネボは倒れ伏す。彼らの像は獣や家畜に負わされ/お前たちの担いでいたものは重荷となって…

聖書日課 イザヤ書45章

聖書日課 イザヤ書45章(新共同訳 旧約pp.1135-1137) 44章24節から本章にかけて、ペルシアの「キュロス」王についての預言が語られている。イスラエルがバビロン捕囚から解放されたのは、この「キュロス」がバビロンを滅ぼしたことによってなされた。 「主が…

聖書日課 イザヤ書44章

聖書日課 イザヤ書44章(新共同訳 旧約pp.1132-1135) 前章に続いて、バビロン捕囚からの解放の預言が記されている。この中で、主なる神は神の民を何度も「わたしの僕」と呼び、そして彼らに向かって、「恐れるな、おびえるな」と励ましの言葉をかけている(8節…

聖書日課 イザヤ書43章

聖書日課 イザヤ書43章(新共同訳 旧約pp.1130-1132) 本章は42章からの続きで、主なる神がバビロン捕囚からイスラエルの民を解放して下さるという約束の言葉である。 「ヤコブよ、あなたを創造された主は/イスラエルよ、あなたを造られた主は/今、こう言わ…

聖書日課 イザヤ書42章

聖書日課 イザヤ書42章(新共同訳 旧約pp.1128-1130) 42章には、イザヤ書に特徴的な〈主の僕の歌〉の一つが記されている。ここでの主の「僕」については、イスラエル民族を指すとか、キョロス王を指しているという説がある。しかし、マタイによる福音書12章で…

聖書日課 イザヤ書41章

聖書日課 イザヤ書41章(新共同訳 旧約pp.1125-1128) 紀元前5世紀後半、ペルシアのキュロス王はバビロンを攻略し、瞬く間に世界の覇者となった。そして、このキュロス王によってイスラエルのバビロン捕囚からの解放がなされた。 「島々よ、わたしのもとに来て…

聖書日課 イザヤ書40章

聖書日課 イザヤ書40章(新共同訳 旧約pp.1123-1125) イザヤ書は40章から後半に入る。39章までの前半は、主にアッシリアによる主の審判と警告が語られていた。しかし、40章からの後半には、バビロン捕囚及び終末における解放と救いの預言が語られている。その…

聖書日課 イザヤ書39章

聖書日課 イザヤ書39章(新共同訳 旧約p.1123) 本章でイザヤは、ヒゼキヤ王にバビロンによるユダ王国滅亡の預言を告げている。 「そこでイザヤはヒゼキヤに言った。『万軍の主の言葉を聞きなさい。王宮にあるもの、あなたの先祖が今日まで蓄えてきたものが、…

聖書日課 イザヤ書38章

聖書日課 イザヤ書38章(新共同訳 旧約pp.1121-1123) 突然「死の病にかかった」ヒゼキヤ王のところに、預言者イザヤが遣わされて言った。 「主はこう言われる。『あなたは死ぬことになっていて、命はないのだから、家族に遺言をしなさい』」(1節)。 これは、…

聖書日課 イザヤ書37章

聖書日課 イザヤ書37章(新共同訳 旧約pp.1118-1121) エルサレムは、「アッシリア」軍に取り囲まれて絶体絶命の危機の中にあった。この時、預言者イザヤがエルサレムの「ヒゼキヤ王」に主なる神の言葉を伝えた。 「主がアッシリアの王に向かって告げられた言…

聖書日課 イザヤ書36章

聖書日課 イザヤ書36章(新共同訳 旧約pp.1117-1118) 36~37章には、紀元前701年に「アッシリアの王センナケリブ」が、ユダ王国に「攻め上」ってエルサレムを取り囲んだ時の出来事が記されている。 「ヒゼキヤ王の治世第十四年に、アッシリアの王センナケリブ…

聖書日課 イザヤ書35章

聖書日課 イザヤ書35章(新共同訳 旧約pp.1116-1117) 「栄光の回復」という見出しが付けられた本章の預言は、バビロン捕囚から解放された人々が、やがて約束の地に帰って来ることを預言したものであると言われている。 「荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ/砂漠…

聖書日課 イザヤ書34章

聖書日課 イザヤ書34章(新共同訳 旧約pp.1114-1116) 34章には「エドムの審判」という見出しが付けられている。しかし、内容的にそれは5節以降からで、本章の冒頭には、全世界に対する主なる神の怒りの審判の預言が記されている。 「もろもろの国よ、近づいて…

聖書日課 イザヤ書33章

聖書日課 イザヤ書33章(新共同訳 旧約pp.1112-1114) 紀元前8世紀の終わり、ユダの国に攻め入ろうとしたアッシリアに対し、ユダの王ヒゼキヤは貢ぎ物をもって和睦を申し出た。ところが、アッシリアの王センナケリブは、この約束を裏切ってユダ王国に攻め寄せ…

聖書日課 イザヤ書32章

聖書日課 イザヤ書32章(新共同訳 旧約pp.1111-1112) 32章は、いわゆるメシア預言である。メシアの来臨によって最終的に「正義」と「公平」があまねく行き渡る正しい社会が築かれるという希望のメッセージである。 「見よ、正義によって/一人の王が統治し/…

聖書日課 イザヤ書31章

聖書日課 イザヤ書31章(新共同訳 旧約p.1110) 31章にも、「エジプト」に依り頼むことに対する主なる神の警告の言葉が記されている。 「災いだ、助けを求めてエジプトに下り/馬を支えとする者は。彼らは戦車の数が多く/騎兵の数がおびただしいことを頼りと…

聖書日課 イザヤ書30章

聖書日課 イザヤ書30章(新共同訳 旧約pp.1106-1109) 30章には、「エジプト」に依り頼もうとしていたユダ王国に対する警告の預言が記されている。アッシリアの脅威に晒された時、ユダの指導者は「エジプト」と盟約を交わそうとした。目に見えるアッシリアの脅…

聖書日課 イザヤ書29章

聖書日課 イザヤ書29章(新共同訳 旧約pp.1104-1106) 29章には神の民イスラエルに対する裁きの宣告が記されている。「アリエル」とは、エルサレムを指している。 「ああ、アリエルよ、アリエルよ/ダビデが陣を張った都よ。年毎に、祭りの数を増し、巡り来ら…

聖書日課 イザヤ書28章

聖書日課 イザヤ書28章(新共同訳 旧約pp.1102-1104) 28章はイスラエル王国滅亡の預言である。「エフライム」は北イスラエルの代表的な部族を、「酔いどれの誇る冠」は、北イスラエルの首都サマリアを指している。 「災いだ、エフライムの酔いどれの誇る冠は…

聖書日課 イザヤ書27章

聖書日課 イザヤ書27章(新共同訳 旧約pp.1100-1102) 27章には「ぶどう畑の歌」と呼ばれるものが記されている。5章にも出てきたが、イザヤ書の特徴の一つである。 「その日には、見事なぶどう畑について喜び歌え。主であるわたしはその番人。常に水を注ぎ/害…

聖書日課 イザヤ書26章

聖書日課 イザヤ書26章(新共同訳 旧約pp.1099-1100) 前章に続いて、26章にも終末における勝利と祈り、そして審判の預言が記されている。本章は3つの部分に分けられる。1~6節が「勝利の歌」、7~19節が「復活を求める祈り」、そして20節~27章1節までが「主…

聖書日課 イザヤ書25章

聖書日課 イザヤ書25章(新共同訳 旧約pp.1097-1098) 25章に記されている預言には「神の驚くべき御業」という見出しが付けられている。主なる神は「驚くべき計画を成就された」。神の民を圧迫していた者が滅ぼされ、イスラエルに勝利が与えられた。それは「遠…

聖書日課 イザヤ書24章

聖書日課 イザヤ書24章(新共同訳 旧約pp.1096-1097) 24章には「神の世界審判」という見出しが付けられている。この章には、「地」(ヘブライ語でエレツ)という語が16回も使われており、主なる神の審判が全地球、全世界に及ぶものであることが表されている。終…

聖書日課 イザヤ書23章

聖書日課 イザヤ書23章(新共同訳 旧約pp.1094-1096) 23章には、「ティルス」と「シドン」への審判の「託宣」が記されている。この2つの都市は、古代フェニキア地方にあった海港都市で、どちらも「貿易」によって栄えた。 「ティルスについての託宣。泣き叫べ…

聖書日課 イザヤ書22章

聖書日課 イザヤ書22章(新共同訳 旧約pp.1092-1094) 22章には、「いやし難いエルサレムの罪」という見出しが付けられた預言が記されている。 「その日には、万軍の主なる神が布告された。嘆くこと、泣くこと/髪をそり、粗布をまとうことを。しかし、見よ、…

聖書日課 イザヤ書21章

聖書日課 イザヤ書21章(新共同訳 旧約pp.1091-1092) バビロンへの審判については、既に13~14章に記されている。ここで再びバビロン陥落の「託宣」が語られているのは、単なる繰り返しではない。これを語る預言者イザヤの嘆きと苦悩が記されている。 「厳し…

聖書日課 イザヤ書20章

聖書日課 イザヤ書20章(新共同訳 旧約p.1090) 「裸、はだしで歩き回った」(2節)…これは預言者の「象徴的行動」と呼ばれるもので、言葉ではなく、或る特異な行動を通して主なる神のメッセージを印象強く伝えようとするものである。 「アッシリアの王サルゴン…