ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 申命記

聖書日課 申命記34章

聖書日課 申命記34章(新共同訳 旧約pp.338-339) 死期が近づいたモーセは、これから入ろうとするカナンの全地を見渡すことの出来る「ピスガの山頂に登った」。そして、そこで主なる神から御言葉を受けた。 「主はモーセに言われた。『これがあなたの子孫に与…

聖書日課 申命記33章

聖書日課 申命記33章(新共同訳 旧約pp.336-338) 荒れ野の旅を終えたイスラエルの民は、これから約束の地カナンに入って行く。しかし、民を教え導いたモーセ自身は入って行くことが出来ない。モーセとしては複雑な心境だったことだろう。 しかし、そのような…

聖書日課 申命記32章

聖書日課 申命記32章(新共同訳 旧約pp.332-336) 歌には力がある。特に御言葉を歌にして歌うのは恵み深いことである。私も、御言葉を歌詞とする讃美歌を数曲覚えている。不思議と御言葉を覚えて、いつの間にか心に残っていった。 32章でモーセは、イスラエル…

聖書日課 申命記31章

聖書日課 申命記31章(新共同訳 旧約pp.330-332) 主なる神は、イスラエルの民が偶像礼拝に染まってしまうことを予告し、次のように言われた。 「主はモーセに言われた。『あなたは間もなく先祖と共に眠る。するとこの民は直ちに、入って行く土地で、その中の…

聖書日課 申命記30章

聖書日課 申命記30章(新共同訳 旧約pp.328-330) 主なる神は、イスラエルの民に「祝福と呪い」を選ぶ自由をお与えになった。「祝福」を選ぶ自由もあれば、「滅び」を選ぶ自由もある。 自由は決して楽なことではない。自由は、責任を負うことであり、重荷を負…

聖書日課 申命記29章

聖書日課 申命記29章(新共同訳 旧約pp.327-328) イスラエルの民をエジプトから導き出された目的をもう一度確認しておこう。エジプトは「木や石、銀や金で造られた憎むべき偶像」に満ちた国だった(16節)。そのような偶像の国から導き出し、真の神礼拝に生きる…

聖書日課 申命記28章

聖書日課 申命記28章(新共同訳 旧約pp.323-327) 主なる神は、28章の前半で祝福について、後半で呪いについて語っている。その条件は何か。 「もし、あなたがあなたの神、主の御声によく聞き従い、今日わたしが命じる戒めをことごとく忠実に守るならば、あな…

聖書日課 申命記27章

聖書日課 申命記27章(新共同訳 旧約pp.322-323) イスラエルの民が、約束の地に入って最初になすべきことは、「大きな石」によって「主のために祭壇を築き」(2節、5節)、その「石の上に」「律法の言葉をすべてはっきりと書き記」すことであった(8節)。「祭壇…

聖書日課 申命記26章

聖書日課 申命記26章(新共同訳 旧約pp.320-321) 主なる神は、イスラエルの民に「初物」をご自分への献げ物とするように命じている。 「あなたの神、主が嗣業の土地として得させるために与えられる土地にあなたが入り、そこに住むときには、あなたの神、主が…

聖書日課 申命記25章

聖書日課 申命記25章(新共同訳 旧約pp.319-320) 主なる神の配慮に満ちた律法は続く。主なる神は、正しい裁きをなすように命じつつも、罪人が受ける刑罰である「鞭打ち」が「四十回」を越えることを禁じられた。それ以上打つことは、必要以上の辱めを受けるこ…

聖書日課 申命記24章

聖書日課 申命記24章(新共同訳 旧約pp.318-319) 日本の法律が日本の〈義〉を表しているのと同じように、主なる神の律法は、神の国(支配)における〈義〉を表している。 〈義〉とは正しさの水準のことである。神の国の義の水準は、律法に表されている。律法に…

聖書日課 申命記23章

聖書日課 申命記23章(新共同訳 旧約pp.316-317) 23章で、次の者は「主の会衆に加わることはできない」と言われている。つまり、正式なイスラエルの民と見なされない。或いは、神殿で礼拝することを許されない。 その人々とは、「睾丸のつぶれた者、陰茎を切…

聖書日課 申命記22章

聖書日課 申命記22章(新共同訳 旧約pp.314-316) 22章には日常生活の細かな規範が記されている。その特徴は〈配慮〉と〈区別〉である。 主なる神は、「牛」や「羊」などの家畜が「迷っている」のを見つけたら、それを見捨てず、持ち主のところに「連れ返」す…

聖書日課 申命記21章

聖書日課 申命記21章(新共同訳 旧約pp.312-314) 主なる神は約束の地にイスラエルを導こうとされていた。しかし、21章には「主が」彼らに「与えて、得させられる土地で」主なる神の御心を踏みにじる身勝手な罪人の姿が描かれている(1節)。 「殺されて野に倒れ…

聖書日課 申命記20章

聖書日課 申命記20章(新共同訳 旧約pp.311-312) イスラエルがこれから立ち向かう相手は、皆自分達より大きく強い民ばかりだった。しかし、主なる神は、彼らを見ても「恐れてはならない」と命じられた。 「あなたが敵に向かって出陣するとき、馬と戦車、また…

聖書日課 申命記18章

聖書日課 申命記18章(新共同訳 旧約pp.309-310) 18章で、主なる神は、イスラエルの民の中からモーセのような「預言者を立て」ることを約束されている(15節)。その預言者は、主なる神が「命じることをすべて彼らに告げる」ことになる。 「わたしは彼らのため…

聖書日課 申命記17章

聖書日課 申命記17章(新共同訳 旧約pp.307-308) 当時イスラエルの統治は王制ではなかった。敢えて言えば、主なる神が王であった。そして、その主なる神の代理人として、モーセやヨシュア、後の士師達が立てられた。 しかし、「周囲のすべての国々と同様、わ…

聖書日課 申命記16章

聖書日課 申命記16章(新共同訳 旧約pp.306-307) 16章では、イスラエルの〈三大祝祭日〉が取り上げられている。即ち、①「過越祭」(1節)(それに続く「除酵祭」(16節))、②「七週祭」(10節)、③「仮庵祭」(16節)の三つである。祭りの意味については、出エジプト記…

聖書日課 申命記15章

聖書日課 申命記15章(新共同訳 旧約pp.304-306) 1週間の7日目が〈安息日〉であったように、「七年目」の年は〈安息年〉と呼ばれた。主なる神は、イスラエルの民に「七年目ごとに負債を免除しなさい」と命じられた(1節)。それは金銭的な負債だけでなく、罪と…

聖書日課 申命記14章

聖書日課 申命記14章(新共同訳 旧約pp.303-304) 自分は何者なのか。どのような存在なのか。このことが明確であれば、生き方もまた明確になる。 聖書は告げている。 「あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。主は地の面のすべての民の中からあなたを選ん…

聖書日課 申命記13章

聖書日課 申命記13章(新共同訳 旧約pp.302-303) 偶像礼拝に気をつけよ。異教の神々を礼拝してはならない。主なる神は、この命令を何度も繰り返しておられる。それは、主なる神が真の礼拝者を求めておられるからである。イスラエルをエジプトから導き出したの…

聖書日課 申命記11章

聖書日課 申命記11章(新共同訳 旧約pp.298-300) イスラエルの民がこれから「入って行って得ようとしている土地」は、かつて彼らが奴隷であった「エジプトの土地とは違う」と、主なる神は言われた。 「あなたが入って行って得ようとしている土地は、あなたた…

聖書日課 申命記10章

聖書日課 申命記10章(新共同訳 旧約pp.297-298) モーセの説教は、イスラエルが何度も主なる神に背いてきたことを顧みている。彼らの反逆の原因は「かたくな」さである。心が強情で、主なる神が言われることを受け入れなかった。 「心の包皮を切り捨てよ。二…

聖書日課 申命記9章

聖書日課 申命記9章(新共同訳 旧約pp.295-297) これからイスラエルの民はカナンの地を攻め取ろうとしていた。彼らがカナンの地を所有する根拠は何なのか。「あなたが正しく、心がまっすぐであるから」ではないと、主なる神はイスラエルの民に念を押すように…

聖書日課 申命記8章

聖書日課 申命記8章(新共同訳 旧約pp.294-295) 何故イスラエルの民は「炎の蛇とさそりのいる、水のない乾いた、広くて恐ろしい荒れ野」を通過しなければならなかったのか(15節)。あの40年の荒れ野の旅は無駄だったのか。いや、主なる神の深いご計画と配慮に…

聖書日課 申命記7章

聖書日課 申命記7章(新共同訳 旧約pp.292-294) 主なる神は、「力ある御手をもって」イスラエルの民をエジプトから「導き出し」、「エジプトの王、ファラオが支配する奴隷の家から救い出された」(8節)。そして、イスラエルの民を御自分の「民」とされた。 「…

聖書日課 申命記6章

聖書日課 申命記6章(新共同訳 旧約pp.291-292) 十戒の要点は何か。それは〈主なる神を愛すること〉である。 「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」(4~5節)。 …

聖書日課 申命記5章

聖書日課 申命記5章(新共同訳 旧約pp.289-290) 5章から28章までは、モーセによる第二の遺言説教である。その語り出しはシナイ山(「ホレブ」)で主なる神から受けた〈十戒〉から始まる(2節)。 その内容は次の通りである。①主なる神の「ほかに神があってはなら…

聖書日課 申命記4章

聖書日課 申命記4章(新共同訳 旧約pp.285-288) 〈神〉と呼ばれる存在は沢山ある。人間が〈神〉に祭り上げられる国もある。しかし、主なる神は唯一であり、「主」の「ほかに神はいない」。これが聖書の主張するところである。 「あなたは、今日、上の天におい…

聖書日課 申命記3章

聖書日課 申命記3章(新共同訳 旧約pp.284-285) 荒れ野の旅も後半になり、ヘシュボンの王シホン(2章24~37節)、バシャンの王オグらとの戦いが述懐されている(1~11節)。イスラエルは、彼らから旅を妨害されたり、攻撃を受けたが、主の助けを得て勝利した。 「…