ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 オバデヤ書

聖書日課 オバデヤ書(新共同訳 旧約pp.1443-1444) オバデヤ書は旧約聖書の中で最も短い書物で、オバデヤの見た「幻」を記している。内容は、イスラエルの隣国「エドム」の罪に対する裁きの宣告(1~18節)、およびイスラエルの回復の預言である(19~21節)。 エ…

聖書日課 アモス書9章

聖書日課 アモス書9章(新共同訳 旧約pp.1440-1442) アモスは、イスラエルに主なる神の裁きが下ることを語り続けた預言者だった。本書の最終章である9章にも、アモスの見た第五の幻(1~4節)が記されている。その内容は、主なる神がイスラエルの神殿を徹底的に…

聖書日課 アモス書8章

聖書日課 アモス書8章(新共同訳 旧約pp.1439-1440) 第四の幻は「夏の果物」の幻である(1~3節)。この「一籠の夏の果物(カイツ)」はよく熟していた。それはイスラエルの罪が熟して、彼らの最後が近づいていることを示していた。 主なる神は、はっきりと「わが…

聖書日課 アモス書7章

聖書日課 アモス書7章(新共同訳 旧約pp.1437-1439) アモス書の最後の3つの章(7~9章)には、アモスが見た5つの幻が記されている。そのうち、7章には最初の3つの幻が書かれている。第一の幻と第二の幻においては、預言者の執り成しによって、主なる神は審判を…

【BOOK】ビューリタニズムの倫理思想

大木 英夫『ピューリタニズムの倫理思想――近代化とプロテスタント倫理との関係』東京: 新教出版社, 1966年, p.255 「ピューリタンが家庭を重んじたことは、ピューリタンの宗教的個人主義と強い緊張を保っている。バンヤンの『天路歴程』の第一部は、宗教的求…

聖書日課 アモス書6章

聖書日課 アモス書6章(新共同訳 旧約pp.1436-1437) 新共同訳における本章の見出しは「驕れる人々への審判」である。前章までの内容に続いて、ここでもイスラエルの罪に対する主の裁きの預言が語られている。 その中で、2節の「カルネ」は、北アラムの首都で…

聖書日課 アモス書5章

聖書日課 アモス書5章(新共同訳 旧約pp.1434-1436) アモス書の預言は、イスラエルの罪に対する主なる神の厳しい裁きの宣告に満ちている。その一方で、主なる神はイスラエルに「わたしを求めよ、そして生きよ」と呼びかけている(4節)。 主なる神を「求め」る…

聖書日課 アモス書4章

聖書日課 アモス書4章(新共同訳 旧約pp.1432-1434) 4章には、主なる神に逆らって罪を犯し続けるイスラエルに対して下された5つの懲罰が記されている。 第一の懲罰は飢饉と「欠乏」(6節)、第二の懲罰は干ばつ(7~8節)、第三の懲罰は「黒穂病と赤さび病」、「…

聖書日課 アモス書3章

聖書日課 アモス書3章(新共同訳 旧約pp.1431-1432) 主なる神の選びは、特別なものである。主なる神が「地上の全部族の中から」イスラエルを選ばれたのは、あの人々でも、この人々でも、誰でも良かったなどというものではない。勿論、たまたまとか、何となく…

聖書日課 アモス書2章

聖書日課 アモス書2章(新共同訳 旧約pp.1429-1430) 1章に続いて本章でも、諸国民の罪に対する裁きが語られている。アモスは、主なる神の審判の象徴に「火」を用いているが(1章4節、7節、10節、12節、14節、2章2節、5節)、これは、主なる神の裁きが「火」のよ…

聖書日課 アモス書1章

聖書日課 アモス書1章(新共同訳 旧約pp.1428-1429) 「テコアの牧者の一人であったアモス」が預言活動を行ったのは、「ユダの王ウジヤ」と「イスラエルの王」ヤロブアム2世の時代で、紀元前760~750年頃であったと言われている(1節)。 本書の1~2章には、8つ…

聖書日課 ヨエル書4章

聖書日課 ヨエル書4章(新共同訳 旧約pp.1425-1427) ヨエル書の主題は〈主の日〉である。最終章である本章では、「その日、その時」何が起こるのかが改めて語られている(1節)。その日は、「ユダとエルサレム」、即ち神の民が「繁栄を回復する」日であり(1節)…

聖書日課 ヨエル書3章

聖書日課 ヨエル書3章(新共同訳 旧約p.1425) 3章では、預言者ヨエルの目は遥かに時代を超えて終末へと向けられている。終末における「主の日」は、実に「大いなる恐るべき日」であり、「太陽は闇に、月は血に変わる」と言われている(4節)。その日には、全て…

聖書日課 ヨエル書2章

聖書日課 ヨエル書2章(新共同訳 旧約pp.1422-1425) ヨエル書は、何度も「主の日」について言及している。ヨエルが言う「主の日」は、恐るべきいなごの災害が襲う日であり、諸国民への裁きの日であり、また終末をも意味している。いずれも、主なる神がその主…

聖書日課 ヨエル書1章

聖書日課 ヨエル書1章(新共同訳 旧約pp.1421-1422) ヨエル書は、「いなご」による災害を預言した書として知られている(4節)。しかも、その被害は尋常では考えられないほど大きなものであった。 「一つの民がわたしの国に攻め上って来た。強大で数知れない民…

聖書日課 ホセア書14章

聖書日課 ホセア書14章(新共同訳 旧約pp.1419-1420) ホセア書の最終章は、イスラエルの回復と祝福の言葉で終わっている。愛されていながら夫を裏切り、姦淫の罪に陥った妻ゴメルを、ホセアはなお迎え入れた。それはまさに、主なる神への信仰を捨てて偶像を拝…

聖書日課 ホセア書13章

聖書日課 ホセア書13章(新共同訳 旧約pp.1418-1419) 「エフライムの終わり」と題された本章では、北王国イスラエルの滅びが宣告されている。その滅びは、歴史的には、アッシリア帝国によってもたらされたものである。しかし、聖書は、北王国滅亡の原因を、「…

聖書日課 ホセア書12章

聖書日課 ホセア書12章(新共同訳 旧約pp.1417-1418) 「エフライムは偽りをもって/イスラエルの家は欺きをもって/わたしを取り巻いた。ユダはいまだに神から離れてさまよい/偶像を聖なるものとして信頼している。エフライムは風の牧者となり/一日中、熱風…

イースターエッグに記されていた聖書の言葉について

イースターエッグに記されていた聖書の言葉について 3月31日(日)のイースターに、教会員の兄弟がご夫妻でイースターエッグを準備して下さいました。ご奉仕に心から感謝致します。イースターエッグには、一つ一つ聖書の言葉が記されていました。その御言葉を…

2024年4月7日(日) 週報

2024年4月7日(日) 復活節第2主日 ○礼拝プログラム招詞 詩編133編1節讃美 67(よろずのもの とわにしらす)交読 コロサイの信徒への手紙3章10~15節(新共同訳 新約p.371)主の祈り聖書拝読 コリントの信徒への手紙一1章10~18節(新共同訳 新約pp.299-300)祈り 柏…

主日礼拝祈祷 2024年4月7日

主日礼拝祈祷 2024年4月7日 恵み深い天のお父様、御子イエス・キリストの十字架と甦りを覚え、主の愛をたたえて心からほめ歌います。 主よ、7日の旅路を守られ、再び御前に召し集めていただいた幸いを感謝致します。私達は、いつも喜びと感謝のうちに生きた…

聖書日課 ホセア書11章

聖書日課 ホセア書11章(新共同訳 旧約pp.1416-1417) これまでイスラエルの罪と反逆に対する厳しい裁きを語ってきた主なる神が、本章では一変して、「エフライムよ/お前を見捨てることができようか。イスラエルよ/お前を引き渡すことができようか」と、イス…

聖書日課 ホセア書10章

聖書日課 ホセア書10章(新共同訳 旧約pp.1414-1416) 10章はイスラエルに対する裁きの預言である。イスラエルは豊かになるにつれて、見た目もどんどん華美になった。しかし、その心は偶像に向けられ、主なる神に対して偽りの誓いを立てていた(1節)。それ故、…

聖書日課 ホセア書9章

聖書日課 ホセア書9章(新共同訳 旧約pp.1413-1414) 預言者ホセアが、イスラエルに滅亡の危機が迫っていると告げた時、人々は彼を嘲笑い、「敵意」を剥き出しにした(7~8節)。それもそのはず、当時のイスラエルは、目に見えるところでは、繁栄と豊かさを保っ…

聖書日課 ホセア書8章

聖書日課 ホセア書8章(新共同訳 旧約pp.1411-1412) 本章には、イスラエルに滅亡の危機が迫っているという警告が記されている。それは、彼らが主なる神との「契約を破り」、主なる神の「律法に背いた」ためであると、はっきり宣告されている(1節)。 一体彼ら…

聖書日課 ホセア書7章

聖書日課 ホセア書7章(新共同訳 旧約pp.1410-1411) イスラエルの滅亡は、彼らが主なる神から離れ、主の教えに逆らい続けたことに原因があった(13節)。主なる神は、そのような彼らのもとに多くの預言者を遣わし、何度も何度も警告を与えた。時には災いを起こ…

聖書日課 ホセア書6章

聖書日課 ホセア書6章(新共同訳 旧約pp.1409-1410) 「さあ、我々は主のもとに帰ろう。主は我々を引き裂かれたが、いやし/我々を打たれたが、傷を包んでくださる。二日の後、主は我々を生かし/三日目に、立ち上がらせてくださる。我々は御前に生きる。我々…

聖書日課 ホセア書5章

聖書日課 ホセア書5章(新共同訳 旧約pp.1408-1409) 「エフライム」は北王国イスラエルを代表する部族で、ここでは北王国を指している。「エフライムは淫行にふけり」は(3節)、彼らがバアル礼拝を取り入れていたことを意味しているが、バアル神殿には神殿娼婦…

聖書日課 ホセア書4章

聖書日課 ホセア書4章(新共同訳 旧約pp.1406-1408) 「呪い、欺き、人殺し、盗み、姦淫」、「流血」(2節)、「渇き」、衰弱、そして「野の獣も空の鳥も海の魚までも一掃される」ような自然破壊(3節)。ここだけ読んでいると、現代社会のことが言われているよう…

聖書日課 ホセア書3章

聖書日課 ホセア書3章(新共同訳 旧約p.1406) 「夫に愛されていながら姦淫する女を愛せよ」(1節)。主なる神は何と無茶なことを言われるのかと思うかも知れない。口で言うのは簡単だが、実際にはこんなに苦しく痛ましいことはないだろう。しかし、この言葉には…