聖書日課 マルコによる福音書
聖書日課 マルコによる福音書2章13~22節(新共同訳 新約p.64) 要約 イエス・キリストは「レビ」を弟子として呼ばれる。そして、レビの家で「徴税人」や「罪人」と「一緒に食事をされ」た。これを見て、非難する「律法学者」に、イエス・キリストは「わたしが…
聖書日課 マルコによる福音書2章1~12節(新共同訳 新約pp.63-64) 要約「中風の人」が「四人の男」に担がれて、イエス・キリストのもとに連れて来られた。イエス・キリストはその人に罪の赦しを宣言し、ご自分に「罪を赦す権威」があることを示された。その人…
聖書日課 マルコによる福音書1章35~45節(新共同訳 新約pp.62-63) 要約 イエス・キリストは「朝早く」「人里離れた所」で祈られた。イエス・キリストは福音を「宣教する」ためにこの地に来たと言われ、「会堂」で教え、「悪霊を追い出された」。また、「重い…
聖書日課 マルコによる福音書1章16~34節(新共同訳 新約pp.61-62) 要約 シモンとアンデレ、ヤコブとヨハネは、「ガリラヤ湖のほとり」でイエス・キリストの召しを受けた。彼らは「すぐに網を捨てて」、イエス・キリストに「従った」。イエス・キリストは「カ…
聖書日課 マルコによる福音書14章(新共同訳 新約pp.90-94) 「イエスがベタニアで重い皮膚病の人シモンの家にいて、食事の席に着いておられたとき、一人の女が、純粋で非常に高価なナルドの香油の入った石膏の壺を持って来て、それを壊し、香油をイエスの頭に…
聖書日課 マルコによる福音書13章(新共同訳 新約pp.88-90) イエス・キリストの時代のエルサレム神殿は、ヘロデ大王が修築したもので、豪華で広大であった。尤も、それは決してヘロデ自身の信仰によるものではなく、彼は、そうすることでユダヤ人の歓心を買お…
聖書日課 マルコによる福音書12章(新共同訳 新約pp.85-88) エルサレム神殿の「美しい門」と呼ばれる門を入った所に、13個の賽銭箱が置かれていた。この賽銭箱は、入口がラッパのような形をしており、周りにいる人々からも、献金の様子がよく見えるようになっ…
聖書日課 マルコによる福音書11章(新共同訳 新約pp.83-85) 「一行はまたエルサレムに来た。イエスが神殿の境内を歩いておられると、祭司長、律法学者、長老たちがやって来て、言った。『何の権威で、このようなことをしているのか。だれが、そうする権威を与…
聖書日課 マルコによる福音書10章(新共同訳 新約pp.80-83) 「一行はエリコの町に着いた。イエスが弟子たちや大勢の群衆と一緒に、エリコを出て行こうとされたとき、ティマイの子で、バルティマイという盲人の物乞いが道端に座っていた」(46節)。 盲人の物乞…
聖書日課 マルコによる福音書9章(新共同訳 新約pp.78-80) 山の上で栄光の姿を現された後(2~13節)、イエス・キリストは再び麓の町に戻られた。すると、弟子達が大勢の群衆に囲まれて、律法学者と議論していた(14節)。イエス・キリストが「何を議論しているの…
聖書日課 マルコによる福音書8章(新共同訳 新約pp.76-78) 「一行はベトサイダに着いた。人々が一人の盲人をイエスのところに連れて来て、触れていただきたいと願った」(22節) これは、マルコによる福音書だけが記しているイエス・キリストの癒しの奇跡である…
聖書日課 マルコによる福音書7章(新共同訳 新約pp.74-75) 「イエスは言われた。『まず、子供たちに十分食べさせなければならない。子供たちのパンを取って、小犬にやってはいけない。』」(27節) これを読んで、「小犬にだって食べる権利はある!」と、動物好…
聖書日課 マルコによる福音書6章(新共同訳 新約pp.71-74) 「この人は、このようなことをどこから得たのだろう。この人が授かった知恵と、その手で行われるこのような奇跡はいったい何か。この人は、大工ではないか。マリアの息子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シ…
聖書日課 マルコによる福音書5章(新共同訳 新約pp.69-71) 「会堂長の一人でヤイロという名の人が来て、イエスを見ると足もとにひれ伏して、しきりに願った」(22~23節) 会堂長というのは、当時のユダヤ社会において、人々から一目置かれる名誉ある立場だった…
聖書日課 マルコによる福音書4章(新共同訳 新約pp.66-69) 「その日の夕方になって、イエスは、『向こう岸に渡ろう』と弟子たちに言われた。そこで、弟子たちは群衆を後に残し、イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの舟も一緒であった。激しい突風が起こ…
聖書日課 マルコによる福音書3章(新共同訳 新約pp.65-66) 「イエスはまた会堂にお入りになった。そこに片手の萎えた人がいた。人々はイエスを訴えようと思って、安息日にこの人の病気をいやされるかどうか、注目していた」(1~2節)。 一体どういうことだろう…
聖書日課 マルコによる福音書2章(新共同訳 新約pp.63-65) 「だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。そんなことをすれば、新しい布切れが古い服を引き裂き、破れはいっそうひどくなる。また、だれも、新しいぶどう酒を古…
聖書日課 マルコによる福音書1章(新共同訳 新約pp.61-63) 「神の子イエス・キリストの福音の初め」(1節)。 マルコによる福音書は、この一文から始まる。私は、この一文に、著者マルコの福音に対する熱い思いを覚える。「これから、皆さんに素晴らしい福音(グ…