ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 列王記上

聖書日課 列王記上22章

聖書日課 列王記上22章(新共同訳 旧約pp.572-575) 北イスラエルの王であり、偶像礼拝を積極的に取り入れて主の怒りを買ったアハブ王が死んだ。敵の放った矢に、「鎧の胸当てと草摺りの間を射貫」かれたためである(34節)。 彼は、自分がイスラエルの王と気付…

聖書日課 列王記上21章

聖書日課 列王記上21章(新共同訳 旧約pp.570-572) 主なる神の憐れみによってこれまで何とか守られてきたにもかかわらず、一向に主に立ち帰ろうとしないイスラエルの王アハブに、遂に主の裁きの言葉が告げられた。 それは、アハブが「イズレエルの人ナボト」…

聖書日課 列王記上20章

聖書日課 列王記上20章(新共同訳 旧約pp.567-570) 「アラムの王ベン・ハダド」が、「全軍」を挙げてサマリアを「包囲し、攻撃」を仕掛けてきた(1節)。そして、「イスラエルの王アハブに使者を送り」、こう告げた。 「ベン・ハダドはこう言う。あなたの銀と金…

聖書日課 列王記上19章

聖書日課 列王記上19章(新共同訳 旧約pp.565-567) エリヤは、たった一人で「四百五十人のバアルの預言者」と対決し、勝利した。エリヤは、仲間の預言者が次々に殺されていく中、ただ一人生き残って命懸けで偶像礼拝者と戦ってきた(10節)。そのように勇猛果敢…

聖書日課 列王記上18章

聖書日課 列王記上18章(新共同訳 旧約pp.562-565) 18章では、エリヤが「バアルの預言者」と対決している。エリヤは、たった一人で、「四百五十人のバアルの預言者」に立ち向かっていった。いや、敵はバアルの預言者だけではなかったかも知れない。 「エリヤ…

聖書日課 列王記上17章

聖書日課 列王記上17章(新共同訳 旧約pp.561-562) 列王記は、これからしばらく、預言者エリヤと北イスラエルの王アハブの対決の記述が続く。いや、より本質的には、エリヤの仕える「イスラエルの神」と、アハブが取り入れた偶像との対決と言ったほうがいいか…

聖書日課 列王記上16章

聖書日課 列王記上16章(新共同訳 旧約pp.559-561) 16章には、北イスラエル王国に起こった5人の王の業績が記されているが、彼らは皆揃いも揃って、「主の目に悪とされることを行」い続けた。 僅か数十年の間に4度も王朝が入れ替わった。ヤロブアム王朝を滅ぼ…

聖書日課 列王記上15章

聖書日課 列王記上15章(新共同訳 旧約pp.557-559) 本章には、ユダの王アビヤムと、その後を継いだアサ、またイスラエルの王ヤロブアムの子ナダブと、彼を殺して新王朝を開いたバシャについて記されている。 興味深いことに、南ユダ王国では、この後王位がダ…

聖書日課 列王記上14章

聖書日課 列王記上14章(新共同訳 旧約pp.555-557) 「列王記」という書名の通り、本書には、南ユダ王国と北イスラエル王国を治めた王たちの歴史と業績が年代順に記されている。しかし、列王記は、単に「誰々が何々をした」という出来事を記述するのではなく、…

聖書日課 列王記上13章

聖書日課 列王記上13章(新共同訳 旧約pp.553-555) 北イスラエル王国の王ヤロブアムは、人心の掌握のために「金の子牛」の偶像を造り(12章28節)、自分で定めた祭儀に従って「自ら祭壇に上って香をたいた」(同31~33節)。それは主なる神の約束を無視する滅びの…

聖書日課 列王記上12章

聖書日課 列王記上12章(新共同訳 旧約pp.551-553) ソロモン王の背信の故に、ついに王国は二つに分裂してしまった。そして、ヤロブアムという人物が、北イスラエル10部族の王となり、南のユダに対抗した。 唯一の神、一つの信仰によって、祝福と繁栄に満ち溢…

聖書日課 列王記上11章

聖書日課 列王記上11章(新共同訳 旧約pp.548-551) 一国の王が外国の王女を妻とすることは、政略の一手段としてごく普通のことだった。今や世界一の繁栄を誇る大国となったイスラエルの王ソロモンが、外国から妻を迎えたことは、力と繁栄の象徴であったことだ…

聖書日課 列王記上10章

聖書日課 列王記上10章(新共同訳 旧約pp.546-548) シェバの女王が、「主の御名によるソロモンの名声を聞き」(1節)、半信半疑でエルサレムにやって来た。しかし、その噂が本当であり、しかも予想を遥かに超えたものであったことに驚きの言葉を発した。 「女王…

聖書日課 列王記上9章

聖書日課 列王記上9章(新共同訳 旧約pp.545-546) 「ソロモンが主の神殿と王宮の建築を終え」た時(1節)、主なる神は「再びソロモンに現れ」、約束の言葉を告げられた。 「主はかつてギブオンで現れたように、再びソロモンに現れ、こう仰せになった。『わたし…

聖書日課 列王記上7章

聖書日課 列王記上7章(新共同訳 旧約pp.537-540) 列王記上は、5章から8章にかけて、神殿建築についての記述が続いている。その中で、7章1~12節にソロモン王が「宮殿」を建てた記事が挿入されている。 「ソロモンは十三年の年月をかけて宮殿を築き、その宮殿…

聖書日課 列王記上6章

聖書日課 列王記上6章(新共同訳 旧約pp.536-537) 「ソロモン王が主の神殿の建築に着手した」のは、「ソロモンがイスラエルの王となってから四年目」のことである。そして、それは「イスラエル人がエジプトの地を出てから四百八十年目」であったと列王記は記…

聖書日課 列王記上5章

聖書日課 列王記上5章(新共同訳 旧約pp.534-535) 主なる神の知恵によって平和と繁栄を得たソロモンは、父ダビデ以来の願いであった「主の御名のために神殿を建てる」準備を始めた。神殿建築はソロモン王にとって最も大きく重要な事業となった。 「ご存じのと…

聖書日課 列王記上4章

聖書日課 列王記上4章(新共同訳 旧約p.533) 4章から5章前半にかけて、ソロモン王の統治とその繁栄の様子が記されている。 初めに、1~6節で、ソロモン王の統治を支えた「高官たち」の名が記されている。 「ソロモン王は全イスラエルの王となった。その高官た…

聖書日課 列王記上3章

聖書日課 列王記上3章(新共同訳 旧約pp.531-533) もし主なる神が、あなたに「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と言われたら、あなたは何を願うだろうか。 「その夜、主はギブオンでソロモンの夢枕に立ち、『何事でも願うがよい。あなたに与えよう』と…

聖書日課 列王記上2章

聖書日課 列王記上2章(新共同訳 旧約pp.528-531) 「死期が近づいた」ダビデは(1節)、王子ソロモンに戒めの言葉を残している。 「わたしはこの世のすべての者がたどる道を行こうとしている。あなたは勇ましく雄々しくあれ。あなたの神、主の務めを守ってその…

聖書日課 列王記上1章

聖書日課 列王記上1章(新共同訳 旧約pp.525-528) 列王記には、サムエル記に続くイスラエルの歴史が記されている。具体的には、ダビデの後継者ソロモン王の物語とその後の分裂王国時代、そして、バビロン捕囚によってイスラエル王国が滅亡するまでの出来事が…