ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書28章

聖書日課 エレミヤ書28章(新共同訳 旧約pp.1228-1229)

 ハナンヤという預言者が現れて言った。

イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。わたしはバビロンの王の軛を打ち砕く。二年のうちに、わたしはバビロンの王ネブカドネツァルがこの場所から奪って行った主の神殿の祭具をすべてこの場所に持ち帰らせる。また、バビロンへ連行されたユダの王、ヨヤキムの子エコンヤおよびバビロンへ行ったユダの捕囚の民をすべて、わたしはこの場所へ連れ帰る、と主は言われる。なぜなら、わたしがバビロンの王の軛を打ち砕くからである」(2~4節)。

 これは、王や祭司、そして全ての人々にとって、喜ばしい知らせとして受け入れられた。しかし、この時、預言者エレミヤは言った。

「あなたやわたしに先立つ昔の預言者たちは、多くの国、強大な王国に対して、戦争や災害や疫病を預言した。平和を預言する者は、その言葉が成就するとき初めて、まことに主が遣わされた預言者であることが分かる」(8~9節)。

「更に、預言者エレミヤは、預言者ハナンヤに言った。『ハナンヤよ、よく聞け。主はお前を遣わされていない。お前はこの民を安心させようとしているが、それは偽りだ。それゆえ、主はこう言われる。『わたしはお前を地の面から追い払う』と。お前は今年のうちに死ぬ。主に逆らって語ったからだ。』預言者ハナンヤは、その年の七月に死んだ」(15~17節)。

 誰もが「平和」を望む。だから、「平和」が来るというメッセージは、誰にとっても喜ばしい知らせである。しかし、もしそれが単なる気休めや偽りであったらどうなるか。期待が大きければ大きいほど、落胆もまた大きなものとなるに違いない。

 重大な欠陥や問題が見つかった時、担当者は即座にそれを責任ある人々に伝え、直ちに相応しい対処を図ることが大切である。これを危機管理能力という。そして、この危機管理能力は、仕事だけでなく、私達の人生そのものにも必要な能力である。

「平和」だ、「安心」だ、という希望的観測に安んじて取り返しのつかない状況に陥る前に、私達は、主なる神の警告に耳を傾け、然るべき対処をすることが大切である。

「わが子よ、聞け、わたしの言うことを受け入れよ。そうすれば、命の年月は増す」(箴言4章10節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの温かい御手の中に握り、御前に引き出して下さいましたことを心から感謝致します。

 主よ、私は、あなたのお言葉を正しく伝えているでしょうか。人の罪を肯定し、真の悔い改めを阻むようなことを語っていないでしょうか。

 あなたを告白させて下さい。ただ、私の心がまっすぐにあなたを見上げ、そして、まっすぐにあなたを指差すことが出来ますように。あなたの謙卑を知り、私自身が低められ、そこからあなたを告白することが出来ますよう、主よ、助けて下さい。

 どうか、あなたの言葉を聞くお一人お一人が、罪の中から立ち上がり、あなたに立ち帰ることが出来ますように。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com