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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書35章

聖書日課 エレミヤ書35章(新共同訳 旧約pp.1244-1245)

 或る時、エレミヤは、主なる神の命令によって、「レカブ人」「神殿の一室」に呼び出して「ぶどう酒を飲」むよう勧めた(5節)。それは、レカブ人が「父祖」の命令に忠実に従って、決してぶどう酒を飲まないことを知ってのことであった(6節)。レカブ人は、そればかりではなく、住む「家を建て」ず、「ぶどう園」、畑、「種」「所有せず」、荒れ野で「天幕に住」んでいた(7節)。

 彼らは、エレミヤの勧めをきっぱりと断った。彼らは、どこまでも「父祖」「命じたすべてのことに従って」生きていた(10節)。

 何故主なる神はこのようなことをするようにエレミヤに命じたのだろうか。それは、ユダ王国の人々に、主なる神の命令に聞き従って生きることの大切さを教えるためであった。その時まで、ユダの人々は、主なる神の教えに耳を傾けることなく、主なる神の「呼びかけ」に応えようとしなかった。

イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。行って、ユダの人々とエルサレムの住民に告げよ。お前たちはわたしの言葉に従えという戒めを受け入れないのか、と主は言われる。レカブの子ヨナダブが一族の者たちに、ぶどう酒を飲むなと命じた言葉は守られ、彼らはこの父祖の命令に聞き従い、今日に至るまでぶどう酒を飲まずにいる。ところがお前たちは、わたしが繰り返し語り続けてきたのに聞き従おうとしなかった」(13~14節)。

 それ故、

「レカブの子ヨナダブの一族が、父祖の命じた命令を固く守っているというのに、この民はわたしに従おうとしない。それゆえ、イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。わたしは、ユダとエルサレムの全住民に対して予告したとおり、あらゆる災いを送る。わたしが語ったのに彼らは聞かず、わたしが呼びかけたのに答えなかったからである」(16~17節)。

 ユダ王国は、主なる神に選ばれた民であった。彼らは確かに主の御言葉をいただき、都エルサレムには主が臨在される神殿が置かれていた。しかし、神の民であることの本質は、そういう名目や目に見えるものではなく、主なる神の御言葉に「聞き従」って生きているかどうかにある。その意味で、ユダ王国は神の民としての実質を失ってしまっていた。

 信仰が単なる宗教儀式になってしまわないために、私達にとって大切なことは、主の御声に「耳を傾け」「聞き従」って歩むことである。

「見よ、聞き従うことはいけにえにまさり/耳を傾けることは雄羊の脂肪にまさる」(サムエル記上15章22節後半)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの深い慈しみの御手の中に置き、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、今日もう一度、あなたを離れ、あなたを否定して、絶望の中に落ちて行ったあの頃のこと、そして、そのような私のところにあなたご自身がやって来て、この私をつかみ、引き寄せて下さったこと、十字架の血潮を注ぎ、全ての罪を赦し、すっかり癒し、力を注いで新たに造り直して下さったことを思い返します。

 御子イエス・キリストの十字架の血潮によって私は赦され、清められ、癒されました。これが私の信仰の出発点です。毎日、ここに立ち帰ることが出来ますよう、お導き下さい。

 主よ、決して忘れません。どうして忘れることが出来るでしょう。私が今の私になったのは、あなたの圧倒的な十字架の血潮の恵みによります。

 主よ、今日も聖書から語られるあなたの御言葉に耳を傾ける、あなたの子供の上に、あなたの絶大な恵みを注いで下さい。どんなに否定しようとしても否定出来ない、現実に働くあなたの血潮の働きを経験することが出来るよう、お導き下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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