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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書50章

聖書日課 エレミヤ書50章(新共同訳 旧約pp.1270-1275)

 46章から続いていた諸国民に対する審判の預言の最後は、諸国民を滅ぼす器として用いられた「バビロン」自身に対する審判の預言となっている(50~51章)。

「バビロンに向かって。カルデア人の国に向かって。主が預言者エレミヤを通して語られた言葉。告げ知らせよ、諸国民に。布告せよ/旗を掲げて布告せよ。隠すことなく言え。バビロンは陥落し、ベルは辱められた。マルドゥクは砕かれ、その像は辱められ/偶像は砕かれた。一つの国が北からバビロンに向かって攻め上り/バビロンの国を荒廃させる。そこに住む者はいなくなる。人も動物も皆、逃れ去る」(1~3節)。

 かつては誰も逆らうことが出来ないほどの力を誇った「バビロン」。世界中から集められた金銀財宝に埋め尽くされた豊かな町「バビロン」。しかし、彼らもまたその「傲慢」さの故に主の御手によって裁かれ滅ぼされることになる。

「傲慢な者よ。見よ、わたしはお前に立ち向かうと/万軍の主なる神は言われる。お前の日、わたしがお前を罰する時が来た」(31節)。

 主なる神は、「バビロン」を用いてユダとその周辺諸国の罪を裁かれた。しかし、それは「バビロン」が他の国々に優って正しかったということではなかった。それ故、ユダの人々は、どうして主なる神はあれほど罪深い「バビロン」を用いられるのかという疑問と不満を持った。

 しかし、歴史を支配しておられるのは主である。主なる神に不義や不正がある筈がない。却って「それはおかしい!」と訴える人間こそが、自分の知恵を主なる神の知恵に優るものとする高慢と愚かさの中にある。他人のことはさておき、私達一人一人が主なる神の御前にいかにあるかということが何よりも大切である。

 それにしても、あの強大な「バビロン」が滅びるなどと、一体誰が信じることが出来ただろうか。しかし主なる神ははっきり、「旗を掲げて布告せよ。隠すことなく言え」とエレミヤに命じられた(2節)。目に見えることを信じるか、主なる神の言葉を信じるか、私達の前には、常にこのような信仰の戦いがある。そして、ここでもまた、私達が主なる神に対していかにあるかということが問われている。

「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい」(ヨハネによる福音書14章1節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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