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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書24章

聖書日課 エレミヤ書24章(新共同訳 旧約pp.1222-1223)

 24章には不思議なことが記されている。主なる神は、バビロンに捕え移されていった人々に「目を留めて恵みを与え」、彼らをエルサレムに連れ戻すと言われる一方で、エルサレムに残った人々は、この「土地から滅ぼし尽くす」というのである。

「そのとき、主の言葉がわたしに臨んだ。『イスラエルの神、主はこう言われる。このところからカルデア人の国へ送ったユダの捕囚の民を、わたしはこの良いいちじくのように見なして、恵みを与えよう。彼らに目を留めて恵みを与え、この地に連れ戻す。彼らを建てて、倒さず、植えて、抜くことはない。そしてわたしは、わたしが主であることを知る心を彼らに与える。彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。彼らは真心をもってわたしのもとへ帰って来る。主はまたこう言われる。ユダの王ゼデキヤとその高官たち、エルサレムの残りの者でこの国にとどまっている者、エジプトの国に住み着いた者を、非常に悪くて食べられないいちじくのようにする。わたしは彼らを、世界のあらゆる国々の恐怖と嫌悪の的とする。彼らはわたしが追いやるあらゆるところで、辱めと物笑いの種、嘲りと呪いの的となる。わたしは彼らに剣、飢饉、疫病を送って、わたしが彼らと父祖たちに与えた土地から滅ぼし尽くす』」(4~10節)。

 エルサレムに残っていた人々は思っていた。自分達は主なる神に守られたが、捕えられていった人々は主なる神に見捨てられたのだと。ところが、主なる神の御心は全く違っていた。

 私達の目には、主なる神に忘れ去られたかのようにしか思えない状況がある。しかし、信仰の世界は、決して目に見えるものだけではかることは出来ない。大切なのは心である。主なる神を信頼し、依り頼み、聞き従う心である。

「ここは聖地だから大丈夫だ!」と形ばかりに依り頼んで主なる神への信頼と従順の心を失っていた民は滅ぼし尽くされてしまった。しかし、バビロンに引いて行かれた人々は、その地で悔い改めて心から主に立ち帰った。その時、主は彼らに「恵みを与え」て、再び約束の地に連れ戻して下さった。

「そしてわたしは、わたしが主であることを知る心を彼らに与える。彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。彼らは真心をもってわたしのもとへ帰って来る」(7節)。

 ここには、「真心をもって」主に仕える人々を迎える主なる神の大きな喜びと深い愛の心が表されている。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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