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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書49章

聖書日課 エレミヤ書49章(新共同訳 旧約pp.1266-1270)

 本章では、「アンモン」エドム」「ダマスコ」「ケダル」「ハツォル」、そしてエラムに対する審判が預言されている。彼らは皆、イスラエルの周辺に位置する民族だったが、イスラエルと共に、「バビロンの王ネブカドレツァル」の手によって滅ぼされた。

 彼らは皆それぞれの罪の故に滅ぼされた。前章のモアブと同様に、彼らも、自分達の軍事力を誇り(4節)、人間の「知恵」を誇って生きていた(7節)。

 ところが、興味深いことに、これらの国々の内で、「アンモン」エラムに対しては、主が「終わりの日」に彼らの「繁栄を回復する」と言われている。

「わたしはエラムから王と貴族を滅ぼし/そこに、わたしの王座を据えると/主は言われる。しかし、終わりの日に/わたしはエラムの繁栄を回復すると/主は言われる」(38~39節)。

 何故彼らに「回復」が約束されたのだろうか。また、何故他の国々には、「繁栄」「回復」が約束されていないのだろうか。

 勿論、主なる神は依怙贔屓をされるような方ではないし、気紛れな方でもない。そうであるとすれば、このような違いは、あくまでも人間の側に原因があると考えることが出来るだろう。では、その違いを生み出した原因とは何か? それは、彼らが、主なる神の審判をどのように受けとめたかにあったのではないか。

 苦難に出会った時、その苦しみから逃げずに謙ることが出来るかどうか。そして、その苦しみの中で自らを省み、大切な何かを学ぶことが出来るかどうかが、その後の生き方に大きな違いを生み出していく。いじけず、挫けず、投げ出さず、真摯に反省し、悔い改めて主なる神に立ち帰ることが出来るかどうかによって、再び「繁栄を回復する」か、それとも、永遠の滅びに至るかが決定される。そういう意味で、主なる神の裁きは再出発のためのチャンスであり、主なる神が私達を見捨ててはおられないということのしるしでもある。

「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである」(ヘブライ人への手紙12章5~6節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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