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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書46章

聖書日課 エレミヤ書46章(新共同訳 旧約pp.1260-1262)

 46章以降は、諸国民に対する主なる神の預言が記されている。本章では、特に「エジプト」に対する預言と、エジプトに望みをかけていたユダの人々への預言が記されている。

預言者エレミヤに臨んだ諸国民に対する主の言葉。エジプトに向かって。すなわち、ユーフラテス河畔のカルケミシュに近い地点に出陣していたエジプトの王ファラオ・ネコの軍隊に対する言葉。バビロンの王ネブカドレツァルは、ユダの王、ヨシヤの子ヨヤキムの第四年に彼らを撃ち破った」(1~2節)。

「エジプトの王ファラオ・ネコ」は、その強大な軍事力の総力をかけて、「カルケミシュ」という所でバビロン軍と戦った。当初、圧倒的な力を誇るエジプトが有利と思われていた。しかし、エジプトはその戦いで徹底的な敗北を喫した。その原因は一体どこにあったのか。預言の言葉にはこう記されている。

「何故、彼らは隊を乱して退くのか。勇士らはちりぢりに逃げ去るのか。彼らは振り向くこともしない。恐怖が四方から迫る、と主は言われる」(5節)。

 敵への「恐怖」、それがエジプト軍敗北の原因だった。恐れがあるところに勝利はない。どんなに能力があっても、どんなに道具が揃っていても、もし恐れるならば、勝利はどんどん遠のいてしまう。

 この時、ユダの人々も恐れた。彼らはエジプトがバビロンを打ち破って、自分達を助けてくれることを期待していたからである。しかし、この時、主は彼らに向かってこう呼びかけられた。

「わたしの僕ヤコブよ、恐れるな。イスラエルよ、おののくな。見よ、わたしはお前を遠い地から/お前の子孫を捕囚の地から救い出す。ヤコブは帰って来て、安らかに住む。彼らを脅かす者はいない。わたしの僕ヤコブよ、恐れるなと/主は言われる。わたしがお前と共にいる」(27~28節)。

 主が共におられる…それが神の民にとっての真の平安の源である。この時ユダの人々は、その源を忘れて、目に見えるエジプトに依り頼んだために、恐怖に慄いていた。目に見えるものに依り頼む者は、その目に見えるものによって失望落胆させられる。それ故、私達は、目に見えない主なる神に信頼を置く。その時、主なる神は、私達と共にいて、恐怖に変えて大いなる平安をもって私達を満たし守って下さる。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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