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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書29章

聖書日課 エレミヤ書29章(新共同訳 旧約pp.1229-1232)

 バビロンに捕囚されて行った人々に、預言者エレミヤが手紙を送った。その中に主なる神からのメッセージが記されていた。

「主はこう言われる。バビロンに七十年の時が満ちたなら、わたしはあなたたちを顧みる。わたしは恵みの約束を果たし、あなたたちをこの地に連れ戻す。わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである」(10~11節)。

 国が滅び、他国の町に連れ去られて行った人々にとって、エレミヤの手紙は、どんなに深い慰めと希望を与えたことかと思う。

 しかし、その「恵みの約束」が実現するには、「七十年」の年月が必要だった。それまで彼らは、ただ虚ろな思いで待ち続ける以外なかったのだろうか。いいえ、主なる神は決してそのようなことを願ってはおられなかった。

イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。わたしは、エルサレムからバビロンへ捕囚として送ったすべての者に告げる。家を建てて住み、園に果樹を植えてその実を食べなさい。妻をめとり、息子、娘をもうけ、息子には嫁をとり、娘は嫁がせて、息子、娘を産ませるように。そちらで人口を増やし、減らしてはならない。わたしが、あなたたちを捕囚として送った町の平安を求め、その町のために主に祈りなさい。その町の平安があってこそ、あなたたちにも平安があるのだから」(4~7節)。

 主が願っていたのは、神の民が捕囚の地でただ待つだけの日々を送るのではなく、「家を建て」、畑を耕し、結婚して子供を産み育てて、増え広がっていくことだった。そして、その「町の平安を求め」「主に祈りなさい」とさえ言われている。

 主なる神を信じて待つことは、信仰の大切な一面である。しかし、それはただ何もせずに消極的な日々を送ることとは違う。約束の実現を待ち望みながら、その日なすべきことを十分に果たしつつ生きること、それが信じて待つ者の真の姿である。何故なら、主なる神は約束を必ず実現して下さる御方であると信じているからである。

「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である」(マタイによる福音書6章34節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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