ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書45章

聖書日課 エレミヤ書45章(新共同訳 旧約pp.1259-1260)

「バルク」は、預言者エレミヤ」の弟子で、エレミヤの語る預言の筆記者だった。しかし、彼は単に筆記者である以上に、師であるエレミヤの「苦しみ」を共に担って歩んだエレミヤの愛弟子だった。エレミヤは、涙の預言者と言われ、多くの迫害、誹謗、中傷を受け続けた。そのような師に付き従って歩む弟子バルクも、師と同じ「苦しみ」を味わい、師と同じ痛みを負って生きなければならなかった。

 弟子としての「苦しみ」の中にあるバルクに向かって、主なる神は言われた。「全世界」を支配しておられるのは主なる神であり、バルクの人生もその主の御手の中にあると。だから自分の思いのままに生きるのではなく、主なる神の御心に全てを委ねて生きよと。その時、バルクが「どこへ行っても」、バルクと共にいて、バルクの「命」を守ると主は約束して下さった。

「バルクよ、イスラエルの神、主は、あなたについてこう言われる。あなたは、かつてこう言った。『ああ、災いだ。主は、わたしの苦しみに悲しみを加えられた。わたしは疲れ果てて呻き、安らぎを得ない。』バルクにこう言いなさい。主はこう言われる。わたしは建てたものを破壊し、植えたものを抜く。全世界をこのようにする。あなたは自分に何か大きなことを期待しているのか。そのような期待を抱いてはならない。なぜなら、わたしは生けるものすべてに災いをくだそうとしているからだ、と主は言われる。ただ、あなたの命だけは、どこへ行っても守り、あなたに与える」(2~5節)。

 イエス・キリストは、弟子達に言われた。

「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」(マタイによる福音書16章24節)。

 イエス・キリストの弟子となって生きることは、素晴らしい祝福であり喜びである。しかし、それは何の苦しみも悲しみもないということではない。主イエス・キリストの喜びを喜びとし、主イエス・キリストの悲しみを悲しみとして生きる道である。その道は、「自分を捨て」る道であり、「自分の十字架を背負って」歩む道である。使徒パウロは、その道を歩む境地をこう表現している。

「わたしは、キリストと共に十字架につけられています。生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです」(ガラテヤの信徒への手紙2章19節後半~20節前半)。

 イエス・キリストと共に喜び、イエス・キリストと共に悲しむ…新しい年、そのような生き方が出来たらと願う。様々な困難が予想されるこの一年、内側から支えて下さる主を毎日経験することが出来るように。どんな時も、主に向かって語りかけ、祈りながら進むことが出来るように。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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