ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年に伝道開始50年を迎えます。

聖書日課 アモス書9章

聖書日課 アモス書9章(新共同訳 旧約pp.1440-1442)

 アモスは、イスラエルに主なる神の裁きが下ることを語り続けた預言者だった。本書の最終章である9章にも、アモスの見た第五の幻(1~4節)が記されているが、その内容は、主なる神がイスラエルの神殿を打ち砕き、罪ある者を徹底的に剣にかけて殺すという厳しいものであった。

 宗教の儀式は華々しく行われていても、社会には不正が蔓延り、貧しい人々が虐げられ、弱い者が顧みられない、そのような時代であった。人々は主なる神への信仰を捨て、偽りの偶像を取り入れ、自分勝手なやり方で自分の思うままに歩んでいた。その根底には、自分達は主なる神の選民であるという特権意識と、物質的な繁栄による信仰と倫理の緩みが横たわっていた。そのような高慢と堕落の罪に対して、主なる神は遂に厳しい裁きの手を下されようとしていた。

 しかし、主なる神は、単にイスラエルを滅ぼし尽くそうとしていたのではない。主なる神は、「わが民の中で罪ある者は皆、剣で死ぬ」(10節)と言われたが、同時に「わたしはヤコブの家を全滅させはしない」(8節)とも約束して下さった。主なる神は、かつてダビデに下された約束に、どこまでも誠実であられる方である。それ故、主なる神の厳しい裁きを預言し続けたアモスは、最後に主なる神によるイスラエルの回復と繁栄の言葉をもって本書を閉じている。

「その日には/わたしはダビデの倒れた仮庵を復興し/その破れを修復し、廃虚を復興して/昔の日のように建て直す。こうして、エドムの生き残りの者と/わが名をもって呼ばれるすべての国を/彼らに所有させよう、と主は言われる。主はこのことを行われる。見よ、その日が来れば、と主は言われる。耕す者は、刈り入れる者に続き/ぶどうを踏む者は、種蒔く者に続く。山々はぶどうの汁を滴らせ/すべての丘は溶けて流れる。わたしは、わが民イスラエルの繁栄を回復する。彼らは荒された町を建て直して住み/ぶどう畑を作って、ぶどう酒を飲み/園を造って、実りを食べる。わたしは彼らをその土地に植え付ける。わたしが与えた地から/再び彼らが引き抜かれることは決してないと/あなたの神なる主は言われる」(11~15節)

 この希望の言葉を、今私達もしっかり心に留めたいと思う。