ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えます。

聖書日課 ナホム書2章

聖書日課 ナホム書2章(新共同訳 旧約pp.1460-1461)

 2章はニネベの陥落がテーマである。特に4節以降には、ニネベが滅びゆく様子が詩的表現によって描かれている。

 赤い盾と軍服をまとった敵が、火のように輝く戦車に乗ってニネベに襲いかかると、ニネベの将軍たちは、慌てふためいて力を喪失してしまう(4~6節)。

 すると、洪水によってニネベに流れ込む川々の水門が開かれ、そこから敵の軍隊が突入する。人々は連れ去られ、逃げ惑う。ニネベはこれまで「水の満ちた池」のように財宝も人間もあらゆるものがそこに流れ込んで繁栄していた。しかし、一旦破局が臨むと、堤防が決壊して水が流れ出すように、人も財宝もあっという間に流出していった。ニネベの豊かな財宝は略奪され、人々は恐怖に慄いた(7~11節)。

 ニネベは、これまで獰猛な「獅子の住みか」のように、残虐非道なやり方によって集めてきた獲物に満たされていた。誰もこれを襲う者はいなかった。しかし、主なる神ご自身が立ち上がり、この残虐な獅子の住みかを襲い、獲物を断つ。世界を支配する任務を持った「使者たち」の声も、もう聞かれることはなくなってしまう(12~14節)。

 一方、ニネベが滅び去ることは、ユダの人々にとっては「良い知らせ」であり、「平和」の訪れを告げるものであった。それまで、アッシリアの圧倒的な力と影響によって、主なる神が定めた祭りを行うことも、主なる神への誓願を果たすことも出来ない状態が続いていた。しかし、敵の滅亡によって彼らは自由を得ることが出来た(1節)。

 かつて主なる神は、アッシリアによってイスラエルとユダの罪を裁かれた。しかし、今度はニネベに報復と裁きを下されることによって、ユダ及びイスラエルの誇りを回復された(3節)。主なる神は、ご自分の民に敵対する勢力を必ず滅ぼされる。それによって、神の民が信仰と誇りを回復するためである。だから、目の前の問題がどんなに大きく見えても、決して落ち込んだり諦めたりしてはならない。どこまでも主に信頼し、謙って聞き従うなら、やがて必ず回復と解放の時がやって来る。それが主の約束である。