ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 歴代誌下25章

聖書日課 歴代誌下25章(新共同訳 旧約pp.702-704)

 一応、形式だけは整って見えるけれども、心は伴っていない。嫌々ながら、仕方なくやっている。そういう信仰の状態というものがある。

「アマツヤは二十五歳で王となり、二十九年間エルサレムで王位にあった。その母は名をヨアダンといい、エルサレムの出身であった。彼は主の目にかなう正しいことを行ったが、心からそうしたのではなかった」(1~2節)。

 アマツヤは、父ヨアシュの後を継いでユダの王となるとすぐに、「父ヨアシュ王を殺害した家臣たちを殺した」(3節)。しかし、「律法に記されているところに従い、その子供たちは殺さなかった」(4節)。これは評価されてよい正しい行為であった。

 また彼は、エドム人との戦いに備えて(14節)、大金を費やして北イスラエル王国から「勇士十万を雇った」(6節)。ところが、主なる神に遣わされた預言者が、傭兵たちを帰すよう忠告した(7~8節)。彼は大金を支払ったこともあって気が進まなかった(9節)。しかし、その忠告に従って傭兵を「彼らの地に帰らせ」た(10節)。その結果、勝利を治めることが出来た(11~12節)。これもまた、評価されるべき信仰の勝利であった。

 しかし、ここからが問題だった。

「アマツヤエドム人の討伐から帰った後、セイル人の神々を導入し、これを自分の神とし、その前にひれ伏して香をたいた」(14節)。

 一体何が彼をそうさせてしまったのか。

 偶像礼拝に陥ったアマツヤに対し、主なる神は「怒りに燃え」、今度も預言者を遣わ」して警告を与えられた(15節)。しかし、アマツヤは怒って預言者を追い返してしまった(16節)。その後、アマツヤは北イスラエル王国に戦いを挑んだが(17節)、イスラエルの王ヨアシュ」に、その「思い上がり、うぬぼれ」を嘲られた挙句(19節)、「惨敗し」(22節)、略奪と辱めを受けた(23~24節)。

「思い上がり」、結局それが彼の問題であった。エドムとの戦いに勝利したアマツヤは、主なる神の御力ではなく自分の力を過信してしまった。元々、嫌々従っていたような信仰である。そのような弱点が、まさに成功の頂点で「思い上がり」という罠に自分自身を陥れてしまった。

 たとえ嫌々ながらでも、主なる神に従うなら、主は勝利をお与え下さる。しかし、心が変えられない限り、罪の誘惑と罠は常に付きまとう。主の教えに「心から」聞き従うことが大切である。

イスラエルよ。今、あなたの神、主があなたに求めておられることは何か。ただ、あなたの神、主を畏れてそのすべての道に従って歩み、主を愛し、心を尽くし、魂を尽くしてあなたの神、主に仕え、 わたしが今日あなたに命じる主の戒めと掟を守って、あなたが幸いを得ることではないか」(申命記10章12~13節)。

祈り

 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。あなたの憐れみと赦しの中に今日も置いて下さり、御前に引き出し、祈りを与えて下さることを心から感謝致します。

 あなたに信頼する者に備えられた絶大な恵み、あなたはそれを与えようと待っておられます。あなたのそのご期待にお応えすることが出来ますよう、この心をお導き下さい。

 この世の何ものにも換えることの出来ないあなたの恵み、この世の全てに勝るあなたの恩寵、それをいつも見上げていることが出来ますように。あなただけが私の希望です。

 今日も尊いあなたの子供達の上に、あなたしか与えることが出来ない、あなたの恵みの大きさ、深さ、広さ、高さを経験させて下さい。お一人お一人があなたに信頼を置くことが出来ますように。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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