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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 歴代誌下21章

聖書日課 歴代誌下21章(新共同訳 旧約pp.697-698)

 ヨシャファトが死に、「その子ヨラムがヨシャファトに代わって王となった」(1節)。しかし、このヨラムの妻となったのが、北イスラエル王国の偶像礼拝者「アハブ」「イゼベル」の娘「アタルヤ」だった(6節、22章2節、列王記上16章30~31節)。

 アタルヤは母イゼベルに勝るとも劣らぬ残虐な女で、ヨラムは完全に彼女に支配された。そして、「自分の兄弟のすべてと、イスラエルの高官のうち何人かを剣にかけて殺し」(4節)、ユダを偶像礼拝の地として、民を迷わせた。

 主は、周辺諸国「敵意をあおられ」て、ヨラムを攻めさせた(8節、10節、16節)。また、預言者エリヤ」を通して警告を与えられた(12~15節)。

「次のような一通の手紙が預言者エリヤから彼のもとに届いた。『あなたの父祖ダビデの神、主はこう言われる。『あなたは父ヨシャファトの道、ユダの王アサの道を歩まず、イスラエルの諸王の道を歩み、アハブの家が淫行を行わせたように、ユダとエルサレムの住民に淫行を行わせ、またあなたの父の家の者、あなたよりも優れた兄弟たちを殺した。それゆえ、主は大きな災いをもって、あなたの民、あなたの子たち、妻たち、すべての財産を打つ。またあなた自身、悪質な内臓の病にかかり、それが日に日に重くなり、ついに内臓が外に出るようになる』』」(12~15節)。

 しかし、ヨラムは聞こうとせず、遂にエリヤの預言通り、「内臓の病」の故に「ひどい苦しみにあえぎながら死んだ」(19節)。

 礼拝の民ユダの地でこのような陰惨な出来事が起こったのは、ヨラムの父ヨシャファトがアハブ家と姻戚関係をもって、その娘アタルヤをダビデ王家に迎え入れたからである。ダビデ王家はその後も、アタルヤによって壊滅寸前まで追い込まれる。

 もしかしたらヨシャファトは、アタルヤもダビデ王家の嫁となることによって主に従うようになり、北イスラエルに良い影響を及ぼすことが出来るようになると思ったのかも知れない。しかし、それは甘い考えであった。

 悪人に悔い改めを迫り、主の道に導くのは大切なことである。しかし、主を否定することを心に堅く決めている人と深い関係を結んで、彼らを自分の生活の中に入れてはいけない。両者は区別しなければならない。

 生活の中の礼拝を侵そうとするものは、それが何であれ、退けなければならない。主が知恵を与え、守って下さるように。

祈り

 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな憐れみの中に置いて下さっていること、御前に引き出して下さったこと、祈りを教え、与えて下さることを心から感謝致します。

 主よ、あなたが守るべきものとして与えて下さった、あなたへの礼拝の祝福を何よりも大切なものとして守り抜くことが出来ますよう、私達の心を支えて下さい。力づけて下さい。これから私達を引き離そうとするものを打ち砕き、あなたにこの目を向け続けることが出来るように守って下さい。

 どうか私達の中に毅然とした心を与えて下さい。悪い関係から身を避けることが出来ますよう、あなたにある神の子の尊厳をもってこの世を歩くことが出来ますよう、お導き下さい。

 主よ、あなただけが、私達の隠れ場、私達の希望です。どうか私達を握り続けて下さい。

 今日もあなたの子供達の上に、あなたの溢れる祝福を注ぎ、礼拝の喜びと輝きをもって満たして下さい。お一人お一人に関わる人間関係をあなたが守り、祝福された良い関係を選び取っていくことが出来ますよう、知恵を与えて下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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