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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 歴代誌下22章

聖書日課 歴代誌下22章(新共同訳 旧約pp.698-699)

 ヨラムの息子たちは、「アラブ人と共に陣営に攻め込んできた部隊によって」「殺され」「最年少の子アハズヤ」だけが残った(1節)。彼は王位を継ぐが、母アタルヤが「悪い勧めを与えたので」(3節)、彼も「アハブの家と同じように主の目に悪とされることを行った」(4節)。

 アハズヤは、イスラエルの王「アハブの子ヨラム」が戦いで傷を負ったのを「見舞うため」「イズレエル」の王宮に行った(5~6節)。しかし、そこで彼は「アハブの家」の者たちと一緒に滅ぼされた(7~9節)。アハズヤが「ユダの王」であったのは僅か「一年間」だった(2節)。

「アハズヤの母アタルヤは息子の死んだのを見て、直ちにユダの家の王族をすべて滅ぼそうとし」、自ら王位に就いた(12節)。アタルヤは自分の孫さえ殺した。これは、ダビデの子孫に永遠の王座(イエス・キリストによる愛の支配)を与えると約束された主なる神のご計画を潰そうとする悪魔の働きそのものだった。

 しかし、そのような中で、「アハズヤの妹」である「王女ヨシェバがアハズヤの子ヨアシュを」救出し、夫である「祭司ヨヤダ」と共に、ヨアシュを神殿に隠し、育てた(12節)。

「アハズヤの母アタルヤは息子の死んだのを見て、直ちにユダの家の王族をすべて滅ぼそうとした。しかし、王女ヨシェバがアハズヤの子ヨアシュを抱き、殺されようとしている王子たちの中からひそかに連れ出し、乳母と共に寝具の部屋に入れておいた。祭司ヨヤダの妻であり、アハズヤの妹である、ヨラム王の娘ヨシェバは、ヨアシュをアタルヤからかくまい、彼は殺されずに済んだ。こうして、アタルヤが国を支配していた六年の間、ヨアシュは彼らと共に神殿の中に隠れていた」(10~12節)。

 ダビデ王家はまさに風前の灯であった。悪魔はダビデの家を滅ぼし、主のご計画を潰したと思ったことだろう。しかし、主なる神に仕える祭司と祭司の妻となった王の娘が、命を懸けて、ダビデ王家の最後の命を守り抜いた。

 悪魔が勝ち誇っているかのように見える状況を私達も経験することがあるだろう。しかし、主なる神は悪魔の陰謀を打ち砕くために、忠実な者をお立てになり、救いのご計画、愛の約束を実現される。希望を失ってはならない。闇が光に打ち勝つことはない。

祈り

 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの憐れみの中、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、あなたは、約束されたことを必ず守り、ご計画を必ず実行される方です。たとえ悪魔が我が物顔に振る舞う時があっても、あなたのご計画と約束に変わりはありません。あなたは、忠実な者を備え、悪魔の陰謀と暗闇の力を打ち砕かれます。

 主よ、どのような状況にあっても希望を失うことのないように力づけ、あなたに自分の目を向けることが出来るよう、助けて下さい。また、私達一人一人があなたに忠実な者となることが出来ますように。

 人生に翻弄される一人一人をあなたがしっかりと握って、あなたのご計画に変更がないことを知ることが出来るよう助けて下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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