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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 歴代誌下27章

聖書日課 歴代誌下27章(新共同訳 旧約pp.705-706)

 ウジヤに代わって、その子ヨタムが王となった(26章23節)。「ヨタム」という名前は〈主は完全〉を意味する。彼は、その名に相応しく、「主の目にかなう正しいことをことごとく行った」

「ヨタムは二十五歳で王となり、十六年間エルサレムで王位にあった。その母は名をエルシャといい、ツァドクの娘であった。彼は、父ウジヤが行ったように、主の目にかなう正しいことをことごとく行った。ただ主の神殿に入ることだけはしなかった。民は依然として堕落していた」(1~2節)。

 ヨタムの母は「エルシャ」と言った。彼女の父「ツァドク」は、祭司であったと思われる。つまり、彼は信仰の王ウジヤを父とし、祭司の娘エルシャを母として生まれ育った。このことはヨタム王の信仰に大きな影響を及ぼしたに違いない。信仰の継承において、両親の影響、とりわけ母親の影響は重要である。

 ヨタムは父ウジヤが「重い皮膚病」になって以降、父の代わりに国を治め始めた(26章21節)。父親の善政と失敗の両面を身近に見てきたこともあってか、彼は政治と宗教の領域を弁え、「主の神殿に入る」ことはせず、王としての分を決して超えることはなかった。ヨタムは学ぶ心を持った謙遜な人物であった。

 更にヨタムは、「神殿の上の門」をはじめ、多くの町」「城砦や塔を築い」て(3~4節)、国の繁栄と増強に努めた。また、「アンモン人の王と戦ってこれを征服し」、多くの貢ぎ物を得た(5節)。このように、ヨタムは内政・外政共に力ある王だった。

 聖書には、ヨタム王の繁栄の秘訣がはっきり記されている。

「ヨタムは主なる神の御前をたゆまず歩き続けたので、勢力を増すことができた」(6節)。

 一時期だけではない、10年でも20年でもない、生涯にわたって「主なる神の御前をたゆまず歩き続け」ること、そこに勢力が増し、継続的に繁栄する秘訣がある。

 勿論、時には失敗や困難もある。しかし、大切なのは、失敗から逃げないこと、「主なる神の御前」に居続けること、そして、主の赦しと励ましと導きをいただきながら、主なる神と共に歩み続けることである。

「あなたがあなたの神、主の御声に聞き従うならば、これらの祝福はすべてあなたに臨み、実現するであろう」(申命記28章2節)。

祈り

 天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。あなたの大きな憐れみにより、今日も御前に引き出して下さったことを、心から感謝致します。

 主よ、あなたの御前をたゆまず歩き続け、あなたの御前に謙遜に生きることを教えて下さい。自分に許された範囲を超えることなく、あなたが「これをせよ」と言われることを忠実に行うことが出来ますように。

 主よ、どうか私達の心をあなたの光で照らし、私達の心の虚しさと暗闇を満たして下さい。あなたが満たして下されば、揺らぐことはありません。あなたがここにいて下されば、あなた以外のものに心惹かれることもありません。

 どうか私達の歩みを確かなものにして下さい。

 今日も尊いあなたの子供達の上に、あなたの溢れる恵みを注いで下さい。悪から守られ、あなたと共に今日の一歩を進むことが出来ますように。痛みの中にある方、苦しみ、悲しみの中にある方に、あなたの解決、癒し、慰め、励ましを満たして下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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