ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 雅歌1章

聖書日課 雅歌1章(新共同訳 旧約pp.1049-1050)

 今日から雅歌を読んでいく。雅歌は「歌の中の歌」と言われる書であるが、内容は読めばすぐに分かるように、男女の恋愛を歌ったものである。「そのような書がどうして聖書の中に入れられたのか?」と不思議に思われる人もいるだろう。しかし、主なる神と神の民の関係を若い男女の純愛に喩えたものとして読んでみると、私達の信仰に関して大切なことを教えている書であることが分かる。

「ぶどう酒にもましてあなたの愛は快く/あなたの香油、流れるその香油のように/あなたの名はかぐわしい。おとめたちはあなたを慕っています」(2~3節)。

 ここには、恋する男性に愛される、甘い思いが歌われている。それが「ぶどう酒にもまして」「快」いというのである。「そんなことさっぱり分かりません」という人は、殆どいないと思う。

 しかし、相手が主なる神となるとどうだろうか。主なる神に対する私達の愛は、どこか意志的であったり、義務的であったりすることはないだろうか。信仰は単なる教理ではない。勿論教えは大切であるが、信仰とは、意志や感情も含めて主なる神を愛することである。だからこそ、そこに「喜び」が生まれ、賛美が生まれ、献身が生まれる。

 そういう主なる神への愛が分からないと、私達の信仰は、いつの間にか「喜び」や自由を失って、単なる義務になったり、形式になったりしてしまう恐れがある。

 礼拝や教会の交わりに疲れを覚えるということがある。そのような時は、雅歌を読んで、主なる神と自分の関係についてもう一度考えてみるとよいかも知れない。

「恋人よ、あなたは美しい。あなたは美しく、その目は鳩のよう。恋しい人、美しいのはあなた/わたしの喜び。わたしたちの寝床は緑の茂み」(15~16節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの憐れみの故に赦され、御前にあることを感謝致します。

 聖なる主よ、私はあなたの御前に出ることなど出来ない者です。あなたの眩い光に照らされたら、滅んでしまうような罪深い者です。私の罪をお赦し下さい。自ら醜くなってしまったこの身を赦して下さい。

 主よ、このような者ですが、あなたにしっかり見ていただき、心の暗闇にあなたの光を照らしていただく以外に、どうすることも出来ないのがこの私です。主よ、照らして下さい。心の暗闇を追い出して下さい。あなたの光だけに満たされる者として下さい。

 自分の周りに積み上げた、崩れていく価値に頼るのではなく、あなたが創造し、与え続けて下さっているあなたにある本質的な価値を知ることが出来るよう、助けて下さい。

 今日もあなたの子供達にあなたの御顔の光を照らして下さい。あなたにしっかり見ていただく以外には解決しないお一人お一人の問題に、あなたの答えをお与え下さいますよう、心からお願い致します。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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