ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書9章

聖書日課 イザヤ書9章(新共同訳 旧約pp.1073-1075)

 イスラエル王国の滅亡が近づいていた。神の民は、北王国も南王国も、主なる神への不信仰と反逆故の「闇」の中にあった。「ゼブルン」「ナフタリ」「異邦人のガリラヤ」も、アッシリアの手に下り、いよいよ神の民とされた者たちに侵略と破壊の手が伸ばされようとしていた。

 しかし、そのような「闇の中を歩む民」「死の陰の地に住む者」の上に、主なる神は「光を輝」かせて下さるというのである!

「闇の中を歩む民は、大いなる光を見/死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。あなたは深い喜びと/大きな楽しみをお与えになり/人々は御前に喜び祝った。刈り入れの時を祝うように/戦利品を分け合って楽しむように。彼らの負う軛、肩を打つ杖、虐げる者の鞭を/あなたはミディアンの日のように/折ってくださった。地を踏み鳴らした兵士の靴/血にまみれた軍服はことごとく/火に投げ込まれ、焼き尽くされた。ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、『驚くべき指導者、力ある神/永遠の父、平和の君』と唱えられる。ダビデの王座とその王国に権威は増し/平和は絶えることがない。王国は正義と恵みの業によって/今もそしてとこしえに、立てられ支えられる。万軍の主の熱意がこれを成し遂げる」(1~6節)。

 これは絶望と暗闇の中にある人々への希望のメッセージである。士師ギデオンが僅か300人で何万人もの敵を打ち破った時のように、主なる神は、虐げる者の「鞭」「杖」を折り、「兵士の靴」「軍服」「火に投げ込」み、「焼き尽くされ」る。

 そして、「驚くべき指導者、力ある神/永遠の父、平和の君」と呼ばれる「ひとりのみどりごが彼らに「与えられ」ると、「王国」「権威は増し」加わり、「絶えることがない」「正義」「平和」「恵みの業」に満たされる。

「そんなこと有り得ない!」と誰もが思ったに違いない。それは人間の想像を超えた主なる神のヴィジョンだからである。しかし、人がどう思おうとも、主なる神の御心は必ず成就する。実際、やがて主イエス・キリストが来られ、十字架の御業によって悪魔の支配を打ち破って神の国を打ち建てて下さった。

「万軍の主の熱意がこれを成し遂げる」。この宣言は確かである。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com