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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 雅歌7章

聖書日課 雅歌7章(新共同訳 旧約pp.1056-1057)

 7章は、前半(2節~10節前半)が「おとめ」に対する若者の愛と賛美の歌、後半(10節後半~14節)がそれに答えての若者に対する「おとめ」の愛の告白の歌となっている。

「それはわたしの恋しい人へ滑らかに流れ/眠っているあの人の唇に滴ります。わたしは恋しい人のもの/あの人はわたしを求めている。恋しい人よ、来てください。野に出ましょう/コフェルの花房のもとで夜を過ごしましょう。朝になったらぶどう畑に急ぎ/見ましょう、ぶどうの花は咲いたか、花盛りか/ざくろのつぼみも開いたか。それから、あなたにわたしの愛をささげます。恋なすは香り/そのみごとな実が戸口に並んでいます。新しい実も、古い実も/恋しい人よ、あなたのために取っておきました」(10~14節)。

 互いに相手を強く求め、深く信頼し、全てを献げ尽くそうとする愛。どこまでも純粋であろうとし、いつまでも続くことを願う愛。確かにそれは美しいものである。

 しかし、人の愛は決して完全ではない。やがて熱が冷める時があり、突然の心変わりということもある。しかし、だからこそ私達は、主なる神の中に、決して終わることのない永遠の愛を見出すことが必要なのではないか。それなくして、私達の心は真の平安を見出すことは出来ないからである。

 主なる神は、アダムとエバが罪に陥った時から、彼らを救い出すことを約束された(創世記3章15節)。やがてアブラハムを選び、その子孫を通して、主なる神の祝福を全世界に届けようとされた(創世記12章1~3節)。そして、遂に独り子イエス・キリストを地上にお遣わしになり、十字架によってその救いを完成された。

 その間、主なる神の愛と「慈しみ」は、決して消えることなく、変わることなく、全人類に向けられていた。そして、今もその愛と「慈しみ」は、私達の上に注がれている。何故なら、主なる神の愛は決して変わることも終わることもないからである。

「神は、あなたがたがいつもすべての点ですべてのものに十分で、あらゆる善い業に満ちあふれるように、あらゆる恵みをあなたがたに満ちあふれさせることがおできになります。『彼は惜しみなく分け与え、貧しい人に施した。彼の慈しみは永遠に続く』と書いてあるとおりです」(コリントの信徒への手紙二9章8~9節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの絶大な愛の中に包まれ、御前にあること、祈りを献げられることを感謝します。

 主よ、「喜びに満ちた愛」(7節)、それはあなたご自身です。このような私、このようなつまらない者、罪深い者を赦し、受け入れ、御言葉をもって語りかけて下さいます。あなたは、このような者を満たして下さいます。

 あなたに対してお約束も、誓いの言葉も述べることが出来ない私です。しかし、揺れ動く、この哀れな私の中に、あなたがいて下さいます。決して動くことのないあなたがいて下さいます。主よ、どうか御手をもってお導き下さい。

 主よ、今日も尊いあなたの子供達と共にいて、満たして下さい。今日一日背負い、その重荷をとって下さい。あなたの声に耳を傾けて生きることが出来ますように。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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