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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書16章

聖書日課 イザヤ書16章(新共同訳 旧約pp.1085-1086)

 15章に続いて、イスラエルの隣国「モアブ」についての預言が記されている。

 当時、世界はアッシリアによって征服されようとしていた。モアブをはじめとする周辺諸国は、反アッシリア同盟を結んでこれに対抗した。しかし、アッシリアの圧倒的な力によって周辺諸国は次々に征服されていった。そのような中、ユダ王国だけは同盟に加わることなく、イスラエルの神にのみ依り頼んでいた。

 1節では、モアブに対して、ユダに助けを求めるよう勧められている。そして、2~4節ではユダに対して、モアブの人々が逃れてきた時には匿ってやるよう勧められている。

「使者を立て、貢ぎ物の羊を送れ/その地を治める者よ/荒れ野の町セラから、娘シオンの山へ。『アルノンの渡し場に集うモアブの娘らは/巣を追われ、さまよう鳥のようです。助言し、指示を与えてください。真昼にも夜のような陰となって/追われた者を隠し/さまよう者を覆ってください。モアブの追われている者を/あなたのもとに宿らせ/破壊する者から隠してください。』まことに、地上から虐げる者はうせ/破壊する者は滅び、踏みにじる者は絶える」(1~4節)。

 アッシリアから逃れて来た人々を匿えば、当然自分達にも攻撃の矛先が向けられる危険性があった。しかも、彼らは以前、イスラエルの民が国内を通行することを拒否した。それだけでなく、イスラエルに呪いをかけようとさえした。そのようなモアブに、主なる神はなお憐れみをかけて、ユダに救いの道を見出すように勧められた。そして、やがてユダの「王座」「まことをもって」「治める者」が座し、「公平」「正義」「もたらす」と約束された。

「そのとき、ダビデの幕屋に/王座が慈しみをもって立てられ/その上に、治める者が、まことをもって座す。彼は公平を求め、正義を速やかにもたらす」(5節)。

 目の前の圧倒的な力に慄いたり揺り動かされることなく、「正義」「公平」をもたらす「慈しみ」「まこと」の主にのみ依り頼み、この方の勝利を信じて立つところに、真の救いがある。

 さて、あなたは今、何に依り頼んでいるだろうか。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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