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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書2章

聖書日課 イザヤ書2章(新共同訳 旧約pp.1063-1064)

 2章には、まず終末においてエルサレムを中心に平和が訪れるという預言が記され(1~5節)、6節からは高ぶる者に対する裁きの預言が記されている。

「終わりの日に/主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち/どの峰よりも高くそびえる。国々はこぞって大河のようにそこに向かい/多くの民が来て言う。『主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。主はわたしたちに道を示される。わたしたちはその道を歩もう』と。主の教えはシオンから/御言葉はエルサレムから出る。主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。彼らは剣を打ち直して鋤とし/槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず/もはや戦うことを学ばない」(2~4節)。

 聖書は、やがて必ず「終わりの日」が来ることを明確に教えている。「終わりの日」などと言われると、何やら恐い感じがする。しかし、それは決して全てのものが滅び去って無くなってしまうということではない。主なる神によって全ての悪が裁かれ、愛と平和に満ち溢れた新しい世界が始まるという約束である。その日には、全ての「国々」「民」「神の家」「エルサレムに上って来て「主の教え」を学び、「わたしたちはその道を歩もう」と言うようになる。

 国家でも個人でも、真の平和は主なる神の「道を歩」むことによって訪れる。裏を返せば、主なる神の道から反れることから争いや問題が起こってくる。これは人類の歴史の中で、主なる神が何度もはっきりと教えて来られたことである。しかし、人間は、その教えに耳を傾けず、聞き従おうとしなかった。

 その意味で、「終わりの日」とは、私達人類が、様々な罪と失敗を繰り返した挙句、漸く「主の教え」に聞き従うようになる日とも言えるかも知れない。それほどに人の心は頑なで、主なる神の御前にひれ伏そうとしない。

 しかし、主なる神はなおも、頑固で愚かな私達を愛し、忍耐深く導き続けて下さる。そして、私達を全ての罪から解放し、平和を実現して下さる。それ故、今あなたにも、主なる神はこう呼びかけておられる。

ヤコブの家よ、主の光の中を歩もう」(5節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛、温かな御手に包まれて、御前に祈りを献げられることを心から感謝致します。

 主よ、あなたは私達をもう一度新しく創造し、あなたの栄光を表し、ご計画を完成される方です。しかし、そのために私達の罪を完全に処理し、完全に取り除かれます。

 そのために、あなたは何という犠牲を払って下さったことでしょう。あなたの御子イエス・キリストは、ご自身の尊い血潮をもって、この私の罪を贖って下さいました。御子の血潮によって新たなものとされたことを心から感謝致します。

 主よ、どうかあなたの御教えをこの心の中に注いで下さい。そしてそれを一人でも多くの方にお伝えすることが出来る者となれますよう、力づけ、助けて下さい。

 苦しみや痛みの中にある方を覚えて下さり、今日一日支えて下さいますように。お一人お一人があなたに深く愛されていること、御子がお一人お一人のために十字架でご自身の命を献げて下さったことを心に深く留めることが出来るよう、導いて下さい。

 そして、お一人お一人が、新しい者とされ、あなたの御教えを語る者として完成されていきますよう、祝福して下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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