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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書13章

聖書日課 イザヤ書13章(新共同訳 旧約pp.1080-1081)

 13章には、イザヤの活動から約200年後に起きたバビロン滅亡の預言が記されている。

「見よ、主の日が来る/残忍な、怒りと憤りの日が。大地を荒廃させ/そこから罪人を絶つために。天のもろもろの星とその星座は光を放たず/太陽は昇っても闇に閉ざされ/月も光を輝かさない。わたしは、世界をその悪のゆえに/逆らう者をその罪のゆえに罰する。また、傲慢な者の驕りを砕き/横暴な者の高ぶりを挫く」(9~11節)。

「見よ、主の日が来る」と言われている。「主の日」とは、終末を意味することもあるが、主が「逆らう者」に裁きを下す日という意味でも使われる。どちらにしても、主なる神が人間の歴史に積極的に介入し、悪を裁き、正義を実現される日と言うことが出来るだろう。

 それ故、「主の日」は、主なる神に「逆らう者」にとっては恐ろしい裁きと滅亡の日であり、主なる神に信頼し、その教えに聞き従って生きる者にとっては、素晴らしい救いと解放の日となる。

「バビロンは国々の中で最も麗しく/カルデア人の誇りであり栄光であったが/神がソドムとゴモラを/覆されたときのようになる」(19節)。

「バビロン」はあっという間に世界の覇者となった。恐ろしく強暴な民族で、誰もその力に対抗することは出来なかった。しかし、彼らは、自分達が罪に陥ったイスラエルを裁くために主なる神によって立てられた裁きの器であることを受け入れず、自分達の力を誇り、驕り高ぶってしまった。それ故、バビロンは瞬く間に歴史の中から消え去って行った。

「山々にどよめく音がする/多くの民の集う物音が。もろもろの国が騒ぎ立ち/諸国の民の集められる音がする。万軍の主が、軍勢を召集される。彼らは遠くの地から来る/地平線のかなたから。主とその怒りの道具として/この国を滅ぼし尽くすために」(4~5節)。

 人々は、目に見える繁栄に憧れ、目に見える権勢を恐れる。しかし、地上の繁栄や権勢の全ては、目に見えない主なる神によるものであることを忘れてはならない。この真理を見失う時、繁栄も権勢も瞬く間に消え去ってしまう。天地を造られた主なる神こそ真に「恐れる」べき御方である。

「体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい」(マタイによる福音書10章28節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの圧倒的な恵みと赦しの中に置いていただき、祈りを献げさせていただけることを心から感謝致します。

 主よ、あなたは全てのものの「傲慢」を取り除かれます。全てのものがあなたの光を照らされるためです。全てのものがあなたの愛に満たされるためです。

 どうか導く働きを与えられている牧師、伝道者、教師の一人一人に、あなたの謙遜をお与え下さい。罪を告白する人と共に罪を悔い、御前にひれ伏して、共に罪の赦しを乞い願う者であらせて下さい。

 主よ、あなたの十字架の贖い、圧倒的な赦し、あなたの血潮の力をほめたたえます。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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