ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書11章

聖書日課 イザヤ書11章(新共同訳 旧約pp.1078-1079)

 11章には、有名なメシア預言の一つが記されている。「エッサイ」とはダビデ王の父の名で、その根から育つ「若枝」こそ主イエス・キリストである。この預言は、イエス・キリストユダヤベツレヘムにお生まれになる約700年ほど前に語られた。

「エッサイの株からひとつの芽が萌えいで/その根からひとつの若枝が育ち/その上に主の霊がとどまる。知恵と識別の霊/思慮と勇気の霊/主を知り、畏れ敬う霊。彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。目に見えるところによって裁きを行わず/耳にするところによって弁護することはない」(1~3節)。

 それによると、このメシアの「上に主の霊がとどま」り、「知恵と識別」「思慮と勇気」に溢れると言われている。注目すべきは、「彼は主を畏れ敬う霊に満たされる」と記されていることである。

 主なる神の御子であるメシア、王の王キリストが、「主を畏れ敬う霊に満たされる」というのである! 人間の世界では王は畏れ敬われるべき存在である。しかし、メシアとして来られる方は、何よりも、誰よりも「主を畏れ敬う霊に満たされ」ている。ここに地上の王と真の王なるイエス・キリストの決定的な違いがあると言える。

 そして、そういうメシアであるからこそ、

「弱い人のために正当な裁きを行い/この地の貧しい人を公平に弁護する。正義をその腰の帯とし/真実をその身に帯びる」(4~5節)

ということを真に期待することが出来る。また、6節以下に記されている真実な平和の世界の実現を信じることが出来る。

「狼は小羊と共に宿り/豹は子山羊と共に伏す。子牛は若獅子と共に育ち/小さい子供がそれらを導く。牛も熊も共に草をはみ/その子らは共に伏し/獅子も牛もひとしく干し草を食らう。乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ/幼子は蝮の巣に手を入れる。わたしの聖なる山においては/何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。水が海を覆っているように/大地は主を知る知識で満たされる」(6~9節)。

 真の平和は、救い主イエス・キリストを信じることを通して、全ての人が「主を知る知識で満たされる」ことによって実現する。しかし、それはまず私が、そしてあなたが、「主を知る知識で満たされる」ことから始まる。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな憐れみ、深い慈しみに包まれ、御前にありますことを心から感謝致します。

 主よ、あなたが造られた平和は、御子イエス・キリストの血の贖いによる平和でした。罪のない御子の全存在をかけた十字架の贖いが、私達に救いと平和をもたらしました。

 全ての人があなたを知ることが出来ますように。全ての人があなたの平和を経験することが出来ますように。そのために私達をお使い下さい。

 痛みと苦しみの中にあるお一人お一人を、あなたが支え、あなたの愛と命をもって生かして下さい。あなたの平和に満たされますように。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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