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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年に伝道開始50年を迎えます。

聖書日課 ゼカリヤ書9章

聖書日課 ゼカリヤ書9章(新共同訳 旧約pp.1488-1490)

 ゼカリヤ書は9章から第二部に入る。ここ(9~14章)には詩文形式による2つの預言が記されているが、ゼカリヤの晩年に記されたものと思われる。

 新しい神殿がようやく完成した。しかし、人々の現実の生活においては、8章に約束されているような祝福の状況がなかなか実現されない。そのような矛盾の中で苦しむイスラエルの人々のために、主なる神がゼカリヤを通してお語りになったのが9章以下の預言である。

 第二部では、終末に関する預言、特に神の国の到来に関する宣告が記されている。ここでは、王なるメシアの到来に伴う裁きと祝福に焦点が当てられている。主なる神は、イスラエルを愛する方であり、やがて必ず敵を裁き、イスラエルに勝利と祝福をもたらす方であることが明確に記されている。

 信仰とは主なる神の〈時〉を待つことである。待つことを忘れたら、私達のいかなる行動も信仰の業とは言えなくなってしまう。現実がいかに預言から遠くても、必ずその預言は成就することを、主の御言葉の約束によって信じることが大切である。

 9章の冒頭では、主なる神による諸国民に対する裁きが語られている(1~7節)。裁きはパレスチナの北から始まり、西海岸へと南下する。しかし、イスラエルは主なる神によって守られることが約束されている(8節)。

 この出来事は、やがてギリシアアレクサンドロス大王によって実現された。彼はペルシア軍を破った(紀元前333年)後、エジプトに向かい、地中海沿岸諸都市及びシリア内部の諸都市を陥落させた(イザヤ書23章、エゼキエル書26~28章など参照)。しかし、エルサレムに対しては、町も神殿も破壊することなく、ただ通り過ぎただけだった。これは主なる神の奇跡的な介入による守りであった。

 更に、9~10節は、メシア預言として有名である。これは、イエス・キリストエルサレムに入城した時に成就した(マタイによる福音書21章5節)。ろばに乗った柔和な王であるメシアの到来によって、神の国が実現し、真の平和が訪れたのである。この王国は、アブラハムに与えられた契約の最終的な実現として、普遍的な平和の御国として設立された。世界平和の唯一の希望はこのメシアにある。あなたは、この平和の王を心に迎え入れているだろうか。