2022-03-31から1日間の記事一覧
聖書日課 申命記17章(新共同訳 旧約pp.307-308) 当時イスラエルの統治は王制ではなかった。敢えて言えば、主なる神が王であった。そして、その主なる神の代理人として、モーセやヨシュア、後の士師達が立てられた。 しかし、「周囲のすべての国々と同様、わ…
聖書日課 申命記16章(新共同訳 旧約pp.306-307) 16章では、イスラエルの〈三大祝祭日〉が取り上げられている。即ち、①「過越祭」(1節)(それに続く「除酵祭」(16節))、②「七週祭」(10節)、③「仮庵祭」(16節)の三つである。祭りの意味については、出エジプト記…
聖書日課 申命記15章(新共同訳 旧約pp.304-306) 1週間の7日目が〈安息日〉であったように、「七年目」の年は〈安息年〉と呼ばれた。主なる神は、イスラエルの民に「七年目ごとに負債を免除しなさい」と命じられた(1節)。それは金銭的な負債だけでなく、罪と…
聖書日課 申命記14章(新共同訳 旧約pp.303-304) 自分は何者なのか。どのような存在なのか。このことが明確であれば、生き方もまた明確になる。 聖書は告げている。 「あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。主は地の面のすべての民の中からあなたを選ん…