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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 申命記23章

聖書日課 申命記23章(新共同訳 旧約pp.316-317)

 23章で、次の者は「主の会衆に加わることはできない」と言われている。つまり、正式なイスラエルの民と見なされない。或いは、神殿で礼拝することを許されない。

 その人々とは、「睾丸のつぶれた者、陰茎を切断されている者」(2節)、「混血の人」(3節)、そして、「アンモン人とモアブ人」である(4節)。

 厳しい命令である。どうかこのことで主なる神に躓かないでいただきたい。主なる神は、「聖なるもの」「汚れた者」を区別される御方だが(11節、15節)、これは旧約の時代の記述である。男子の去勢は「神殿男娼」「神殿娼婦」といった異教の忌むべき習慣に基づくものであった(18節)。

 しかし、新約の時代になって、エチオピアの女王カンダケの高官で、女王の全財産の管理をしていたエチオピア人の宦官」が(使徒言行録8章27節)、フィリポを通して「イエスについて福音」を受け入れ(同35節)、「洗礼」を受けるに至った(同38節)。新約の時代には、イエス・キリスト「受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格」が与えられる(ヨハネによる福音書1章12節)。

 今や、私達は、天の父から「鍛錬」を受ける存在にさえなっている。それは、主なる神が私達を「子として取り扱っておられ」るからである。

「いったい、父から鍛えられない子があるでしょうか。もしだれもが受ける鍛錬を受けていないとすれば、それこそ、あなたがたは庶子であって、実の子ではありません」(ヘブライ人への手紙12章7~8節)。

 また、モアブ人は、「主の会衆に加わること」を禁じられたが、そのモアブの女性ルツは、姑ナオミによってイスラエルの神を信じ(ルツ記1章16節)、ボアズの妻となり、イエス・キリスト誕生の系図に加えられるに至った(マタイによる福音書1章5節)。

 主なる神の聖なる区別は厳しいものである。しかし、同時に、恵み深い神であられることも忘れてはならない。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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