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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 申命記31章

聖書日課 申命記31章(新共同訳 旧約pp.330-332)

 主なる神は、イスラエルの民が偶像礼拝に染まってしまうことを予告し、次のように言われた。

「主はモーセに言われた。『あなたは間もなく先祖と共に眠る。するとこの民は直ちに、入って行く土地で、その中の外国の神々を求めて姦淫を行い、わたしを捨てて、わたしが民と結んだ契約を破るであろう』」(16節)。

「わたしには分かっている。わたしの死んだ後、あなたたちは必ず堕落して、わたしの命じた道からそれる。そして後の日に、災いがあなたたちにふりかかる。あなたたちが主が悪と見なされることを行い、その手の業によって主を怒らせるからである」(29節)。

 主イエス・キリストも、弟子のペトロに、「はっきり言っておくが、あなたは、今日、今夜、鶏が二度鳴く前に、三度わたしのことを知らないと言うだろう」と予告された(マルコによる福音書14章30節)。

 私が弱い者であることをご存知の上で、主なる神は敢えて私を選び、導いておられる。私が裏切ってしまうことを承知の上で、私を愛して下さる。主なる神の恵みの深さに驚かされる。

 だから、自分の不信仰を今更ながら嘆くのは止めよう。主なる神は、あなたが不信仰であるのもご存知である。寧ろそのような私さえも愛される「キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し」「神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされ」、主を讃美しよう(エフェソの信徒への手紙3章18~19節)。

 背信することを百も承知で、主なる神はイスラエルを愛された。愛されているからこそ、失敗のどん底においても救いの道を用意して下さっている。〈悔い改め〉という道を用意して下さっている。

 イエス・キリストはペトロに「わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」と言われた(ルカによる福音書22章32節)。同じように、主なる神はイスラエルの民にも次のように言われた。

「あなたたちは今、次の歌を書き留め、イスラエルの人々に教え、それを彼らの口に置き、この歌をイスラエルの人々に対するわたしの証言としなさい。わたしがその先祖に誓った乳と蜜の流れる土地に彼を導き入れるとき、彼は食べて満ち足り、肥え太り、他の神々に向かい、これに仕え、わたしを侮ってわたしの契約を破るであろう。そして多くの災いと苦難に襲われるとき、この歌は、その子孫が忘れずに唱え続けることにより、民に対する証言となるであろう。わたしは、わたしが誓った土地へ彼らを導き入れる前から、既に彼らが今日、思い図っていることを知っていたのである」(19~21節)。

「この歌」「忘れず唱え続け」、試練のどん底の中で、「この歌」を想い起こし、立ち帰る道を見出すよう、主なる神は言われた。次の32章はその歌である。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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