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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書47章

聖書日課 イザヤ書47章(新共同訳 旧約pp.1138-1140)

 47章は「バビロン」滅亡の預言である。

「身を低くして塵の中に座れ/おとめである、娘バビロンよ。王座を離れ、地に座れ、娘カルデアよ。柔らかでぜいたくな娘と呼ばれることは/二度とない。石臼を取って粉をひけ。ベールを脱ぎ、衣の裾をたくし上げ/すねをあらわにして川を渡れ。お前は裸にされ、恥はあらわになる。わたしは報復し、ひとりも容赦しない。わたしたちの贖い主、その御名は万軍の主/イスラエルの聖なる神」(1~4節)。

 カルデア人の国、新バビロン帝国は、ネブカドネツァル王の時に国々を打ち破り、あっという間に世界の覇者となった。そして、紀元前586年には、遂にユダ王国も滅ぼされ、首都エルサレムも神殿も、全て破壊し尽くされて、主だった人々はバビロンに捕囚として連れ去られて行った。

 しかし、それは決してカルデア人の力によるものではない。彼らを用いてユダ王国の罪を裁かれた主なる神の御計画であり、主なる神の御力によるものであると聖書は語る(6節)。

 ところが、カルデア人は自分達の力を誇り、勝利と繁栄の上に胡坐をかいて傲慢の罪に陥った。すると、主なる神は、そのようなカルデア人に向かって怒りを発し、彼らの傲慢に対する裁きを宣言された。

「わたしは永遠に女王だ、とお前は言い/何事も心に留めず、終わりの事を思わなかった。今、これを聞くがよい/快楽に浸り、安んじて座る女よ。わたしだけ/わたしのほかにはだれもいない、と言い/わたしはやもめになることなく/子を失うこともない、と心に言う者よ。その二つのことが/一日のうちに、瞬く間にお前に起こり/子を失いやもめとなる苦しみが/すべてお前に臨む。どれほど呪文を唱え/どれほど強いまじないをしても無駄だ」(7~9節)。

 ここに記されている通り、バビロンは「一日のうちに、瞬く間に」滅ぼされ、二度と復興することはなかった。「痛手に先立つのは驕り。つまずきに先立つのは高慢な霊」とあるように(箴言16章18節)、主なる神は高ぶる者を必ず砕かれる。勿論、これは決して対岸の火事ではない。自分の中に「高慢」の芽を見つけたら、私達も直ちに悔い改めて、主の御前に「へりくだる」ことが大切である。主はいつも「へりくだる」者と共におられる。

「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる」(マタイによる福音書23章12節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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