ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書35章

聖書日課 イザヤ書35章(新共同訳 旧約pp.1116-1117)

「栄光の回復」という見出しが付けられた本章の預言は、バビロン捕囚から解放された人々が、やがて約束の地に帰って来ることを預言したものであると言われている。

「荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ/砂漠よ、喜び、花を咲かせよ/野ばらの花を一面に咲かせよ。花を咲かせ/大いに喜んで、声をあげよ。砂漠はレバノンの栄光を与えられ/カルメルとシャロンの輝きに飾られる。人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る」(1~2節)。

「主に贖われた人々は帰って来る。とこしえの喜びを先頭に立てて/喜び歌いつつシオンに帰り着く。喜びと楽しみが彼らを迎え/嘆きと悲しみは逃げ去る」(10節)。

 罪の故に滅ぼされ、何十年もの間「荒れ野」となっていた国土に再び「喜び」が訪れる。人っ子一人住む者も無く「砂漠」と化した土地「一面」に、「花」が咲き、「喜び」の声が響き渡るようになる。どう考えてもありそうもないことであり、根拠のない夢のような話であったに違いない。

 しかし、主なる神の御言葉は文字通り実現した! 私達は、このことを歴史的事実として知っている。そうであるとすれば、私達は尚のこと、主なる神の約束により深く信頼することが出来るのではないか。

 たとえ今は、目に見えるところは暗くても、どんなに厳しい状況の中にあったとしても、主に信頼し、その約束を信じて歩むなら、必ず〈栄光の回復〉が訪れる。

 しかし、「こんな罪深い自分じゃ駄目なんじゃないか」「こんなに弱くて不信仰な者を神様は助けて下さる筈がない」と言う人もいるかも知れない。いいえ、違う。「主に贖われた人々は帰ってくる」とあるように(10節)、主なる神は罪ある者を贖い、弱い者と共にいて歩んで下さる。

「心おののく人々に言え。『雄々しくあれ、恐れるな。見よ、あなたたちの神を。敵を打ち、悪に報いる神が来られる。神は来て、あなたたちを救われる』」(4節)。

 大切なのは、自分自身の弱さを見ることではなく、主なる神を見ること、敵を打ち、悪に報いる主なる神に目を向け、信頼を置いて歩むことである。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と慈しみに包まれ、御前に祈りを献げられることを心から感謝致します。

 主よ、今日もあなたのところに帰ることが出来ました。あなたが引き寄せて下さったからです。御子イエス・キリストの十字架の血潮は、全ての壁を打ち破り、全ての障害を打ち砕き、この罪深い者をあなたの傍に引き寄せて下さった、永遠の力です。

 主よ、御子イエス・キリストの贖いによって、私は、毎日、毎週、そして永遠にあなたのところに帰ることが出来ます。

 どうか更に近くにおらせて下さい。あなたの傍であなたの御声を聞き、あなたに留まることが出来るよう、助け導いて下さい。

 苦難と痛みの中にあるあなたの子供達を顧みて下さい。あなたの癒しと命を注ぎ、力づけ、希望を与えて下さい。お一人お一人を毎日あなたのところに引き寄せ、帰らせて下さい。あなただけが全ての命であり、力であり、希望であることをお一人お一人に経験させて下さいますよう、心からお願い致します。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com